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この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

作り手の思いは伝わったきた『哭戦 オペレーション・アンデッド』。

2025-05-04 18:04:37 | 新作映画
 コム・コンキアート・コムシリ監督、チャーノン・サンティナトーンクン主演、『哭戦 オペレーション・アンデッド』、4/19、イオンシネマ大野城にて鑑賞(無料クーポンにて鑑賞。2025年22本目。

 島根旅行から帰って来たので、本来であれば島根旅行記を書きたいところなのですが、鑑賞済みの映画レビューもたまっているのでまずはそちらから片づけたいと思います。

 イオンシネマって不思議なシネコンだな、と思うことがあります。
 イオンシネマは文字通りイオンモールにあるシネコンチェーンです。
 イオンモールにあるのですから、主な客層はファミリー層であるはずです。
 なのに時々、こんな映画を上映していいのだろうか、と思うような映画を上映してくれます。
 例えば過去にはイオンシネマ大野城で『人肉村』というホラー映画を観賞したことがありましたし(『人肉村』というタイトルに反し、人肉を食すシーンもなければ、村が舞台というわけでもない)、去年イオンシネマ福岡で観た『他人は地獄だ』も結構きつかったですね。
 そしてこの日観た『哭戦 オペレーション・アンデッド』もそれなりにエグかったです。

 ホラー映画が好きです。
 ホラー映画にはホラー映画でしか味わえない感動や衝撃があると思っています。
 ホラー映画が好きなのですから、その一ジャンルであるゾンビ映画も嫌いではないのですが、ゾンビ映画を観ていると恐怖よりも先に疑問を感じます。
 ゾンビに噛まれた人間がゾンビになるのはゾンビ映画のお約束で、またゾンビは人肉、特に脳みそが大好物というのもほとんどのゾンビ映画で共通する設定です。
 でもゾンビに脳みそを食べられた人間はさすがにゾンビにはならないだろうと思うんですよね。
 まぁ脳みそではなくても、例えば足を食べられた人間はその時点で行動不能でしょうから、ゾンビ化したとしても脅威にはならない気がします。
 ゾンビ映画を見ているとしばしばゾンビが集団で襲ってくるのですが、何でこいつらはゾンビに襲われた時に脳みそや重要な部位を食べられることなく、ちょこっと噛まれただけで終わったんだろうって思ってしまうのです。
 まぁそういうことを疑問に思いながらゾンビ映画は見れないんですけどね。笑。

 『哭戦 オペレーション・アンデッド』も別に完璧なゾンビ映画というわけではなかったです。
 ツッコミどころも多かった気がします。
 でも作り手の、こういうゾンビ映画を作りたいという思いは伝わってきて、そこはよかったかな。
 ゾンビ映画って、ともかくゾンビが出てくればそれで満足でしょ、というような雑な作りの作品も多いので…。

 イオンシネマにはこれからも『哭戦 オペレーション・アンデッド』のような、よくこんな映画を上映しようと思ったな、というような映画を上映して欲しいものです。
 
 お気にに入り度★★★、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。

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