この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

滑って吊られて。その2。

2020-10-20 21:04:39 | 日常
 まずは【つりZO】から。
 つりZOというのはBOSS E・ZO FUKUOKAの屋上にある、一人乗りのぶら下がり式レールコースターのことです。
 10mの高さのデッキに上がって、失敗したなと思ったのは、風が強くてぶるっと震えるような寒さだったことですね。
 寒さ対策にジャンパーは持参していたんですよ。以前、岡山の鷲羽山ハイランドでバンジージャンプをした時もデッキ最上部で凍えるような思いをしていたので。
 でも受付のスタッフのお姉さんに「つりZOをするときはもう一枚上に着ていった方がいいですかね?」と尋ねたら、「いらないと思いますよ」と言われたので、ロッカーにしまったままだったんです。
 人のせいにするのもなんですが、デッキ最上部は地上より3度は体感温度が低いと思ってください。

 デッキに上がって「え?」と思ったことがありました。
 デッキ最上部のプラットフォームには女性スタッフが三人いたのですが、そのうちの一人が落下防止の安全帯をつけてなかったんですよね。
 そのスタッフに「安全帯をつけなくて大丈夫なんですか?」と聞いたら、彼女は「私は控えの位置だから大丈夫です」と答えました。
 いや、それは安全帯をつけなくていい理由にはならないでしょ。
 もし自分が頭のおかしい人で、お姉さんを突き落とそうとしたらどうするの?と続けて聞こうかと思ったのですが、そんなことを聞いたら自分が頭のおかしい人だと思われてしまうと思って止めました。
 でもプラットフォームのスタッフは位置に関係なく全員安全帯を装着すべきだと思いますよ、事故が起きる前にね。

 ぶら下がり式レールコースターは長崎のハウステンボスとノボルトでもしたことがあります。
 だから正直舐めてました。
 高い場所にあるだけで、大したことないだろうって。
 全然そんなことはなかったです。
 つりZO、シャレにならないですよ。
 何がシャレにならないかって、スタート前にお姉さんから、「あの黄色いテープが見えますか?」って聞かれたんですよね。
 見えます、と答えると、勢いがないとあそこで止まる可能性があります、と言われて、「はい?」と聞き返しそうになりました。
 レールコースターがコースの途中で止まるって、それって単なる設計ミスなんじゃないの???
 ぶっちゃけ、つりZOを設計した人ってコースターの設計者としては二流なんだと思います。
 実際つりZOって乗ってる最中もガックンガックンって衝撃がハンパなくて、ゴールに着く頃はヘルメットが外れそうになってましたからね。
 設計ミスだとか、設計者が二流だとか散々ひどいことを言っていますが、じゃあ吊りZOは乗る価値がないかと言うと必ずしもそうじゃありません。
 ハウステンボスやノボルトのレールコースターでは乗っていても安心感があって、それは言い換えるとさほどスリルがなかったということなのですが、つりZOはスリルがありまくりでした。
 眺めも良かったし、1500円の料金を払って乗る価値は充分あると思います。

 一方【すべZO】はというと、、、つりZOに乗るついでにするのであればよいかもしれないけれど、これ単独でやるのは薦められないですね。
 ただ滑り降りるだけなので、1000円出してやる価値はないと思います。

 ついでに言うと、チケットもホームセンターでもらうレシートみたいな感じだったので、もうちょっと記念になるような、カードタイプにすればいいのに、と思いました。

 はつりZOとすべZOの感想は以上です。
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