もし自分がこれまで読んだ中で一番のお薦め漫画は何か?と訊かれたら、迷わず宮崎駿の『風の谷のナウシカ』と答えます。
『風の谷のナウシカ』は漫画の域をはるかに超え、神話や黙示録の域に達している作品だといっても過言ではないと思っています。
ときどき、アニメのナウシカは見たことあるが原作は読んだことがないという人がいて、さっさと読まんかい!と言いたくなりますね。アニメは原作の上澄みの部分だけを掬ったような作品ですから。
二番以降はかなり迷いますね。岩明均の『寄生獣』、新谷かおるの『エリア88』、荒川弘の『鋼の錬金術師』、柳沼行の『ふたつのスピカ』などが候補作として挙げられます。
ベストテンに入るぐらい好きな作品を描く漫画家であれば、当然その創作活動はある程度注目しているわけです(まぁ追わなくなる漫画家もいますが)。傑作の次回作はやはり傑作だろうと思いたいですからね。
そんなわけで柳沼行が『ふたつのスピカ』に続き、『群緑の時雨』を出版した時も当然買いました。
そして驚きましたよ。
何しろ宇宙飛行士を目指す少年少女のお話から一転、時代劇だったのですから。それでも興味深く読みました。
正直3巻までは若干盛り上がりに欠けるかなと思いました。まぁ次巻に期待しよう、そんなふうに思っていました。
期待しようということは当然刊行されたら購入するつもりだったのですが、これがいつまでたっても刊行されなくて…。
いつまで待たせるんだと思って調べたら、すでに刊行されてました。それも2年も前に。汗。
それで先日2年遅れで最終の4巻を読んだのですが(4巻が最終巻であることも知らなかった)、これがもうやられましたねぇ。
盛り上がりに欠けるかななんて思っていたのですが、とんでもない、実に緻密に構成された作品だったことが最終巻を読んでわかりました。伏線が本当にさりげなくて感心しました。
『ふたつのスピカ』ほどではないにしても、この『群緑の時雨』も本当によい作品だと思います。お薦めです。
『風の谷のナウシカ』は漫画の域をはるかに超え、神話や黙示録の域に達している作品だといっても過言ではないと思っています。
ときどき、アニメのナウシカは見たことあるが原作は読んだことがないという人がいて、さっさと読まんかい!と言いたくなりますね。アニメは原作の上澄みの部分だけを掬ったような作品ですから。
二番以降はかなり迷いますね。岩明均の『寄生獣』、新谷かおるの『エリア88』、荒川弘の『鋼の錬金術師』、柳沼行の『ふたつのスピカ』などが候補作として挙げられます。
ベストテンに入るぐらい好きな作品を描く漫画家であれば、当然その創作活動はある程度注目しているわけです(まぁ追わなくなる漫画家もいますが)。傑作の次回作はやはり傑作だろうと思いたいですからね。
そんなわけで柳沼行が『ふたつのスピカ』に続き、『群緑の時雨』を出版した時も当然買いました。
そして驚きましたよ。
何しろ宇宙飛行士を目指す少年少女のお話から一転、時代劇だったのですから。それでも興味深く読みました。
正直3巻までは若干盛り上がりに欠けるかなと思いました。まぁ次巻に期待しよう、そんなふうに思っていました。
期待しようということは当然刊行されたら購入するつもりだったのですが、これがいつまでたっても刊行されなくて…。
いつまで待たせるんだと思って調べたら、すでに刊行されてました。それも2年も前に。汗。
それで先日2年遅れで最終の4巻を読んだのですが(4巻が最終巻であることも知らなかった)、これがもうやられましたねぇ。
盛り上がりに欠けるかななんて思っていたのですが、とんでもない、実に緻密に構成された作品だったことが最終巻を読んでわかりました。伏線が本当にさりげなくて感心しました。
『ふたつのスピカ』ほどではないにしても、この『群緑の時雨』も本当によい作品だと思います。お薦めです。
私は柳沼行さんのことも「ふたつのスピカ」「群緑の時雨」のことも知らなかったのですが、今回の記事で、読んでみたいという気持ちがとても強くなりました。
近くのツタヤに漫画レンタルのコーナーがあるので、まずは「ふたつのスピカ」から、読んでみますね!
読み終わったらまた感想を聞かせてくださいね♪
今、3巻の途中なので、最後まで読んでから感想を書きたいと思います。
でも、一言だけ。
素敵な本を紹介してくれて、本当にありがとうございます! とてもとても面白いです! 涙をぐっとこらえて読んでます(≧▽≦)
っていうか、地元のツタヤにあってよかったですね。
>涙をぐっとこらえて読んでます(≧▽≦)
いや~、こらえられないと思いますよ~。笑。
感想をお待ちしていますね!
とてもとても面白いです。読んでいて、ふと気がつくと、微笑んでいる自分がいるんです。優しい気持ちになる漫画です。
それから、映画や漫画の悲しい場面で涙いちゃうことはよくありますが、ふたつのスピカの場合、涙が出ても悲しいんじゃなくて、どこか暖かいんです。
本編もいいけど、うしろの読みきり(サブストーリー)もいいですね。1巻の「2015年の打ち上げ花火」のタイトルには、2015年に読み始めたということで勝手に縁を感じてしまいました。
宇宙を目指すって内容にも惹かれました。
私も宇宙が大好きで、HNも宇宙を意識してつけました。「蒼史(あおし)」の「蒼」は、私にとっての宇宙の色なんです。
実はツタヤのレンタルコーナーに置いてなくて、あちこち探して古本屋でまず3巻まで買いました。それから先週ようやく8巻までみつけて買いました。8巻全部読んじゃったから、残りもなんとかみつけて読破するつもりです。
アニメ化されて、ドラマにもなったんですが、所詮掲載誌がコミックフラッパーというマイナーもいいところの漫画誌ですからね。置いてないのも仕方ないことかもしれません。
それをよく探してくれましたね。
全巻見つけるのは難しいかもしれませんが、気長に揃えてください。
八巻というと中盤が過ぎたころですねー。
まだまだアスミたちの物語は続きます。
果たして誰が宇宙飛行士になれるんでしょうか…。
宇宙飛行士を目指す物語といえば、映画では『ガタカ』がお薦めです。
未見であれば是非こちらも借りてみて下さい♪