この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

これまで見た漫画原作の実写映画の中で一番面白かった『ゴールデンカムイ』。

2024-01-21 17:56:45 | 新作映画
 久保茂昭監督、山崎賢人主演、『ゴールデンカムイ』、1/20、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(お客様感謝デーにつき鑑賞料金1100円)。2024年5本目。

 当初、1/20は午前中にイオンシネマ筑紫野で『アクアマン 失われた王国』を観て、午後から天神に移動してキノシネマ天神で『みなに幸あれ』を観る予定でした。
 が、映画.comでの『みなに幸あれ』の評価がすこぶる悪かったんですよ。
 褒めているレビュアーが一人もいないんです。
 これは観に行ったら確実に後悔するなと思って、前日の夜『ゴールデンカムイ』を観ることにしました。
 
 『ゴールデンカムイ』、観るつもりはまったくなかったんですよ。
 主演が山崎賢人という時点で絶対に観るまいとすら思いました。
 彼の主演作をすべて見ているというわけではないのですが、代表作である『キングダム』の一作目は機会があって見ました。
 つまらなかったですね。
 ご都合主義で進んでいくストーリーについていけませんでした。
 じゃあなぜ観ることにしたかというと、『みなに幸あれ』とは逆に映画.comで褒めているレビュアーしかいなかったからです。
 絶対に観るまいと思っていたのを観てみようかと翻意させるぐらいに。
 これで面白くなかったら、しまった、『みなに幸あれ』を観ればよかった!ってことになりますが、幸いそんなことにはならなかったです。
 『ゴールデンカムイ』、めちゃめちゃ面白かったです。

 それこそ褒めるところしかない、、、まぁ漫画原作なのでツッコミどころはありますけどね。
 例えば24人の囚人に監獄の中で刺青を彫るって絶対に無理だろとか。
 一人目の時点で看守が刺青を彫っていることに気づくだろうと思いました。
 まぁそれは漫画原作なので全然大目に見ることが出来ます。
 あとは熊の死骸がめっちゃぬいぐるみっぽいのが気になったかな(動いているときはCGなんだけど)。
 でも本当にそれぐらいでした。

 冒頭のニ◯三高地の戦闘シーンで度肝を抜かれましたよ。
 邦画の戦闘シーンでは白眉じゃないかな。
 いい意味で邦画らしくなかったです。

 食事のシーンは笑いました。
 『アクアマン 失われた王国』のゴキブリを食すシーンひたすら不愉快だったのですが、本作のアシリパの味噌を口にするシーンは今思い出しても笑いを禁じえません。
 確かに味噌はアレに見えるよね。。。

 褒めるところしかない作品なので一人でも多くの人に観に行ってほしいです。
 第二作、三作の公開が今から楽しみです。

 お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。

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