この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

正直いろいろ感心しなかった『ゴーストバスターズ フローズン・サマー』。

2024-04-02 20:44:29 | 新作映画
 ギル・キーナン監督、マッケンナ・グレイス主演、『ゴーストバスターズ フローズン・サマー』、3/30、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(サービスデーにつき鑑賞料金1100円)。2024年18本目。

 3月30日は、『オッペンハイマー』に続いて、『ゴーストバスターズ フローズン・サマー』を観ました。
 上映時間は被ってましたが、三時間映画を観てトイレ休憩無しで続けて二時間の映画を観るというのはさすがに自殺行為なので、トイレには行きました。
 本編が始まる前に席に着けましたが、やはり映画のハシゴをする時は一本目と二本目の間に15分程度の休憩は欲しいですね。
 そもそも映画のハシゴなんてするなよ、という話なのかもしれませんが。笑。

 さて、一本目の『オッペンハイマー』、自分はわかりにくいが観て損のない作品だと評しました。
 二本目の『ゴーストバスターズ』ですが、対照的にわかりやすいけれど、観て損のない作品なのか、、、微妙なところでしたね。
 何ていうか、細部がかなり雑に作られている感じがしました。
 例えば、「子どもだから」という理由でバスターズの仕事を外されたフィービーは一人で夕方の公園にチェスをしに行き、そこで女性の幽霊と友だちになります。
 でも、いくら仕事を外されたとはいえ、子どもが一人で夕方公園にチェスをしに行くなんてこと、あるんですかね?
 一人でチェスをするだけなら自分の部屋でもよくないですか?
 仮に彼女にはチェス仲間がいて、暇があれば公園でチェスをしていた、という前振りでもあれば話は別ですが、そういったシーンは一切ないのです(ありましたっけ?)。
 何だかフィービーが幽霊と友だちになるイベントを作るために無理やりそのエピソードを入れたみたいで、感心しませんでした。

 他にも、、、史上最強のゴーストである「ガラッカ」をゴーストバスターズのメンバーが力を合わせて倒すんですよ。
 それはいいんですが、「ガラッカ」を倒したメンバーが旧消防署であったバスターズ本部の扉を開けると、そこにはバスターズの勝利を祝うニューヨーク市民が待ち構えているのです。
 「ガラッカ」を倒す瞬間を見ているわけではない市民が、バスターズの勝利を祝うのって変じゃないですか?
 「ガラッカ」とバスターズの戦いがライブ中継されていて、それを市民が固唾を飲んで見守っている、というようなシーンがあれば話は別なのですが、もちろんそういった気の利いたシーンはありません。

 他にもいろいろ感心しない箇所がありましたね。
 切りがないので書きませんが…。
 まぁでもそういったことが気になるのは自分が細かいところが気になる性格だからで、純粋にエンターティメント作品としては『ゴーストバスターズ フローズン・サマー』はそれなりに楽しめる作品かもしれません。

 お気に入り度★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。

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