この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

お話がさっぱり分からなかった『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』。

2023-06-19 22:19:20 | 新作映画
 ホアキン・ドス・サントス他監督、シャメイク・ムーア主演、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』、6/18、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(ACチケット367①にて鑑賞料金1000円)。2023年28本目。

 18日は『ザ・フラッシュ』に続いて、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』を観ました。
 映画のハシゴ自体は珍しくないですが、ヒーローものの映画のハシゴは初めてかもしれません。
 っていうか、MCUの新作とDCの新作が(一方がアニメとはいえ)同日公開されたのもこれが初めてじゃないでしょうか。
 おそらく客層は同じようなもののはずで、『ザ・フラッシュ』を観た人は『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』も観ると思われるのですが、二本を観るとしたらどのように観るのでしょうか。
 自分のように同じ日に二本観るのか、土日の2日間に分けて観るのか、それとも一週間空けて観るのか、もしくは一本観たらもう一本も観るだろうというのが自分の勝手な思い込みなのか。
 ともかく、自分と同じように一日で二本観た方はお疲れ様でした。
 相当疲れたはずなので(自分は疲れました)。

 さて、『ザ・フラッシュ』と『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』はヒーローものということ以外にもう一つ共通点があって、それはどちらもマルチバース(多次元宇宙)ものだということです。
 マルチバースを舞台にするとお話が広げやすいというか、ぶっちゃけ何でもありなんですよね。
 でもその分話をまとめるのが難しくなります。
 昨日記事を書いた『ザ・フラッシュ』はあのオチでいいのか、と思ってしまいました。
 一度過去に介入したらどう繕っても変化は避けられないというなら、いっそ母親を救うために行動してもいいと思うのだけれど。
 『スパイダーマン~』の方はというと、それこそ何でもありで、スパイダーマンがうじゃうじゃと出てきました。
 お話の方もさっぱりわからなくて、どうしてスパイダーマン同士が争わないといけないのか、一応説明はあるのですが、自分の頭ではじぇんじぇん理解出来ませんでした。
 有象無象のスパイダーマンたちを束ねるスパイダーマンのリーダーがいるのですが、そのリーダーがやたら主人公のスパイダーマンを責め立てるんですよ。
 なぜ主人公が責められなければならないかがさっぱりわかりませんでした。
 
 ヴィジュアルは非常によかったです。
 ただ、同じことは前作『スパイダーマン:スパイダーバース』を観た時も思ったんですよね。
 人間って贅沢なもので、非常によいと思っても、それが二作続くともういいかなと思ってしまって…。

 もういいかなといえば何よりマルチバースですね。
 マルチバースのヒーローものはしばらく観なくていいです。
 といってもこの『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』自体、二部作の一作目らしいのですが…。

 お気に入り度★★☆、お薦め度★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。

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