この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

山梨・東京旅行記、その9。

2022-06-07 22:37:14 | 旅行
 新宿バスタには19時前には着きました。
 斜め前に座っていたOL風の女性がお土産の入った紙バッグをバスの中に忘れていたので追っかけていって教えてあげました。
 世の中そそっかしい人がいるもんだなぁと思いながらトイレに行こうとして、ふと気づきました。
 携帯電話がない!
 慌ててバスに戻ると運転手さんが「11列目のお客さんですね」と言って携帯電話を手渡してくれました。
 危うく東京で携帯電話を紛失するところでしたよ。
 他人の忘れ物を気にしている場合じゃなかったです。。。

 新宿バスタから新宿東口までのルートは「新宿ダンジョン」という異名を持つJR新宿駅においてもたどり着くのが最も難しい、最高難易度のルートとして知られています(と聞きました)。
 が、自分はあっさりとクリアしましたよ。
 といっても別に自分が地図を読む力に秀でているわけでもなければ、方向感覚が優れているわけでもなく、単純に親切丁寧にルートを解説してくれるサイトがあったからです(こちら)。
 このサイトがなければ自分は新宿東口にたどり着けなかったでしょう、管理人さん、感謝♪

 とはいえ、新宿東口が最終目的地というわけではないのです。
 最終目的地はこの日泊まる《スーパーホテル新宿歌舞伎町》なのですが、当然めっちゃ迷いました。
 迷いに迷ってどうにかたどり着くことが出来ました。

 ホテルの部屋で荷物を解き、人心地着いてから、20時過ぎ、食事をするためにホテルを出ました。
 当初の予定ではこの日の夕食はもんじゃ焼きを食べるつもりでした。
 事前に良さげなお店も見つけていて、本場のもんじゃ焼きがどんなものなのか、食べるのを楽しみにしていました。
 が、この日は疲労の極致にあってとても油っこいものは食べられそうになかったので、急遽変更、ホテルのそばにあった《日日》という蕎麦屋で「梅おろし蕎麦」を頂きました。
 もんじゃ焼きは食べられませんでしたが、梅おろし蕎麦も充分美味しかったです。

 8時45分ごろ、【怪談ライブbarスリラーナイト 歌舞伎町】に着きました。
 「怪談ライブbar」とは文字通り、ライブで怪談を聴けるbarのことなのですが、一つだけ気をつけなければいけないことがあって、それは15分間の怪談ライブ中は入店が出来ないということです(詳しくはHPを参照のこと)。
 まぁ富士急ハイランドのええじゃないかで100分待ったことに比べれば15分待つのなんて何てことないですけどね。

 プロの怪談師の怪談はやっぱり違いましたよ。
 よく「これは私の兄が友人から聞いた本当の話です」といった始まり方をする怪談があるじゃないですか。
 でもこの怪談が本当であるためには「私」と「私の兄」と「私の兄の友人」が三人とも正直者じゃないといけないんですよね。
 でも人間って三人そろえば一人ぐらいは嘘吐きがいるものですよね(と決めつけるのもなんですが)。
 その点怪談師の語る怪談はそういったツッコミどころがなく、素直にゾクリとさせられましたよ。

 そうそう、この旅の目標の一つに「有名人からサインをもらうこと」があったのですが、怪談師の村上ロックさんからサインをもらうことが出来ました。

   

 サイン色紙、持って行ってみるものですね。笑。

 スリラーナイトを後にして、そのままホテルに戻ってもよかったのですが、せっかくの新宿の夜なのでもう一軒バーに行ってみることにしました。
 そのバーというのが【ミスティックBAR DOQUDOQU】です。

   

 新宿に何軒バーがあるのかは知りませんが、このDOQUDOQUは相当ディープな方だと思いますよ。
 公式サイトに金曜限定のチャージ代無料の条件が「顔面ピアス10個以上」とあって、これはきっとただのジョークなんだろうなと思っていたのですが、実際行ったらそれらしき人がカウンターで突っ伏してイビキを掻いて寝てましたからね(この日は土曜日でしたが)。

 DOQUDOQU、ディープではあっても居心地はいいお店で、バーテンダーのお姉さんは初来店の自分にも何の隔たりもなく接してくれました。
 常連さんたちの話す話題もディープなことこの上なく、バイアグラって女性が使用しても問題ないのかとか、しばらく前に買った金が一千万ぐらい値上がりしたんだけど、税金ってどれぐらい支払わなくちゃいけないの?とか、初対面の自分にそんなこと言っちゃっていいの?と言いたくなるようなことばかりでした。
 楽しい時間を過ごせたのですが、翌日の用事があるので0時ぐらいでお暇しました。
 
 ホテルに戻って入浴し、1時ぐらいに就寝しました。
 翌朝、この旅最大の悲劇が起きるとは夢にも思っていませんでした。

                        続く。
コメント
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