この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

秀作揃いだった『世にも奇妙な物語 '22夏の特別編』。

2022-06-28 21:12:27 | テレビ
 『世にも奇妙な物語』、以前はそんなに積極的に見てはいませんでした。
 知らないうちに放送されていることが多かったんですよね。
 でもブルーレイレコーダーを全録機能がついているものに買い替えてからはよく見るようになりました。

 正直年二回のスペシャル放送でこのレベル?と思うこともありますが、とんでもない傑作に出くわすこともあります。
 大竹しのぶが謎のOLを演じた『タテモトマサコ』は並のホラー映画では太刀打ちできないほど恐ろしかったですよ。
 こういった作品があるから、『世にも奇妙な物語』ってついつい見ちゃうんですよね。

 さて、先々週に放送された『世にも奇妙な物語 '22夏の特別編』は秀作揃いでしたよ。
 各エピソードの簡単なショートレビューを書きます。

 〇『オトドケモノ』
 「オトドケモノ」という配達アプリを利用することで思わぬ悲劇に見舞われた夫婦のお話。
 若い夫婦が謎の空間に閉じ込められるというプロットは去年観た『ビバリウム』と同じなのだけれど、『ビバリウム』には脱出方法がないのに対し、『オトドケモノ』にはそれがあるのがミソ。
 面白かったです。

 〇『何だかんだ銀座』
 “野生のお金持ち”であるニホンオオカネモチと少年の、シュールではあるけれど心温まる交流を描いたお話、と思わせて…。
 ラストはぞくっとしました。

 〇『メロディに乗せて』
 脳内に流れる音楽に合わせた行動をとらないと死んでしまう奇病にかかったOLのお話。
 いやぁ、あのラストは反則でしょう。
 やられた!と思いました。

 〇『電話をしてるふり』 
 えーっとゴメンなさい、よく意味がわかりませんでした。
 意味がわからなかったというか、それまでの三つのエピソードのオチが二転三転したので、このエピソードのオチをストレートに受け取っていいのかがわからなかったのです。
 感動的なお話ってことなんですかね?
 わからなかったと言えば、なぜヒロインが亡くなった父親と電話で話せるようになったのかもわからないのですが…。
 わかる人、教えて!

 四つのエピソードのうち、三つが当たりであれば満足です。
 まぁ『タテモトマサコ』のような超絶的な傑作はなかったですけどね。

 次回、『世にも奇妙な物語 '22秋の特別編』も期待です。
コメント (2)
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