この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

可も不可もなかった『くるみ割り人形と秘密の王国』。

2018-12-01 21:39:59 | 新作映画
 ラッセ・ハルストレム&ジョー・ジョンストン監督、マッケンジー・フォイ主演、『くるみ割り人形と秘密の王国』、12/1、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2018年42本目。


 12/1に映画を観に行ったのですが、この日は映画の日で映画が安く観られるので、本命の『ヘレディタリー 継承』とは別にもう一本観ることにしました。
 昔だったら映画の日が土曜日だったら、よし、5本観るか!って無茶をしたもんですけどね。自分も年を取った、、、っていうか、昔5本観たときも死ぬかと思うぐらいきつかったですけどね。笑。

 さて、もう一本何を観るか、これと『ボヘミアンラプソディ』とで迷ったのですが、世間的に評判の良い『ボヘミアンラプソディ』よりこっちの方が自分に合ってるんじゃないかと思って『くるみ割り人形と秘密の王国』を観ることにしました。
 まぁぶっちゃけ可もなく不可もないファンタジー映画でしたね。

 主人公のクララが迷い込むのはタイトルにもある秘密の王国なのですが、この秘密の王国がどこかで見たことある感じで、いまいち魅力的じゃなかったです。
 ジョー・ジョンストンの名が共同監督のところにあるので、もっと見たことがない、息を飲むような美しい幻想世界を見せてくれるのかと期待していたのですが、そこまではなかったかな。
 ファンタジー映画でその舞台となる世界に魅力が乏しいのは致命的だと思います。

 それに(こんなことを突っ込むのは野暮だということは百も承知だけど)この王国を作り上げたのがクララの母親という設定なのですが、その母親が何者かというとただの発明家なんですよ。
 ただの発明家にこんな壮大な世界が作り出せるものなのかなぁと疑問に思ってしまいました。

 まぁでも過度に期待しなければ本当に可もなく不可もないファンタジー映画なので、子どもと一緒に観に行くのであればそれなりに楽しめるんじゃないかと思います。

 それにしても公式サイトのキャスト、なぜ主人公のクララを演じたマッケンジー・フォイよりも統治者の1人シュガー・プラムを演じたキーラ・ナイトレイの方が上位に来てるんだろう?
 そりゃ知名度でいえばキーラ・ナイトレイの方が上だとは思うけど…。



 お気に入り度★★☆、お薦め度★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
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