トム・クルーズ主演、ダグ・リーマン監督、『バリー・シール アメリカをはめた男』、10/21、Tジョイ久留米にて鑑賞。2017年39本目。
トム・クルーズは前作『ザ・マミー 呪われた砂漠の女王』がクソがつくほど、おっと失礼、下品でしたね、訂正します、う○こがつくほど面白くなかったので、もうトムの作品は見ないでいいかとすら思ったのですが、そう言いつつも彼の最新作『バリー・シール アメリカをはめた男』の前売り券は買っちゃいました。
何だかんだ言っても彼との付き合いは長いのです。
まぁ付き合いといっても向こうがこちらのことを知っているわけではないのですが(当たり前だ)。
でも付き合いが長いというのは本当で、ジョニー・デップの主演作は必ずしも見ているわけなく、それはブラット・ピットもニコラス・ケイジもそうなのですが、なぜかトム・クルーズの主演作だけはだいたい欠かさず見ていますね。
トム・クルーズのどこに惹かれるのか、我ながらよくわからないのですが、と言いつつ、本当に好きなのは『オール・ユー・ニード・イズ・キル』ぐらいなのですが、まぁサイエントロジーではないのは確かでしょう。
前置きが長くなりましたが、『バリー・シール アメリカをはめた男』、すこぶる面白かったです。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の次に好きですね。
バリー・シールという、CIAエージェントにして、麻薬の密輸人だった実在の人物を描いた映画です。
と書くと本作をドキュメンタリーか何かと勘違いする人が(必ず)いるのですが、それは違います。毎度毎度言っていますが、事実を元にした物語は事実そのものではありません。
その証拠に、ちょっと調べればわかりますが、写真のバリー・シールはトム・クルーズに似ても似つかない、ただの人のよさげなオッサンですからね。
それに映画では愛妻家として描かれていますが、実在の彼はどうも離婚歴があるようですしね…。
何だか映画の内容にケチをつけているようですが、そんなことはなく、ともかく映画は面白いのです。
作中バリーが手を出すのは麻薬や銃器の密輸といった悪事ばかりで、本来であればバリーは悪人として描かれるべきはずなのですが、彼があまりにもあっけらかんとそれらをやってのけるので、観ている内に「もっとやれ!」と言いたくなりました。そういった感覚はレオナルド・ディカプリオ主演の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』にも通じるものがありますね。
それに善悪はさておき、現金で家が溢れ返るというようなシチュエーションは一度味わってみたいものじゃないですか。まぁまともに稼いだお金でそんなことが出来るはずはないですが。
終盤、バリーを待ち受ける災厄はあまりに非道すぎるものです。例え彼がどんな悪人であったとしても、それはない、と思いましたよ。
よくよく考えると自業自得なのですけどね。笑。
そんなわけで本作は万人にお薦めというわけではないですが、自分は大いに気に入りました。
トム・クルーズにはこれからも、いや死ぬまでアクション俳優として活躍して欲しいです。
どこまでもついていくぜ、トム!!
お気に入り度★★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
トム・クルーズは前作『ザ・マミー 呪われた砂漠の女王』がクソがつくほど、おっと失礼、下品でしたね、訂正します、う○こがつくほど面白くなかったので、もうトムの作品は見ないでいいかとすら思ったのですが、そう言いつつも彼の最新作『バリー・シール アメリカをはめた男』の前売り券は買っちゃいました。
何だかんだ言っても彼との付き合いは長いのです。
まぁ付き合いといっても向こうがこちらのことを知っているわけではないのですが(当たり前だ)。
でも付き合いが長いというのは本当で、ジョニー・デップの主演作は必ずしも見ているわけなく、それはブラット・ピットもニコラス・ケイジもそうなのですが、なぜかトム・クルーズの主演作だけはだいたい欠かさず見ていますね。
トム・クルーズのどこに惹かれるのか、我ながらよくわからないのですが、と言いつつ、本当に好きなのは『オール・ユー・ニード・イズ・キル』ぐらいなのですが、まぁサイエントロジーではないのは確かでしょう。
前置きが長くなりましたが、『バリー・シール アメリカをはめた男』、すこぶる面白かったです。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の次に好きですね。
バリー・シールという、CIAエージェントにして、麻薬の密輸人だった実在の人物を描いた映画です。
と書くと本作をドキュメンタリーか何かと勘違いする人が(必ず)いるのですが、それは違います。毎度毎度言っていますが、事実を元にした物語は事実そのものではありません。
その証拠に、ちょっと調べればわかりますが、写真のバリー・シールはトム・クルーズに似ても似つかない、ただの人のよさげなオッサンですからね。
それに映画では愛妻家として描かれていますが、実在の彼はどうも離婚歴があるようですしね…。
何だか映画の内容にケチをつけているようですが、そんなことはなく、ともかく映画は面白いのです。
作中バリーが手を出すのは麻薬や銃器の密輸といった悪事ばかりで、本来であればバリーは悪人として描かれるべきはずなのですが、彼があまりにもあっけらかんとそれらをやってのけるので、観ている内に「もっとやれ!」と言いたくなりました。そういった感覚はレオナルド・ディカプリオ主演の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』にも通じるものがありますね。
それに善悪はさておき、現金で家が溢れ返るというようなシチュエーションは一度味わってみたいものじゃないですか。まぁまともに稼いだお金でそんなことが出来るはずはないですが。
終盤、バリーを待ち受ける災厄はあまりに非道すぎるものです。例え彼がどんな悪人であったとしても、それはない、と思いましたよ。
よくよく考えると自業自得なのですけどね。笑。
そんなわけで本作は万人にお薦めというわけではないですが、自分は大いに気に入りました。
トム・クルーズにはこれからも、いや死ぬまでアクション俳優として活躍して欲しいです。
どこまでもついていくぜ、トム!!
お気に入り度★★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。