先日、【発明クラブ福岡】の会合に参加してことはすでに記事に書きました。
それから「発明」について考察したのですが、思うに「発明」ってそんなに難しいものじゃないですよね。
もちろん、恒星間航行が可能なイオンエンジンを発明するとなれば、そりゃ難しいでしょうけれど、「発明」ってそんな仰々しいものばかりじゃないでしょうからね。
日常のちょっとした手間を無くす、そんな「発明」だっていいはずです。というか、「発明」のほとんどはそういったものばかりでしょう。
だから、「発明」のほとんどはそんなに難しくない、むしろ易い、自分はそう考えます。
自分は数年前に、とある文房具に取り付けるちょっとしたアイディア道具を思いつき、実際作ってみました。
具体的な説明は出来ませんが、これがあることでちょっとした無駄を無くせる、そんなグッズで、先日の会合でお披露目したら「これはいいね」と高く評価して頂きました。
実際使っていて、すごく便利、、、というほどではないのですが、重宝はしています。
商品化したら「売れるだろうな」と考えついた本人の贔屓目かもしれませんが、そう思います。
しかし同時にこれを商品化するのは難しいだろうなとも思います。
なぜなら、この道具を商品にするには文房具メーカーにアイディアを持ち込むぐらいしか手はないと思うのですが、現在文房具メーカーのほとんどはアイディアの提案を受け付けていないのです。
以下とある文房具メーカーのHPより抜粋。
>現在はアイデアのご提案をお受けすることを一切いたしておりません。
>これは当社におきましても日頃より独自の研究・開発等を行っており、当社が独自で考え出したアイデアと皆様のご提案が偶然にも同一又は類似してしまう可能性がないともいえず、お客様との間で大きな誤解が生じてしまうことを避けるためものです。
なるほどねぇと思わないでもないです。
ただ、そのメーカーが毎年文房具アイディアコンテストを主宰していて、そのコンテストの規定で以下のような一文があると少し話が違ってきます。
>応募作品が入賞した場合、その応募作品の日本および世界の全ての国の特許、実用新案、意匠、商標、著作権(著作権法第27条及び 第28条所定の権利を含む)に関する全ての権利は主催者に帰属するものとします。また、応募者は応募作品に関し著作者人格権を行使しないものとします。尚、権利の譲渡対価は、主催者規定の賞金・商品をもって充てるものとします。
何だこりゃ!って感じですね。
これだとコンテストに応募した時点で著作権者の権利がすべて剥奪されるような…?コンテストの入賞作品を商品化して、それがヒットしたとしても著作権者には一円も入ってこないってことですからね。
まるで青色LEDの特許訴訟のエピソードを思い起こさせます。
企業が自社の利益を何より優先したいというのはわかります。それはある意味当然です。
しかしここまで著作権者の権利を蔑ろにすると著作権者が委縮してしまうような気がします。それじゃ本当に優れたアイディアは得られないんじゃないかなぁ。
とクレームをつけていますが、上述のコンテストには応募してみようかなと思ってるところなんですけどね。
結局文房具に関するアイディアを披露する機会ってそれぐらいしかないようなので…。
発明は易し、商品化は難し、本当にそう思います。
それから「発明」について考察したのですが、思うに「発明」ってそんなに難しいものじゃないですよね。
もちろん、恒星間航行が可能なイオンエンジンを発明するとなれば、そりゃ難しいでしょうけれど、「発明」ってそんな仰々しいものばかりじゃないでしょうからね。
日常のちょっとした手間を無くす、そんな「発明」だっていいはずです。というか、「発明」のほとんどはそういったものばかりでしょう。
だから、「発明」のほとんどはそんなに難しくない、むしろ易い、自分はそう考えます。
自分は数年前に、とある文房具に取り付けるちょっとしたアイディア道具を思いつき、実際作ってみました。
具体的な説明は出来ませんが、これがあることでちょっとした無駄を無くせる、そんなグッズで、先日の会合でお披露目したら「これはいいね」と高く評価して頂きました。
実際使っていて、すごく便利、、、というほどではないのですが、重宝はしています。
商品化したら「売れるだろうな」と考えついた本人の贔屓目かもしれませんが、そう思います。
しかし同時にこれを商品化するのは難しいだろうなとも思います。
なぜなら、この道具を商品にするには文房具メーカーにアイディアを持ち込むぐらいしか手はないと思うのですが、現在文房具メーカーのほとんどはアイディアの提案を受け付けていないのです。
以下とある文房具メーカーのHPより抜粋。
>現在はアイデアのご提案をお受けすることを一切いたしておりません。
>これは当社におきましても日頃より独自の研究・開発等を行っており、当社が独自で考え出したアイデアと皆様のご提案が偶然にも同一又は類似してしまう可能性がないともいえず、お客様との間で大きな誤解が生じてしまうことを避けるためものです。
なるほどねぇと思わないでもないです。
ただ、そのメーカーが毎年文房具アイディアコンテストを主宰していて、そのコンテストの規定で以下のような一文があると少し話が違ってきます。
>応募作品が入賞した場合、その応募作品の日本および世界の全ての国の特許、実用新案、意匠、商標、著作権(著作権法第27条及び 第28条所定の権利を含む)に関する全ての権利は主催者に帰属するものとします。また、応募者は応募作品に関し著作者人格権を行使しないものとします。尚、権利の譲渡対価は、主催者規定の賞金・商品をもって充てるものとします。
何だこりゃ!って感じですね。
これだとコンテストに応募した時点で著作権者の権利がすべて剥奪されるような…?コンテストの入賞作品を商品化して、それがヒットしたとしても著作権者には一円も入ってこないってことですからね。
まるで青色LEDの特許訴訟のエピソードを思い起こさせます。
企業が自社の利益を何より優先したいというのはわかります。それはある意味当然です。
しかしここまで著作権者の権利を蔑ろにすると著作権者が委縮してしまうような気がします。それじゃ本当に優れたアイディアは得られないんじゃないかなぁ。
とクレームをつけていますが、上述のコンテストには応募してみようかなと思ってるところなんですけどね。
結局文房具に関するアイディアを披露する機会ってそれぐらいしかないようなので…。
発明は易し、商品化は難し、本当にそう思います。