この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

現代美術に触れてきた。

2013-02-05 22:17:09 | 日常
 土曜日は新天町の社員食堂でお昼を取った後、福岡市美術館に『福岡現代美術クロニクル』を見に行きました。
 日ごろ何かとお世話になっている不思議博物館の館長も作品を出展されていて、元々行こうかなと思っていたのですが、先日不思議博物館に遊びに行ったら上品そうなご婦人からタダでチケットをもらっちゃったんですよね。重い腰も上げねばなるまい、ってもんですよ。

 自分は大学時代美術部に在籍していて、福岡市美術館も福岡県立美術館ももちろんどちらも行ったことはあるのですが、福岡市美術館のことは「市美」、福岡県立美術館のことは「県美」と略して読んでいたので、「市美」の正式名称が福岡市美術館ってことを初めて知った、、、ような気がします(意識したことがなかった)。「県美」が県立美術館だから「市美」も市“立”美術館なのかと思ってましたよ。どーでもいいことですが。

 今回の『福岡現代美術クロニクル』はその市美と県美の共同開催なんですが(市美と県美の共同開催って初めての試みではなかろーか)、館長の作品は市美の方で展示されています。
 最初バスで市美のある大濠公園まで行こうとしたんですけど、大濠公園行きのバス停がどこにあるかわからず、結局地下鉄で行きました。
 地下鉄、便利といえば便利なんだけど、階段の上り下り、順番でいえば下り上りが面倒なんだよね。

 福岡市民の憩いのスポットである大濠公園は週末だけあって親子連れやカップル、ジョギングをする人、犬の散歩をする人など結構な数の人で賑わってました。
 これだけの人が、特に犬を連れている人が、どうやって大濠公園までやってきているのか、ちょっと不思議に思いました。みんながみんな大濠公園の近在に住んでるってわけではないでしょうからね。
 大濠公園ってバスや地下鉄で来る分にはいいですけど、周りに駐車場があまりないから、車では来にくいんです。

 大濠公園入口から美術館までちょっとした散歩でした。こんなに遠かったっけ…。


   


 福岡市美術館の正面玄関が見えてきました。


   


 玄関前の広場にあったオブジェ。これも今回の展示会の作品のようです。

 自分は美術部に在籍していたことはあるものの、美術に造詣が深いというわけでは全然なくて、特に現代美術はさっぱりわからないんですが、今回の展示会もやっぱりさっぱりでした。
 キャンバスをひたすら木炭で黒く塗りつぶした作品を「これが現代アートなのだ!」と言われてもねぇ。

 その中で館長の作品はお世辞抜きで一番目か二番目によかった、と思いますよ。
 シラミに対する愛が伝わってきました(そーゆー作品なのか?)。
 本当だったらこのブログでも写真で紹介したいところなんですが、館内は当然のことながら撮影禁止。。。
 美術館に来たらいつも思うことなんだけど、ピカソやゴッホといった人気の画家の展示会で館内は人、人、人、そんなところで撮影してたら他人に迷惑、だから撮影禁止っていうならともかく、展示室にいるのは一人か二人、展示してあるのは無名のクリエーター、そんな場合だったら、写真を撮ったっていいんじゃないかなぁ。
 その写真をネットで公開してくれたらいい宣伝になる、ぐらいに考えないんですかね。
 いつも杓子定規で撮影を禁止しなくてもいいと思うんだけど。
 まぁ無理か。一律に禁止した方が楽は楽だもんね。

 さて、県美の方はどうするか、、、まぁ今度の三連休、余力があったら行ってみることにします。
コメント
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