ダニー・ボイル監督、『スラムドッグ$ミリオネア』、4/18、Tジョイ久留米にて鑑賞。2009年16本目。
アカデミー賞効果というのは大したもので、最初この映画のことを町山智浩氏のブログで知ったときは、これ、面白そうだけど観るとしたら福岡まで行かなくちゃいけないんだろうなぁ、面倒しいなぁ、と思ったのですが、主演男優賞を受賞した、ショーン・ペン主演の『ミルク』ともども地元のシネコンで公開されることになりました(『ミルク』は興味を惹かれる題材ではないので観ないけど)。
これ、ひとえにアカデミー賞のおかげでしょう。
普段ほとんどアカデミー賞に興味のない自分ですが、こういったことがあるとありがたいなって思います。
本作は素晴らしい映画でした。
俳優たちの演技もよい、舞台となるインドのロケーションもよい、非常にノリのいい音楽もよい、決して諦めてはいけないというメッセージ性もよい、手放しで褒め称えていい映画だと思います。
アカデミー賞を席巻したのも納得の出来です。
自信を持って万人に薦められる傑作です。
ただ、唯一気に入らなかったのが劇中の最終問題。
それまで難問に次ぐ難問だったのに、これはいくら何でもありえない、簡単すぎる、と思いました。
この問題が出題されたとき、映画の中に引き込まれていたのがふっと素に返ってしまいました。
この問題を最後に持ってくる構成はわからないでもないんだけれど、でもやっぱりありえないよなぁ。
それさえなければ個人的にも五つ星だったんですけどね。残念。
お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
次回鑑賞は『グラン・トリノ』(4/25公開)の予定です。
アカデミー賞効果というのは大したもので、最初この映画のことを町山智浩氏のブログで知ったときは、これ、面白そうだけど観るとしたら福岡まで行かなくちゃいけないんだろうなぁ、面倒しいなぁ、と思ったのですが、主演男優賞を受賞した、ショーン・ペン主演の『ミルク』ともども地元のシネコンで公開されることになりました(『ミルク』は興味を惹かれる題材ではないので観ないけど)。
これ、ひとえにアカデミー賞のおかげでしょう。
普段ほとんどアカデミー賞に興味のない自分ですが、こういったことがあるとありがたいなって思います。
本作は素晴らしい映画でした。
俳優たちの演技もよい、舞台となるインドのロケーションもよい、非常にノリのいい音楽もよい、決して諦めてはいけないというメッセージ性もよい、手放しで褒め称えていい映画だと思います。
アカデミー賞を席巻したのも納得の出来です。
自信を持って万人に薦められる傑作です。
ただ、唯一気に入らなかったのが劇中の最終問題。
それまで難問に次ぐ難問だったのに、これはいくら何でもありえない、簡単すぎる、と思いました。
この問題が出題されたとき、映画の中に引き込まれていたのがふっと素に返ってしまいました。
この問題を最後に持ってくる構成はわからないでもないんだけれど、でもやっぱりありえないよなぁ。
それさえなければ個人的にも五つ星だったんですけどね。残念。
お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
次回鑑賞は『グラン・トリノ』(4/25公開)の予定です。