この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

リーマン・ジョー。

2008-09-06 23:40:09 | 旧作映画
 ジョン・バスキン監督、ティム・アレン主演、『リーマン・ジョー』、DVDにて鑑賞。

 実はこの映画のDVDはshit_headさんに誕生日のプレゼントってことでもらったんですよね。
 自分の誕生日が7/11なので、およそ二ヶ月弱鑑賞せずに放置していたっことになります。
 といっても放置していたのにはそれなりに理由があって、まぁそれはどーでもいい理由といえばどーでもいい理由なんですけど、普段は誰かから勧められたり、DVDを貸してもらったり、プレゼントされたりした映画は出来るだけ優先して鑑賞するようにしています。

 で、本作の感想なんですが、悪くなかったです。
 同じく誕生プレゼントでもらった『裸の球を持つ男』を思いつく限りケチョンケチョンにコキ下ろしたので、こちらも面白くなかったらどーしよ、と内心戦々恐々だったのですが、そうじゃなかったのでほっとしました。

 愛娘の前で後輩社員にノック・アウトされた、しがないサラリーマン・ジョーがその後輩社員に再戦を申し込み、そのことで思いがけず会社の人気者になってしまうというストーリー。
 悪くはなかった、といいましたが、ツッコミどころは多々あります。笑。
 まず、後輩社員がいくら乱暴者とはいえ、衆人環視の前で主人公に対して乱暴を振るうのか、ということで、、、これでは乱暴者というよりただの馬鹿ですよね。まぁそうしないとそもそもお話が始まらないわけですが。
 また主人公の娘は超のつく天才であるが、普段は凡人の振りをしているという設定なのですが、凡人の振りをしている理由がわからない。両親が不和だから?理由が特に説明されないので、彼女の行動には首をひねってしまいます。
 あと主人公は唐突に出世するんですが、それが実は嫌味な上司の陰謀で、その役職は(仕事のない)空ポストなんですよね。でも、主人公は最後の最後までそのことを知らされない。あれ、それでいいんかいな、、、何のフォローもないのはまずいのでは?と思ってしまいました。
 それからたった二週間の特訓で格闘技の達人になるもんかいな、という根本的な疑問も頭を過ぎりましたが、、、まぁこれはいっても詮ないですね。笑。
 というふうにやたら重箱の隅を突付いてしまいましたが、鑑賞後感は前述通り悪いものではないです。
 ハートフル・コメディが好きという方にはお薦め出来るかもしれません。
コメント (2)
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