この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

迷った末に観た『憐れみの3章』。

2024-10-02 21:13:41 | 新作映画
 ヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーン主演、『憐れみの3章』、10/2、イオンシネマ大野城にて鑑賞(ハッピーモーニング割引きで鑑賞料金1300円)。

 9/28に棚卸しで休日出勤だったので、代休で10/2に休みを取りました。
 夕方から用事があったので午前中に映画を観ることにしました。
 さて、何を観るか?
 現在公開中の作品の中で一番観たいものは『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』なんですよ。
 ただ観たい作品が溜まっているので10/5に映画のハシゴをするつもりなのですが、10/2に『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』を観ると(上映スケジュールの関係で)10/5に『憐れみの3章』を観ることは出来ないんです。
 逆に10/2に『憐れみの3章』を観れば、10/5に『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』を観ることは出来るのです。
 めちゃめちゃ迷いましたよ。
 素直に観たい作品を観るか、それとも面白いかどうかはわからないが、この機を逃せば観ることのないであろう作品を観るか。
 迷った末に『憐れみの3章』を観ることにしました。
 これで『憐れみの3章』がまったく面白くなかったら、うわっ、失敗した、『ベイビーわるきゅーれ』の方を観ておけばよかった!ってことになりますが、幸い『憐れみの3章』もそれなりに面白く観ることが出来ました。

 一言で言えば超大人版『世にも奇妙な物語』といったところでしょうか。
 『世にも奇妙な物語』って何だかんだ言って視聴者に寄り添った作品作りがされているじゃないですか。
 最低限の説明的な描写はあるし、オチもだいたいわかりやすいものですしね。
 『憐れみの3章』にはそういった配慮は一切なし。
 設定がよくわからない?
 オチの意味が不明?
 それがどうかしたのか?って感じなんです。
 もちろん観客に寄り添ってないからといって、作り手の独りよがりな作品かというとそういうこともなく、ちゃんとエンターティメントになっていて、さらにエロいところはどこまでもエロく、エグいところはどこまでもエグかったです。
 でも作中唯一の性器の露出シーンがウィリアム・J・デフォーの男性器というのは笑ってしまいました。
 ランティモス監督、絶対狙ってやってるだろう…。

 ともかく、『世にも奇妙な物語』が好きという方、もしくはランティモス監督の前作『哀れなるものたち』が面白かったという人は観に行って損はないかと思います。
 あ、タイトルの『憐れみの3章』ですが、確かに三章のオムニバスにはなっているものの、特に「憐れみ」を感じさせる作品ではありません。
 前作と関連付けたかったのでしょうが、もう少し原題(『Kinds of Kindness』)の意に沿った方がよかったかもしれませんね。
 まぁ原題は原題で大概だけど…。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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2024年劇場鑑賞映画一覧(9月末時点)。

2024-10-01 21:10:26 | 新作映画
 2024年は9月末の時点で42本劇場に映画を観に行っています。
 なかなかの本数ではないかと思わないでもないですが、3月末の時点で18本、6月末の時点では30本観に行っているのでペース的には段々と落ちている感じです。
 まぁ大切なのは量ではなく、質ですけどね。
 残り三ヶ月は面白い映画だけ観たいです。 
 といいつつ、シャマラン映画の新作や『ソウ』シリーズの続編なんかも観に行くけど!

1.『サンクスギビング』、1/1、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1300円) お気に入り度★★☆、お薦め度★★

2.『市子』、1/1、キノシネマ天神にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1300円) お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆

3.『コンクリート・ユートピア』、1/8、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(ハッピーマンデーにつき鑑賞料金は1100円) お気に入り度★★★☆、お薦め度★★☆

4.『アクアマン 失われた王国』、1/20、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(お客様感謝デーにつき鑑賞料金1100円) お気に入り度★★、お薦め度★★

5.『ゴールデンカムイ』、1/20、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(お客様感謝デーにつき鑑賞料金1100円) お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★

6.『カラオケ行こ!』、1/27、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(月イチクーポンにて鑑賞料金1200円) お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆

7.『哀れなるものたち』、1/28、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(更新クーポンにて鑑賞料金1200円) お気に入り度★★★☆、お薦め度★★

8.『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』、2/12、イオンシネマ福岡にて鑑賞(ハッピーマンデーにつき鑑賞料金1100円) お気に入り度★★、お薦め度★★

9.『ネクスト・ゴール・ウィンズ』、2/23、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(2ポイント消費で鑑賞料金1000円) お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆

10.『ボーはおそれている』、2/23、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(2ポイント消費で鑑賞料金1000円) お気に入り度★☆、お薦め度★☆

11.『落下の解剖学』、2/23、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(2ポイント消費で鑑賞料金1000円) お気に入り度★★★、お薦め度★★★☆

12.『コヴェナント 約束の救出』、2/25、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(無料クーポンにて) お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★★

13.『マダム・ウェブ』、2/25、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(月イチクーポンにて鑑賞料金1200円 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★

14.『ドッグマン』、3/9、イオンシネマ大野城にて鑑賞(月イチクーポンにて鑑賞料金1200円) お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★

15.『ゴールド・ボーイ』、3/18、イオンシネマ福岡にて鑑賞(サービスデーにつき鑑賞料金1100円) お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★

16.『デューン 砂の惑星 PART2』、3/18、イオンシネマ福岡にて鑑賞(サービスデーにつき鑑賞料金1100円) お気に入り度★★★、お薦め度★★★☆

17.『オッペンハイマー』、3/30、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(サービスデーにつき鑑賞料金1100円) お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆

18.『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』、3/30、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(サービスデーにつき鑑賞料金1100円) お気に入り度★★★、お薦め度★★★

19.『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』、4/13、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(月イチクーポンにて鑑賞料金1200円) お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆

20.『碁盤斬り』、5/18、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(鑑賞料金1200円) お気に入り度★★★、お薦め度★★★☆

21.『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』、6/1、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1300円) お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆

22.『劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ』6/1、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1300円) お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★

23.『ミッシング』、6/1、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1300円) お気に入り度★★★、お薦め度★★★

24.『FARANG ファラン』、6/1、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1300円) お気に入り度★★★☆、お薦め度★★

25.『胸騒ぎ』、6/1、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1300円) お気に入り度★★★、お薦め度★☆

26.『マッドマックス フュリオサ』、6/1、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1300円) お気に入り度★★★、お薦め度★★★

27.『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』、6/16、109シネマズ佐賀にて鑑賞(鑑賞料金2000円) お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★

28.『ディア・ファミリー』、6/22、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(無料クーポンにて鑑賞) お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★★

29.『朽ちないサクラ』、6/30、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(お客様感謝デーにつき鑑賞料金1100円 お気に入り度★★★、お薦め度★★★

30.『ルックバック』、6/30、Tジョイ久留米にて鑑賞(ムビチケにて鑑賞料金1600円) お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★

31.『クワイエット・プレイス DAY 1』、7/8、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(ハッピーマンデーにつき鑑賞料金は1100円) お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆

32.『温泉シャーク』、7/15、イオンシネマ福岡にて鑑賞(サービスデーにつき鑑賞料金1100円) お気に入り度★☆、お薦め度☆

33.『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』、7/20、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(お客様感謝デーにつき鑑賞料金1100円) お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆

34.『デッドプール&ウルヴァリン』、7/28、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(月イチクーポンにて鑑賞料金1200円) お気に入り度★★★、お薦め度★★★

35.『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:』、8/15、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13にて鑑賞(ムビチケにて鑑賞料金1500円) お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆

36.『ラストマイル』、イオンシネマ佐賀大和にて、8/25、鑑賞(月イチクーポンにて鑑賞料金1200円) お気に入り度★★☆、お薦め度★★★

37.『サユリ』、9/7、イオンシネマ福岡にて鑑賞(月イチクーポンにて鑑賞料金1200円) お気に入り度★★★★、お薦め度★★★

38.『エイリアン ロムルス』、9/7、イオンシネマ福岡にて鑑賞(無料クーポンにて) お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆

39.『ヒットマン』、9/14、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(割引クーポンにて鑑賞料金1000円) お気に入り度★★★、お薦め度★★★

40.『スオミの話をしよう』、9/16、イオンシネマ福岡にて鑑賞(サービスデーにつき鑑賞料金1100円) お気に入り度★☆、お薦め度★☆

41.『アビゲイル』、9/16、イオンシネマ福岡にて鑑賞(サービスデーにつき鑑賞料金1100円) お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆

42.『侍タイムスリッパ―』、9/29、イオンシネマ福岡にて鑑賞(ACチケットにて鑑賞料金1000円) お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★☆

 ★は五つで満点、☆は★の半分です。

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評判以上に面白かった『侍タイムスリッパ―』。

2024-09-29 21:35:31 | 新作映画
 安田淳一監督、山口馬木也主演、『侍タイムスリッパ―』、9/29、イオンシネマ福岡にて鑑賞(ACチケットにて鑑賞料金1000円)。2024年42本目。

 二週間ほど前にお袋を連れて『ヒットマン』という映画を観ました。
 元々は三谷幸喜監督の『スオミの話をしよう』を観る予定だったのですが、直前になって「この映画は(お袋と一緒に観るのは)危険だ!」と思い、『ヒットマン』に変更したのです。
 これで『ヒットマン』が面白ければ問題なかったのですが、『ヒットマン』は『ヒットマン』で(結末が)微妙な映画でした(とはいえ『ヒットマン』への変更自体は正解でした。後日一人で観に行った『スオミの話をしよう』が恐ろしくつまらなかったので。)。
 そんなわけで名誉挽回というわけではありませんが、ネットでの評判がよかった『侍タイムスリッパ―』をお袋を連れて観に行きました。
 これは面白かったです。
 観に行って正解でした。

 幕末の侍が現代日本にタイムスリップをするというお話です。
 ただ、そういうお話って昔から結構ありますよね(『ちょんまげぷりん』とか『満月 MR.MOONLIGHT』とか)。
 未見の作品もあるので作品の出来自体は比べられませんが、アイディア自体はそこまで奇抜なものではないのは確かです。
 本作の良いところは自主製作映画でありながら細かいところまでこだわりが感じられることでしょうか。
 例えば髪型。
 少し前に大泉洋主演の『終りに見た街』というテレビドラマを見ました。
 現代の平凡な一家が戦時下の日本にタイムスリップをするというお話です。
 ネットでの評判は悪くないようですが、自分はあまり感心しませんでした。
 大泉洋演じた主人公が同じく現代からやって来た男から「髪を切らないのか」と問われるシーンがあります。
 主人公は何だかんだ理由をつけて結局髪を切らないんですよ。
 未来からやってきた証拠を隠滅するために家まで燃やそうとしたのに。
 主人公は何で髪を切らないんですかね?
 自分は主人公が髪を切らなかったのは主人公に髪を切らない理由があったのではなく、主人公を演じた大泉洋が髪を切りたくなかっただけではないかと思いました。
 そういうのは見ていて興ざめします。
 大泉洋は役者として嫌いじゃないですし、作品のために髪を切りたくないというのも当人の自由ですが、それなら戦時下の日本を舞台にしたドラマに出るなよ、と言いたくなります。
 比べて本作で主役の高坂新左衛門を演じた山口馬木也は本当にちょんまげを結ってるんです(おそらくかつらではない)。
 本作は自主製作映画ですし、彼が月代にせずとも誰も責めないと思います(「月代」って読めます?)。
 彼自身がそうすることを望んだのでしょう。
 作品に対する意気込みが違うな、と思いました。

 もちろん役者の作品に対する意気込みが違うからよい作品なのだ、ってわけではないですけどね。
 意気込みが空回りすることもあるだろうし。
 でも本作においては山口馬木也の意気込みは空回りすることなく、彼の演技、そして殺陣には鬼気迫るものがありました。

 ともかく面白いですよ。
 元々は池袋にある小さな映画館一館の封切りだったようですが、今では100館を越える公開だそうです。
 それでも近くの映画館で公開されているかどうかは定かではないですが、公開されていたとしたら、観に行くことを強くお薦めします。

 お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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ただ映画を観に行くだけなのにいろいろ頭を悩ませる。

2024-09-26 21:26:43 | 新作映画
 というわけで今週末は映画を観に行こうと思っています。
 今週は、どうしてもう一週間早く公開してくれなかったんだ、そしたら三連休に観に行けたのに!と言いたくなるぐらい観たい映画が目白押しなのです。
 どんな作品があるのかというと、まずはティム・バートン監督の『ビートルジュース ビートルジュース』
 ウン十年ぶりの続編自体は珍しくないけど(『トップガン マーヴェリック』、『ブレードランナー 2049』など)、監督も同じ、主要キャストも同じ、というのは珍しいような気がします(気がするだけでよくあるのかも)。
 続いては同じく続編ではあるけれど、こちらはすでに三作目なのが『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』
 三作目ですが、前作を見ていないとストーリーがさっぱりわからない、というような映画ではないので今作から観ても良いかと思います。
 で、三作目(紹介するのが三番目の作品)が『憐れみの3章』です。
 今年の一月に公開された『哀れなるものたち』が少しでも面白かったのであれば観に行ってもよいのではないでしょうか。
 もう一つおまけに、これは現在公開中の映画ではありますが、非常に評判がいいようなので観に行こうと思っているのが『侍タイムスリッパー』です。
 観たい順に『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』>『侍タイムスリッパー』>『ビートルジュース ビートルジュース』=『憐れみの3章』といった感じでしょうか。
 今挙げた四作はすべてイオンシネマで公開されます。
 イオンシネマは鑑賞料金が安いのでとても助かります。
 ただ、困ったことに同じイオンシネマで公開されるわけではないんですよ。
 車で行ける範囲にあるイオンシネマは四つあるのですが、家から直近のイオンシネマ筑紫野で公開されるのは『ビートルジュース ビートルジュース』だけなんです。
 続いて、イオンシネマ筑紫野に次いでよく行っているイオンシネマ福岡では『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』と『侍タイムスリッパー』と『ビートルジュース ビートルジュース』が公開されます。
 イオンシネマ福岡と同じぐらいの距離にあるけれど、駐車場が完全無料というわけでないイオンシネマ大野城で公開されるのは『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』と『ビートルジュース ビートルジュース』と『憐れみの3章』の三本です。
 一つだけぽつんと離れたところにあるイオンシネマ佐賀大和では『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』と『ビートルジュース ビートルジュース』が公開されます。
 最終的に四本とも観るつもりではあるのですが、とりあえずの問題は『侍タイムスリッパー』と『憐れみの3章』、どちらから観るか、ということです。
 この場合、どちらを先に観たいか、ではないんですよ。
 どちらの映画が長く上映されているか、逆に言えば、上映終了が早いと予想される作品の方を先に観に行くべきなんです。
 より長く上映されるのはやはり勢いが感じられる『侍タイムスリッパー』の方で、だからこそ先に観に行くのは『憐れみの3章』の方か…。
 などと考えていたのですが、こういう映画があるよ、と言ったら、お袋が興味を示したので、イオンシネマ福岡まで『侍タイムスリッパー』を観に行きます。

 四本すべて観ることが出来るかどうかは(映画の)神のみぞ知る、ですね。笑。
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中盤からの雑さが残念だった『アビゲイル』。

2024-09-18 22:44:07 | 新作映画
 マット・ベティネッリ=オルピン&タイラー・ジレット監督、アリーシャ・ウィアー主演、『アビゲイル』、9/16、イオンシネマ福岡にて鑑賞(サービスデーにつき鑑賞につき鑑賞料金1100円)。2024年41本目。

 この映画の存在を知って以来、公開を心待ちにしていました。
 なぜかっていうと、同じ監督コンビの『レディ・オア・ノット』が頗る面白かったからです。
 監督が同じなら当然同じぐらいの面白さを期待しますよね?
 で、実際観ての感想ですが、残念ながら『レディ・オア・ノット』ほどの突き抜けた面白さはなかったかなぁ(『スオミの話をしよう』に比べたら断然面白いんだけど)。

 誘拐した少女が不死身のバンパイアだった!
 という開幕はすごくいいと思うんですよ。
 そこから、バンパイア少女と誘拐団との攻防も面白いと思います。
 ただ中盤から物語がすごく雑になって、それがとても残念でした。

 どこら辺が雑だったかというと、、、
 バンパイアに噛まれるとバンパイアになる、っていうのはバンパイアもののお約束ですよね。
 ただ、噛まれたバンパイアがホストのバンパイアの忠実な下僕(レンフィールド)になるかどうかは作品によって違うんですよね。
 ではこの『アビゲイル』はどっちだったかというと、どちらでもないんですよ。
 レンフィールドになる者もいれば、ならない者もいるのです。
 噛まれた者がレンフィールドにならないという設定のバンパイアものがあっても別にいいと思います。
 しかし、レンフィールドになるかどうかのルールが特に決まってないバンパイアものはさすがにそれはないと言いたくなります。

 あともう一つ言いたいことがありました。
 最終的に一人の人間が屋敷から解放されるんですよ。
 めでたしめでたしではあるのですが、その人間、全身血まみれなんです(主に返り血で)。
 そんな状態で解放されたってホテルはもちろん、警察にも行けないんじゃないですかね。
 せめてシャワーを浴びせ、着替えさせ、ついでに報酬を与えてから解放しても良かったんじゃないでしょうか、、、って細かいところが気になりすぎかもしれません。笑。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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観終わってホッとした『スオミの話をしよう』。

2024-09-17 22:14:02 | 新作映画
 三谷幸喜監督、長澤まさみ主演、『スオミの話をしよう』、9/16、イオンシネマ福岡にて鑑賞(サービスデーにつき鑑賞料金1100円)。2024年40本。

 お袋と『スオミの話をしよう』を観に行こうということになったのだけれど、前日になって観る映画を『ヒットマン』に変更したということはすでに書きました。
 これで『ヒットマン』が問答無用に面白かったのであれば問題はなかったのですが、『ヒットマン』は『ヒットマン』で何だか微妙な映画だったのです(特に結末が)。
 そうなるとどうしても不安になりますよね、もし『スオミの話をしよう』が『ヒットマン』より面白かったら…。
 そんな不安に駆られながら、映画サービスデーの昨日、イオンシネマ福岡まで『スオミの話をしよう』を(今度は一人で)観に行きました。
 観終わってホッとしましたね。
 なぜかというと『スオミの話をしよう』が本当につまらない映画だったからです。
 観る映画を『ヒットマン』に変更した自分の判断は完全に正しかった!と思いました。

 三谷幸喜の監督作はすべて映画館で観ています。
 初監督作の『ラヂオの時間』を観た時は、三谷幸喜、やるじゃん!と思いました。
 続く『みんなの家』は悪くないと思い、第三作の『THE 有頂天ホテル』はめちゃめちゃ面白い!と思いましたね。
 ただし評価がうなぎ上りだったのもそこまで。
 『ザ・マジックアワー』と『ステキな金縛り』は「う~ん…」って感じで、『清須会議』は可も不可もなくといったところでした。
 それでもまだよかったんですよ、フツーに見ることが出来るレベルではあったので。
 この次が悪名高い『ギャラクシー街道』なのですが、これがまた筆舌に尽くしがたいつまらなさで、しかもつまらないだけでなく、見終わった後、めっちゃ不快感が残るというね…。
 この映画に比べたら、大概の映画は許せちゃいますね。

 で、『スオミの話をしよう』なのですが、これがまたつまんない映画でした(といっても『ギャラクシー街道』に比べると全然マシ)。
 結婚を5回繰り返したスオミという名の女が5番目の夫の元が突然いなくなってしまう。
 かつての夫四人と現夫がスオミについて語っている間に誘拐を匂わせる手紙が届いて…。
 というお話なのですが、これでスオミ自身の手による偽装誘拐というオチ以外ありえるのかなと思っていたら、まんまそうでした(ある意味ビックリ)。
 途中のギャグも見ていてつらいものがありました。
 飛行中の飛行機から人が落ちる(!)シーンがあるのですが、そいつはモモンガみたいな恰好でそのまま落ちたドアから戻ってましたよ。
 誰かそんなのってあり得ないし、第一笑えないよって三谷幸喜に言わなかったんでしょうか。
 全編そんな感じなのですが、唯一感心したのがエンドロール前のミュージカルシーンですね。
 スオミを演じた長澤まさみがしょーもない歌を歌うのですが、これがめちゃめちゃ上手いんですよ。
 生歌じゃないんだから上手いも下手もないはずなのですが、それで上手いと思わせるんだから、長澤まさみは本当に歌が上手いんでしょうね。
 映画の見所はそれぐらいかな。

 これだけボロクソに言っていますが、三谷幸喜の次回作はたぶん観に行くと思います。笑。 

 お気に入り度★☆、お薦め度★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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この結末はない、と思った『ヒットマン』。

2024-09-14 23:31:11 | 新作映画
 リチャード・リンクレイター監督、グレン・パウエル主演、『ヒットマン』、9/14、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(割引クーポンにて鑑賞料金1000円)。2024年39本目。

 お袋と映画を観に行くことに特に抵抗はありません。
 ただ、何でもかんでもお袋と一緒に映画を観に行っているかというとさすがにそんなことはないです。
 『サユリ』や『エイリアン ロムルス」みたいなホラー映画にお袋を連れて行けるわけはないですし、後は映画のハシゴをする時も当然一人です。
 
 先日、「あんたばっかり一人で映画を観に行って!」みたいなことをお袋に言われたんですよ。
 それで「わかった、今度三谷幸喜の新作映画が公開されるから、それを一緒に観に行こう」と言いました。
 前々日まではそのつもりだったのですが、前日になって計画を変更することにしました。
 三谷幸喜の新作から地雷臭が漂ってきたのです。
 これをお袋に観せねのは止めといたほうが良さそうだ、と判断しました。
 代わりに何か良い映画はないか探したところ、見つけたのがこの『ヒットマン』でした。
 殺し屋の振りをするのが上手い大学教授が主人公のクライムコメディです。
 単純に面白そうじゃないですか。
 この映画にお袋を連れていくことにしました。

 『スオミの話をしよう』にお袋を連れて行かなかった判断が間違っていたとは思いません。
 しかし、『ヒットマン』は『ヒットマン』でお袋を連れて行くような映画ではなかったですね。
 どこらへんでそう思ったかというと、まぁいろいろなんですけど、特に結末ですかね。
 観た人の多くが「この結末でいいの?」と思ったのではないでしょうか。
 ハッピーエンドなのにこれほどモヤモヤが残る映画も珍しいのではないでしょうか。

 それにしてもおとり捜査で殺人を依頼した者を逮捕するというのは、おとり捜査自体が日本で認められていないせいでしょうか、アメリカ、怖っ!と思いました。
 裁判でおとりになった者が証言をしないといけないのでなおさらでした。
 おとりになった者とその捜査で逮捕された者が街でばったり出くわしたらどうなるんだろう…。
 相当恨みを買ってそうですけどね。

 お気に入り度★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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自分は充分面白いと思った『エイリアン ロムルス』。

2024-09-08 21:30:45 | 新作映画
 フェデ・アルバレス監督、ケイリー・スピーニー主演、『エイリアン ロムルス』、9/7、イオンシネマ福岡にて鑑賞(無料クーポンにて)。2024年38本目。

 映画好きでリドリー・スコット監督の『エイリアン』、及びジェームス・キャメロン監督の『エイリアン2』を見たことがないという人はいないんじゃないでしょうか(別にいてもいいんだけど、それはすごく勿体ない)。
 本当に良いものはどれほどの時を経てもその面白さが損なわれることはないですよね。
 ただ、デザインは、H・R・ギーガーのデザインした「エイリアン」のヴィジュアルは現代でもそのまま通用するのですが、宇宙船の内部やコクピットのデザインなどは今の視点で見るとダサい部分があります。
 でもそれは仕方ないんですよ。
 イマジネーションの限界という奴でしょう。
 1970年代では未来の宇宙船のイメージってあんなものだったってことですよね。

 さて、四半世紀の時を経て、『エイリアン』の正当な続編である『エイリアン ロムルス』が作られました。
 監督のアルバレスも大変だったと思います。
 ストーリーもそうですが、デザインをどうするか。
 例えば今の視点で宇宙船をイメージすると『エイリアン』のノストロモ号のそれよりも洗練されていて、もっと流線型のデザインになると思います。
 モニターも空中に浮かび上がるようなタイプのものになるでしょう。
 『エイリアン ロムルス』の未来って一部未来的ではないんですよね。
 でもそれは仕方のないことだと思います。
 だって『エイリアン ロムルス』は『エイリアン』の続編なのですから、デザインやSF的な設定は『エイリアン』のそれを継承するしかないわけです。
 自分はそれで納得し、満足していますが、納得していない人もいるようです。
 例えば、アンドロイドがアップデートするのに一々チップの入れ替えはしないなんかしないだろうとか、そういうことを言っている人がいます。
 自分も未来において人間型アンドロイドが誕生したらアップデートするのにあんなやり方はしないだろうとは思います。
 ただ、『エイリアン』の世界ではするんですよ。
 なぜならそれが『エイリアン』だから(としか言いようがない)。
 同じように監視カメラの映像がやたら不鮮明だったり、モニターの解像度がやたら低かったりするのもやはりそれが『エイリアン』だからという理由で納得するしかないと思うのです(宇宙船のカメラやモニターの映像が見えにくいということは現実的にはありえないとは思う)。

 そういうところから一々考えなくちゃいけなかったアルバレスも大変だったろうなと想像されます。
 もちろん大変だったと想像されるから、作品の評価に手心を加えるなんてことはしません。
 『エイリアン ロムルス』、充分面白かったです。
 ただ、、、『エイリアン』があまりにもすごすぎるんですよね。
 『エイリアン ロムルス』も100点満点で80点ぐらいの点数はつけられるのですが、『エイリアン』が100点満点で200点ぐらいの作品だから、比べるとどうしたって物足りないというか。

 そんなわけで『エイリアン ロムルス』は『エイリアン』を高く評価する人には物足りないし、『エイリアン』を知らない人にはデザインやSF的な設定が古臭く思えるという何だか不遇の作品なのです。
 自分は面白いと思いましたが…。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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ある意味理想的なホラー映画だった『サユリ』。

2024-09-07 20:54:44 | 新作映画
 白石晃士監督、南出凌嘉主演、『サユリ』、9/7、イオンシネマ福岡にて鑑賞(月イチクーポンにて鑑賞料金1200円)。2024年37本目。

 先日の記事でホラー映画は怖いだけではダメだ、プラスアルファがなければ、というようなことを書きました。
 その時は意識してなかったのですが、『サユリ』はまさにそういう映画でしたよ。
 本作のプラスアルファは何かというと、まず驚きですね。
 映画の前半は、念願のマイホームに引っ越してきた一家がその家に棲む悪霊の「サユリ」によって一人、また一人殺されていくという、ホラー映画としてはありがちなものです。
 そのまま一家全員がサユリに殺されてしまうのか、と思わせておいて、作品は驚くべきツイストを見せます。
 ネタバレになりますが、公開から二週間経つのでいいかな、無力なボケ老人と思われたおばあちゃんが実は太極拳の達人で、孫の則雄と太極拳で悪霊に対抗するという悪魔祓い映画になるのです。
 太極拳で悪霊に対抗するって!
 本人たちが真面目にやっている分、余計におかしかったです。

 ただ笑わせるだけでなく、なるほどな、と思わせるシーンもありました。
 おばあちゃんが孫の則雄を「どんな時も笑うことを忘れるな」というふうに叱咤するシーンがあるんですよ。
 今放映中の宮藤官九郎脚本のドラマ『新宿野戦病院』でも似たような台詞をヨウコが口にしてましたよね。
 笑いというものはそれだけで事態を好転させる力があるのかもしれません。

 さらに自分はこの作品で感動もしましたよ。
 サユリが浄化されるシーンはサユリに起きたことがあまりにもつらすぎるので、その分素直によかったと思いました。

 それからホラー映画って、悪霊は倒されたように見えて、実は、、、みたいな終わり方の作品も多いのですが、本作はきっちりと終わらせているのでそこも評価出来ました。
 まぁでもあのスーパーおばあちゃんの活躍はもっと見たい気がしないでもないですが。笑。
 
 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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何だかいろいろとわからなかった『ラストマイル』。

2024-08-25 22:14:21 | 新作映画
 塚原あゆ子監督、満島ひかり主演、『ラストマイル』、イオンシネマ佐賀大和にて、8/25、鑑賞(月イチクーポンにて鑑賞料金1200円)。2024年36本目。

 8/25は佐賀のアバンセで折紙探偵団九州友の会の例会でした。
 午前中は空いていたので、イオンシネマの8月の月イチクーポンも未使用だし、映画でも観に行くか、と思いました。 
 さて、何を観るか。
 イオンシネマ佐賀大和のスケジュールを見ると、『ラストマイル』の上映時間がちょうど具合がいいみたいです。
 よし、これにしよう、と思いました。
 いや、待て待て、他にいいのがないかと思って調べたら、イオンシネマ福岡で『サユリ』をやってるじゃないですか。
 こっちの方が観たい!
 でもこっちを観ていたら例会に間に合わない!
 いっそのこと例会を休むか!
 みたいに考えちゃいましたが、よくよく考えると9/1に映画のハシゴをする予定なので『サユリ』はそちらで観ることにしました。
 9/1まで上映していればいいんですけどね。

 というわけで『ラストマイル』を観てきたのですが、何かいろいろとわからない映画でしたね。
 作中の世界的規模のショッピングサイトというのが「ア〇ゾン」をモデルにしているということはわかります。
 わからなかったのは「ア〇ゾン」ではブラックフライデーになると取引量が増加するということですね。
 ブラックフライデーだからといって購買欲が一切刺激されることのない自分には理解し難いことでした。
 へぇ、ブラックフライデーになると取引量が増加するんだ…担当社員がそれに耐えきれず自殺(未遂)してしまうぐらいに。
 仕事で鬱になり自殺する社員自体はそこまで珍しいとは思いません(と言ってしまうのも何ですが)。
 ただ、ブラックフライデーのように期間限定で忙しくなっているだけなのにそれに耐えきれず自殺をする、しかも周りの人間にそこまで追い詰められていることを一切気づかせない、そんな都合のいい鬱病患者っているのかな?って思ってしまいました。

 爆破事件の真犯人が誰に対して復讐しようとしているのか、それもよくわかりませんでした。 
 世界的規模のショッピングサイト全体になのか、もっとピンポイントにショッピングサイトの関東センターに対してなのか、それともさらにピンポイントに関東センターの当時のセンター長に対してなのか、もしくは資本主義社会そのものに対してなのか、それすらわからなかったです。
 だいたいどうして復讐しようとしているのかもわかりませんでした。
 自殺未遂をした社員が恋人だったってこと?(そういった描写は一切なかったけど)
 恋人かどうかはさておき、自殺未遂をした社員が亡くなったから復讐を始めるというならまだしも、まだ(昏睡状態とはいえ)生きてるんですよね。
 生きてるのに復讐を開始しちゃうんだ?
 万が一彼が昏睡状態から目覚めたらどうするつもりだったの?
 もう昏睡から目覚めることはないと思ったの?
 たった五年で諦めるのって早くない?

 わからないことはまだ続いて、本作の悪役はどうやら当時のセンター長らしいのですが、彼のやったこと(もしくはやらなかったこと)の何が問題だったのかもわかりませんでした。
 部下が鬱病を患っていることに気づけなかったこと?
 それともブラックフライデーであるにもかかわらず、人員を増やさなかったこと?
 もしくは運送会社の配達料をケチったこと?
 どれも別に褒められることではないけど、だからといって裁かれなければいけないことだとは思いませんでした。

 何だか辛口のことを書いてしまいましたが、映画comのレビューを読む限りはそこまで辛口に書いている人はいなかったので、自分が単に細かいところが気になりすぎるだけなのか、そもそもこの物語の本質を理解出来ていないのかもしれません。

 お気に入り度★★☆、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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