子供だった頃

私たちが子供だった頃、大人って別のいきものみたいなもの。
知らないおじちゃんはでかくて、力が強くて、何を考えているかわから
なくてこわい、だから近寄ることすら出来なかった。
・
先週いつもより１０分遅れで家を出て、自転車に乗って会社に向かって
いるとある小学生たちと出会いました。最近の小学校は集団登校になっ
ているので１５人ぐらいの男女がひとかたまりになって前列に女子生徒
、後列が男子生徒で並んで歩いていました。
そこは道路と歩道に分かれていて、歩道の幅は２ｍしかありません。
子ども達は縦列の２列に並んでいますが、おしゃべりをしたりすると横
にふくれてあぶないので自転車を「リンリン」と鳴らしながら生徒達
の横を走っていました。
すると４年生ぐらいの男子生徒が、白目で私を睨み付けていました。
あの睨み方は尋常ではないと気づきましたが心当たりはない。
・
次の朝も１０分遅れで通勤していると、また同じ場所で小学生たちと出
会い「リンリン」と鳴らしながら走りました。ところが昨日私を睨み付
けた生徒だけは「リンリン」鳴らしても、右に寄ろうとはしないので
自転車を左ガードレールいっぱいで走ろうとしました。
すると隣にいた６年生が「こちらによれや」と言う。しかしそれを無視
してぶつかりそうに近づいてくるのです。自転車との距離がすれすれで
通り過ぎようとしたその時、生徒は右手で私を突き飛ばそうとするジェ
スチャーをしたのです。私は正面を向いてこいでいましたが、その残像
の細部が頭にはっきりと焼き付いていて間違いではありません。
・
次合うときは３度目の正直で現実になる可能性があります。
話が長くなりそうなので続きは明日のお楽しみ。また見てね。

 

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２年目の更新

２年ごとに賃貸契約の更新に入居者がやってきます。
２年たつとお客さんの顔は忘れることが多いのですが、合うとそういえ
ばこんなお客さんだったなと思い出すこともあります。
・
先週更新にこられた奥さんは、個性的な化粧をされていたのでそこのと
ころを記憶していました。どのような化粧かというと、とりあえず全体
的に化粧は濃いめなのですが目のまわりがやたら黒い印象でした。
今回は化粧全体は以前と同じように濃いめなのですが、目の大きさなど
ははっきりわかる化粧で、目のまわりが太陽のギザギザ模様。
これが現在ナウイ化粧なのかと感心をしました。
・
昨日そのお客さんの契約書を持って大家さん宅に行ってきました。
来店されたとき電気照明の配線が悪いという指摘を受け、大家さんに
直しに家に入ってもらいました。すると・・・・
「まぁ家がひどいなんてもんじゃない。壁は子供の落書きでわやくそ。
引き戸のガラスは割れて段ボールにいれかわっていた。子供が３人いる
が、上の子が悪くて下の子をなぐるんじゃけ～。すると普通泣くのに、
慣れていてへっちゃらなんじゃけ～」。
大家さんがおどろいて「なぐったらダメじゃないか」と上の子に言う。
すると奥の方から奥さんが「だめよ～」。
・
奥さんが化粧に専念するあいだにも、子供はたくましく成長する。
過保護に育てるよりも、ましかもね・・・。

 

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大技復活

グランプリファイナル４度目そして２年連続の優勝おめでとう。
浅田真央がこの大会で最初に優勝したのが１５才の時、あれから８年間
アイススケートの女王として君臨し続けて２３才になりました。
あの初々しかった真央ちゃんも今大会では最高齢と言うから否が応でも
年月の流れを感じてしまいます。
・
昨年に続き連続優勝になりましたが同じ優勝でもまったく意味が違う。
昨年はトリプルアクセルはまったく飛べる状態ではなく封印しての優勝
でしたが、今回は果敢に取り入れて失敗こそしましたがそこから見事立
て直しての優勝でした。
・
昨年の今頃はトリプルアクセルがまったく飛べない壁にぶつかっていて
もう年齢的に切れもなくなり２度と飛べないと思っていました。
その壁を乗り越えてよくここまできたことに拍手を送りたい。
「真央ちゃん、よくここまで頑張ってきたね」。
・
２ヶ月後のソチオリンピックを最後に引退をするというが、トリプルア
クセルが戻ってきたのでまだまだ頑張れると私たちは思っても、体はガ
タガタで満身創痍では無理は言えない。
野球選手などは、体がガタガタでも現役にこだわりつづけるが、フィギ
アスケートは体力が命で、華麗に飛んで舞い続けなくてはならない。
・
集大成のソチオリンピックでは、大技で決める覚悟でのぞむ。
しかし練習で何度飛べるようになっても、成功するか失敗するかは時の
運ぐらいに考えてもいいんじゃないだろうか。大技でたとえ失敗をして
も練習をしっかりしていれば今回のように立ち直ることもできる。

 

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屋根リフォーム

昨日アパート案内から帰る途中、一本の電話がかかってきました。
Ｈ板金「もしもしＨ板金ですが、屋根工事がもうすぐ終わります」
私「あとどれくらいで終わる？」
Ｈ板金「そうですね、あと３０分もすれば終わります」
私「それじゃあ、そちらに向かうから少しまってくれる」
・
現場に着くと屋根に上がり仕上がりを確認して、奥さんとご主人に家か
ら道路に出てもらって仕上がった屋根を見てもらった。
「りっぱに仕上がって、これで屋根は安心できる」
お客さんの喜びのこの言葉が何よりうれしい。
着工する前は、天気が不順で出遅れましたが２週間前に着工した屋根工
事がようやく終わりホッとしました。
・
古い家のカラーベスト屋根は、勾配が２寸五分とゆるいので風向きによ
っては雨漏れする家が意外と多いのです。新しいときは屋根下地材の
ルーフィングで持ちますが、時がたつとこれが劣化して雨漏れを起こし
天井にシミが出たりします。
・
３０年以上経過したゆるい勾配のカラーベスト屋根を、横暖ルーフと言
う屋根材でリフォームすれば雨漏れは止まるばかりか、家全体の断熱効
果も上がるので是非おすすめします。
「横暖ルーフ」と書いて「よこだんルーフ」と呼びます。
・
リフォームのホームページに横暖ルーフの実例写真を入れておきました
ので、興味のある人はぜひ見てね。

実例　→→→http://www.geocities.jp/sennenhome/f6.html

満室が続く

昨日は仕事帰りに契約書と契約金持参で大家さん宅によりました。
明後日が入居日で、カギ引渡が明日という余裕のない日程。
「こんばんわ～、モール前不動産です」。「ワン、ワン、ワン」。
いつものパターンで、大家さん宅にいるワンちゃんが出迎えてくれた。
・
いつもはご主人さんが出てくるのだが、先ほど電話をするとご主人さん
は不在なので奥さんに契約書等を渡す。それを奥の間に持っていって契
約書に印鑑を押し、領収書を書いている間、ワンちゃんと遊ぶ。
・
頭をなぜてあげると気持ちよさそうにじっとしている。
「どうしたか、よしよし、気持ちがいいか」。
一時すると、向きを変えて奥さんがいる奥の間へと走っていく。
１０秒程すると、また駆け足で戻ってくる。
「どうしたか、よしよし、気持ちいいか」。
これを３度ほど繰り返すと、奥さんが書類と領収書を持ってきた。
何回このパターンを繰り返しただろう。ワンちゃんもこのパターンを
覚えて、私を覚えてくれたようだ。
・
３年前はまったく取引がなかった大家さんだったが、今では一番の取引
先になった。２棟のアパートを持っているが当社と取引をはじめて満室
が続き、空いてもすぐに入居者が決まるので家賃は常に満額が入る。
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大家さんから管理を任されている限りは、これから先たとえアパートが
どんなに古くなってもあの手この手を使い満室状態を続けよう。

 

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中島みゆき

昨日は中島みゆきコンサート「夜会工場」を見に行きました。
今年春ごろ一回目のインターネット抽選で外れて、このたび２回目で当
選になりブッチャーかあさんと首を長くして待っていた次第です。
・
７時開演６時１５分開場だったので、１０分前に開場に行くとすでに５
００人ほどが列を作って並んでいました。開場まで１０分の間待ってい
ると、次々人がやってきてあっという間に前に並んでいた５００人以上
の人だかりができ大物歌手のすごさにびっくりしました。
・
昼休みになると吉田たくろうのユーチューブを聞いていますが、その中に
中島みゆきと「永遠のうそをついてくれ」をデュエットで歌っているの
を聞きよかったので是非コンサートを見たいと思いました。
中島みゆきは私と同じ年生まれの６１才ですが大物にありがちな上から
目線がなく、若々しくて茶目っ気たっぷりなのがいいですね。
・
高い階段を登ったり、ダンサーたちと所狭しと踊って歌ったりの２時間
のコンサートでしたがあのエネルギーはどこからきているのだろう。
ファンを楽しませたい思いと練習のたまものなのでしょう。
一つ残念なことは私の知っている「地上の星」「ファイト」「まつり」
などが一曲も歌われなかったことです。
でも熱烈なファンは中島みゆきの大半の曲を知っていて、もう聞き飽き
ているとの判断だったらしょうがないか。
・
最後にミュージシャンたちが出てきましたがベース、エレキ、ドラムス
等は吉田たくろうのユーチューブに出てくる面々で感激しました。
来年も仕事頑張って、次は吉田たくろうコンサートを見に行こう。

 

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限度額

最近インターネットバンキングによる犯罪が増えている。
取扱限度額があり下げておけば、もし被害にあったとしてもそれ以上は
ないだろうと単純に考えて限度額を下げることにした。
下げるときは自分でインターネットで下げることが出来るが、上げると
きは銀行窓口に行って書類提出しなければならない。
・
月初めは、大家さんへの家賃振替日で各大家さんに支払い操作を行う。
まだ支払いの途中なのにインターネット上に「限度額を超えましたの
でこれ以上の支払いはできません」。あれっおかしい、今までこんな
ことはなかったのに故障でもしたんだろうか。
・
そういえば先月、限度額を下げたのを思い出した。
インターネットによる１回の振込限度額とばかりに思っていたが、そう
ではなく１日の支払い総額の限度額の誤りだったのだ。
限度額を上げるなら銀行窓口に行って書類提出しなければならないが、
今日中に出来るだろうか。取扱窓口は別になるが、通帳と銀行印を持っ
てとりあえずお隣の山口銀行下松支店に行ってみた。
・
窓口の女性に事情を説明すると一枚の書類をもらった。
書き終えた書類を提出すると、別の女性が出てきて「お急ぎですか。
急ぐ場合は待っていただきますがよろしいですか」
この支店はお客さんがいつも多く、待つ時間が長いのでまずいと思った
がしかたがない。でも１０分ぐらいで手続きが終了してよかった。
早とちりは失敗の元、次からはよく見て確認するようにしよう。

 

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健康寿命

以前の事務所は櫛ヶ浜という漁業がさかんな町にありました。
お店を構えた魚屋さんも何軒かありましたが、リヤカーに魚を積んで
行商をしていたおばあさんもいました。
・
２８年前、中年過ぎのおばさんは毎日事務所前を通って行商に精を出し
ていました。そのおばさんを最後に見かけたときは、８０才に近いおば
あさんになっていました。ビッコをひき、足を引きずりなからリヤカー
を押している姿を見ると痛々しくもありました。でも朝から夕方まで
１日中外を歩き回っているので、真っ黒に日焼けした顔からは行商人の
風貌がかいま見られました。
・
お得意さんの家で止まり「今日のアジはうまいよ」と言うと、奥さんが
ナベを持って家から出てくる。お客さんから魚の注文を受けると古びた
まな板と、使い古した小さな包丁を出して魚を器用にさばく。
代金をもらって「ありがとね」と言って、次のお得意先へと歩く。
・
健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活で
きる期間」をいいます。日本人の健康寿命と平均寿命の差は、男性で
９才以上、女性は１２才以上におよぶそうです。
つまり多くの人が、人生の晩年にあたる約１０年もの時間を、介護を受
けたり、寝たきりの状態で送っていることになります。
・
年老いて歩くこともままならない方もよく見かけますが、行商をしてい
たおばあちゃんのように年を取ってもいつまでも元気でいたい。
そのためには食事に気を使って、運動も頑張りましょうね。

 

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空家を貸家に

現在の事務所に移転して３年８ヶ月が経過しました。
当初はどこにどんなアパートがあるのかわからないので、まずは空いて
いるアパート探しから始め、空いているアパートがあれば大家さんを
探して挨拶をするの繰り返しでした。
自転車で回っていると町の様子が隅々までよくわかるようになり、その
過程で一軒家の空家も結構多いものだなと思うようになりました。
・
空家をそのままにしていたら、家は傷むばかりか固定資産税を払わなく
てはならない不合理な事態になってしまう。私は根が貧乏性のために
空家を人に貸して家賃収入を得ればいいのにとすぐに思いました。
ということで、その空家の所有者を探しては大家さん業の進めもおこな
いました。空家から貸家募集に切り替えて、入居者さんを探してそこに
住んでもらい、たくさんの所有者さんから喜ばれています。
しかし空家があっても所有者を見つけることは大変なことで、色々な方
法で探しても過半数は見つけられずに手つかずの状態です。
・
昨日東京から不動産の相談でお客さんが来店されました。
所有者はお兄さんになるのですが来店された方は弟さん。
下松駅の近くに空家を一件持っていて、売るか貸すかしたいが何とかな
らないだろうか。
ゼンリン地図を広げて場所を特定すると、３年程前にアパート巡回の時
に空家があり貸家にしたらいいのになぁと思ったところでした。
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３年以上たつとお客さんから自然と話を持ってきてくれるものです。
感謝する気持ちを忘れずに今日も仕事に頑張ろう。

                                                          　

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