１８才の命

昨日は晩酌をする日で、ちょっと焼酎を飲み過ぎたのかうたた寝を
していました。目が覚めたのが１０時頃でしたが、ある少女のドキュメ
ントの番組を見ていたらテレビから目が離せなくなりました。
その少女は生まれたときから、重い病気に苦しみながら生きていました
が、最先端の医療に支えられながら命をつないで生きていました。
そんな状態だから、家から出かけるなんてできないのですが、家で両親
と食事をしたりして過ごすことがゆういつの生き甲斐だったのです。
そんなある日、少女に一人の友達ができました。その友達とたまにあっ
たりメールをやり取りをするようになりました。
その友達は５３才年上のおばちゃんで、自分の娘も生まれつき病気だっ
たんですが７才でなくした経歴があったのです。少女のことを聞いた
とき、いてもたってもいられなくなり、あってお友達になりました。
７００通を超えるメールが、二人のよりどころになったのです。
１８才の時、重度の腎臓病を併発しました。その時から透析を受けなけ
ればならなくなり病はどんどん進み、日を追うごとに苦しみが増すよう
になります。少女はこれ以上苦しみながら生きることを拒むようにな
り、透析を中止することにしたのです。
両親は生きていれば、きっといいことがあるはずだからもう少し生きて
いようと促しますが、少女は「いのちは長さじゃないよ。どう生きる
かだよ」と言って、両親に見守れながら１８才で旅立ちました。
苦しみながら命と向き合って生きていると、若くてもこんなに強くなり
、成長するものなのかと感銘を受けました。

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