電気とガスが

週末になると、新しい新居に引っ越しをする人が多い。
昨日の土曜日は、当社と賃貸契約を結んだＴさんが引っ越しをおこなったが、
そのＴさんから昼一番で電話がかかってきた。
「分電盤がおかしい。スイッチを上げると落ちるので電気が使えない」。
先日私が点検に行ったときは、確かそんなことはなかったのにおかしい。
でも電気が使えないと生活ができないので一大事である。と言うことで、私が
急遽現場に向かうことにした。
現地に着くと、Ｔさんは引っ越しで大わらわだった。
分電盤は大元のスイッチがあって、３個の小スイッチ回路に分かれている。
ＤＫなどの水回りの回路の一個を上げると、大元のスイッチが落ちるのだ。
ここの電気回路が生活をするのに一番重要な回路なのだが、初めて経験する
現象にどうなっているのかさっぱり検討がつかない。
中国電力がきたらしいが、子会社を紹介してさっさと帰ってしまったらしい。
ガス屋もきたが、電気が使えないので帰ってしまったと言う。中国電力が紹
介したという子会社に電話をかけてみると、本日は定休日でお休みという。
何とも無責任なふるまいに、情けない限りだ。
しかたなく当社がお世話になっているＳ電気工事店に来てもらうことにした。
３０分ほど待つとＳ電気店はやってきた。Ｓが言うには、どこかが漏電している
のだろうと言うが、室内の各コンセントなどをチェックするがわからない。
犯人は室外のガス給湯器だった。ガス給湯器のコンセントを抜くと、確かに分
電盤は落ちないのである。ガス給湯器が漏電して使えないのだ。
ガス屋に電話をして、とりあえず仮設の給湯器を付けてもらって生活ができる
ようにしてもらった。何とも人騒がせな、中国電力とガス屋であった。

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