医療に関する提言・レポートfrom MRIC by 医療ガバナンス学会(2011年8月18日) 「掘って埋める、その前に」 森田知宏 東京大学医学部6年生より
8月13日南相馬市市役所で行われた学校の除染活動の打ち合わせと、幼稚園・保育園の線量測定への参加経験を報告する。除染活動打ち合わせには、桜井市長、教育委員会、東京大学児玉教授、南相馬市原町中央産婦人科高橋院長、亀田病院産婦人科の鈴木医師が参加しテレビ取材もあった。土壌処理の基本は汚染度をしっかりした構造の中に埋めることである。ホットスポットを決定してうめることは個人では出来ないので重機を持つ専門企業が必要である。場所としては防風林を作る予定地の地下はどうかなどが話し合われた。夏休み中にホットスポットの洗いだしと除染作業が進められるものと思われる。筆者は南相馬市立総合病院でホールボディカウンターの健康診断結果のデータ-ベース化を作ってきた。個人や生徒に線量計を持たす試みもあり、正確な線量測定マニュアルの啓蒙が緊急の課題である。
8月13日南相馬市市役所で行われた学校の除染活動の打ち合わせと、幼稚園・保育園の線量測定への参加経験を報告する。除染活動打ち合わせには、桜井市長、教育委員会、東京大学児玉教授、南相馬市原町中央産婦人科高橋院長、亀田病院産婦人科の鈴木医師が参加しテレビ取材もあった。土壌処理の基本は汚染度をしっかりした構造の中に埋めることである。ホットスポットを決定してうめることは個人では出来ないので重機を持つ専門企業が必要である。場所としては防風林を作る予定地の地下はどうかなどが話し合われた。夏休み中にホットスポットの洗いだしと除染作業が進められるものと思われる。筆者は南相馬市立総合病院でホールボディカウンターの健康診断結果のデータ-ベース化を作ってきた。個人や生徒に線量計を持たす試みもあり、正確な線量測定マニュアルの啓蒙が緊急の課題である。