ブログ 「ごまめの歯軋り」

読書子のための、政治・経済・社会・文化・科学・生命の議論の場

第2次就職氷河期が 更に非正規雇用を拡大するのか

2009年08月25日 | 時事問題
朝日新聞 2009年8月25日14時41分
経済・雇用危機、自力で立ち上がる助けを 厚労白書
 政府は25日、「暮らしと社会の安定に向けた自立支援」をテーマとする09年の厚生労働白書を閣議に報告した。昨秋以降の経済・雇用危機を受け、「生活に困窮してしまわないうちに、再び自分の足で立ち上がれるよう手を差し伸べるのが重要」として、雇用と福祉の両面から安全網を整える必要性を強調している。
 白書は、若者や高齢者、障害者ら労働市場で弱い立場にある人たちの現状を分析。09年の就職率・内定率が大卒、高卒とも低下▽08年度下期の障害者の解雇が上期比2.5倍の約2千人に▽母子家庭の母の就職率が08年度35%と前年度比で5ポイント低下――などを挙げ、今後さらに状況が悪化する恐れがあるとしている。

政府の補正予算はエコカー減税などは企業優遇であって、「自力更生」という雇用対策は雇用切り捨てを追認しているだけ。景気対策とは労働側を無視した企業側への麻薬効果である。厚生労働省の雇用対策はなにも見えてこない。

アホウ太朗首相の暴言「金がねえなら結婚しないほうがいい」に野党反発

2009年08月25日 | 時事問題
朝日新聞 2009年8月24日23時41分
野党幹部、相次ぎ批判 首相の「金がねえなら」発言
 麻生首相が23日、学生との対話集会で、参加者から「若者に結婚するだけのお金がないから結婚が進まず、少子化になるのではないか」と聞かれたのに対し、「金がねえなら結婚しない方がいい。」と語ったことに対し、24日、野党幹部から批判の声が相次いだ。
 民主党の菅直人代表代行は沖縄県沖縄市で「いま働こうと思っても仕事がない。そういう皆さんが考えてほしいと言った時に『金がないのに結婚するな』と言う。総理を続けてほしいと思う人は沖縄に一人もいないと思う」。
 共産党の志位委員長は長野市で「多くのワーキングプアをつくった責任を感じないのは政治家失格だ」。
 社民党の福島党首も同市で「非正規雇用が増えたのは政治のせい。自己責任にするのは政策を理解していない」と語った。

この恐ろしい首相の暴言の本音は「支配者が儲けるためには、国民からむしりとればいい、貧困化は当然だ」ことにある。これ以上富をむしりとられないように、支配者を追放しよう。



トヨタ生産計画 今年11月に前年度を超える予定

2009年08月25日 | 時事問題
朝日新聞 2009年8月25日3時6分
トヨタ増産、1年4カ月ぶり前年超え 11月計画
 トヨタ自動車は11月の国内1日当たりの生産台数を、08年7月以来1年4カ月ぶりに前年同月を上回る、1万4500台に設定していることが24日、わかった。各国政府の買い替え支援策で販売が回復してきたためだ。ただ、系列部品メーカーは、支援策が終わると減産に転じる恐れがあるとして、人員を増やしてまでの増産態勢を取ることには依然、慎重だ。

政府税制支援策が麻薬効果に過ぎないとしたら、この予測はどうなるかわからない

市発注の公共工事・委託業務に最低賃金を定める条例

2009年08月25日 | 時事問題
朝日新聞 2009年8月25日7時46分
最低賃金、市が決定 千葉・野田市、業務委託契約条例案
 千葉県野田市は、市発注の公共事業や業務委託に携わる民間労働者の賃金水準を確保するため、市長が定める最低賃金以上の給与を支払わなければならないとした公契約条例案を9月の市議会定例会に提出する。条例案が可決されれば、来年度の発注から実施する予定という。
 一般競争入札の採用が拡大し、低価格での落札が増えていることから、市は「低入札はいずれ労働者の質の低下を招き、市民にマイナスとなって跳ね返ってくる」として対策を検討し始めた。

注目される条例である。さて最低賃金をどこへもって行くのか 時間1000円-1500円くらいか

衆議院選挙 いよいよ終盤へ

2009年08月25日 | 時事問題
朝日新聞 2009年8月24日20時5分
《政治決戦24時:24日》 「ばらまきでなく、種まき」
 麻生首相が香川県坂出市で街頭演説し、「政権交代の先に何があるんですか。混乱ですか。景気後退ですか。一番わかりやすい例が、東京都議会議員選挙だ。(民主党が)『勝った、勝った』というが、あれ以来、東京都議会は開かれていないじゃありませんか」
 民主党の鳩山代表が茨城県つくば市で街頭演説し、同党がマニフェストの柱に掲げる子ども手当について、「ばらまきなんて言わせません。種まきだという思いで、実施したいと思っている」

アホウ太郎首相は人の攻撃になると迫力がでる。野党党首にすればいい。アホウ太郎は衆議院の議院内閣制と地方自治体の首長制(擬似大統領制)の区別もできていない。東京都の問題は知事と議会多数派のねじれ現象である。