伊吹有喜「カンパニー」読み終わりました。
妻にある日突然「離婚したい」と言われる青柳誠一
何が悪かったのかもわからず・・
話し合おうにも取り付く島もない妻の態度
一方的に家を出て離婚届が郵送されてくる。
一方
会社でも上司からリストラ宣告されてしまう。
「キャリア創造支援室」への移動
それは
「おまえはもういらない」と言われたようなものだった。
しかし
上司の脇坂から青柳は最後のチャンスをもらう
それは
会社「有明F&P」が主催する
敷島バレエ団の公演を成功させること
それが出来たらリストラの話は回避されるらしい。
妻にも
会社にも
いらない
そう言われてしまった青柳
「言われたことはそつなくこなす」
が
それだけ。
上司からはそう言われてしまう。
自分の何がいけないのか?
生きる気力さえも失っていく青柳
しかし
敷島バレエ団
上司からは「カンパニー」と呼べと言われたそこに
青柳は必要とされる男になる
今まで全く関わりの無かった
「バレエ」
そこで自分の全人生をかけて踊るバレリーナたち
有明F&PのCMにも起用されている「高野悠」
世界的にも有名なバレエダンサーの
王であるが故の
苦悩と孤独
を知る。
そして
コンビニでバイトをしながら食いつなぎ
バレエを踊ることがすべてだという
「高崎美波」
美波は青柳に生きる力をくれる
変わっていく青柳
最初は乗り気のしなかった
敷島バレエ団「カンパニー」への出向
しかし
カンパニーの人たちは青柳を必要としてくれる
そして
青柳自身も
カンパニーの人たちに
仕事以上の感情を傾け全力で支えようとする
有明F&Pの「瀬川由衣」は
全力で支えていたマラソンランナーの鈴木舞に
裏切られた形で舞の妊娠を知る
一緒にオリンピックを目指しているはずだったのに。。
本人の希望で
舞は引退することに
この一件で
会社は由衣に「キャリア創造支援室」への移動を言い渡す。
つまり
由衣はリストラ対象だということだ。
由衣もまた青柳と同様カンパニーへ出向となる。
そして
ダンサーの高野の体を調整するトレーナーをするよう言いつかるが・・
高野はこれを拒否
「ドライバー」ならというので
由衣は高野の専属ドライバーとなる。
高野に足蹴にされても・・
名前で呼ばれなくても・・
由衣は高野の体を思い
高野の苦悩を思いやる
そんな気持ちが・・
高野の心を溶かす
由衣がいてもたってもいられず
トレーニングウエアのまま
高野をウィーンまで追いかけてきた。
そして・・
初めて由衣本来の仕事をさせてもらうことができる
由衣の座右の銘
「努力・情熱・仲間」
それを高野に言ったとき
「レッスン・パッション・カンパニー」
となぞらえる。
カンパニーは
仲間という意味もある
由衣は高野にそう聞かされる。
そこから始まる
カンパニー☆
高野と由衣
そして
青柳美波も
みんなが
カンパニーになって行く
それが読んでいてこちらも気持ちを熱くさせられた。
好きなことでお金を稼ぐことの難しさ。。
「なぜそこまでして?」
そう思う青柳に
理由は必要ないという高野
自分の気持ちに正直に動けばいいと
みんな闘っている!
立ち位置は違っても
一つの目的に向かって
みんなが一つになる
会社も家族も
きっと一緒なんだろうなぁ
自分もがんばろう!
与えられたことを一生懸命やろう!!
そういう勇気をもらえる作品だと思います
妻にある日突然「離婚したい」と言われる青柳誠一
何が悪かったのかもわからず・・
話し合おうにも取り付く島もない妻の態度
一方的に家を出て離婚届が郵送されてくる。
一方
会社でも上司からリストラ宣告されてしまう。
「キャリア創造支援室」への移動
それは
「おまえはもういらない」と言われたようなものだった。
しかし
上司の脇坂から青柳は最後のチャンスをもらう
それは
会社「有明F&P」が主催する
敷島バレエ団の公演を成功させること
それが出来たらリストラの話は回避されるらしい。
妻にも
会社にも
いらない
そう言われてしまった青柳
「言われたことはそつなくこなす」
が
それだけ。
上司からはそう言われてしまう。
自分の何がいけないのか?
生きる気力さえも失っていく青柳
しかし
敷島バレエ団
上司からは「カンパニー」と呼べと言われたそこに
青柳は必要とされる男になる
今まで全く関わりの無かった
「バレエ」
そこで自分の全人生をかけて踊るバレリーナたち
有明F&PのCMにも起用されている「高野悠」
世界的にも有名なバレエダンサーの
王であるが故の
苦悩と孤独
を知る。
そして
コンビニでバイトをしながら食いつなぎ
バレエを踊ることがすべてだという
「高崎美波」
美波は青柳に生きる力をくれる
変わっていく青柳
最初は乗り気のしなかった
敷島バレエ団「カンパニー」への出向
しかし
カンパニーの人たちは青柳を必要としてくれる
そして
青柳自身も
カンパニーの人たちに
仕事以上の感情を傾け全力で支えようとする
有明F&Pの「瀬川由衣」は
全力で支えていたマラソンランナーの鈴木舞に
裏切られた形で舞の妊娠を知る
一緒にオリンピックを目指しているはずだったのに。。
本人の希望で
舞は引退することに
この一件で
会社は由衣に「キャリア創造支援室」への移動を言い渡す。
つまり
由衣はリストラ対象だということだ。
由衣もまた青柳と同様カンパニーへ出向となる。
そして
ダンサーの高野の体を調整するトレーナーをするよう言いつかるが・・
高野はこれを拒否
「ドライバー」ならというので
由衣は高野の専属ドライバーとなる。
高野に足蹴にされても・・
名前で呼ばれなくても・・
由衣は高野の体を思い
高野の苦悩を思いやる
そんな気持ちが・・
高野の心を溶かす
由衣がいてもたってもいられず
トレーニングウエアのまま
高野をウィーンまで追いかけてきた。
そして・・
初めて由衣本来の仕事をさせてもらうことができる
由衣の座右の銘
「努力・情熱・仲間」
それを高野に言ったとき
「レッスン・パッション・カンパニー」
となぞらえる。
カンパニーは
仲間という意味もある
由衣は高野にそう聞かされる。
そこから始まる
カンパニー☆
高野と由衣
そして
青柳美波も
みんなが
カンパニーになって行く
それが読んでいてこちらも気持ちを熱くさせられた。
好きなことでお金を稼ぐことの難しさ。。
「なぜそこまでして?」
そう思う青柳に
理由は必要ないという高野
自分の気持ちに正直に動けばいいと
みんな闘っている!
立ち位置は違っても
一つの目的に向かって
みんなが一つになる
会社も家族も
きっと一緒なんだろうなぁ
自分もがんばろう!
与えられたことを一生懸命やろう!!
そういう勇気をもらえる作品だと思います