柴田よしき「夢より短い旅の果て」読み終わりました☆
この表紙に惹かれて
図書館で借りてしまった
パラパラ~ってめくってみると~
どうやら列車の旅行の本らしい
電車とかはあんまり興味ないけど・・
「おっ!」
知ってるところがタイトルにある!!
しかもごく近いとこだ~
なんてわけで
興味を高めていったところで読み始めた。
そしたら~
どんどんハマった
読んでるだけで車窓の景色が流れていく
あ~
列車の旅いいなぁ
「鉄」でなくても
そんな気持ちにさせられてしまう1冊
そして
ミステリも楽しめるよ
それにしても
柴田さんってスゴイ
今までもいろんな作品読んだけど
まだまだ知らない面がいっぱい隠れていそう♪
四十九院 香澄(つるしいん かすみ)が
広島から東京の聖華女子大を受験したのには
わけがあった☆
聖華女子大の「旅行同好会」に入ること
そして
その「旅行同好会」に入れば
西神奈川大学「鉄道旅同好会」の正式会員なれる
↑それが最大の目的だった
香澄は
決して
鉄道に興味があった訳ではない。
なのに
なぜ
そこまでして
「鉄道旅同好会」の正式会員になりたかったのか
それには
わけがあった
香澄と6歳違いの叔父である
園部高之は
この西神奈川大学「鉄道旅同好会」の会員だった。
しかし
4年前
高之が
失踪
現在に至るまで
全く手がかりらしきものが見つかっていない。
香澄は高之に
恋心を抱いていた
それは許されないことととわかっていても・・
それゆえに
高之を
どうしても
探し出したい
その
強い気持ちは止めることができなかった。
両親には
そのことはひた隠し
あくまで
「聖華女子大」に入学すること☆
表向きはそれで押し通した。
高之を探すために
なんとか「鉄道旅同好会」の正式会員になった香澄。
まったくといっていいほど
鉄道には興味はなかった香澄だったが
旅同好会の会員になり
鉄道で旅をするうちに
すっかり
鉄道の旅に魅せられてしまう
鉄道旅同好会の会長の「井上」
そして会員たちの鉄道に対する熱い思い!
そして
鉄道と人との
ドラマ
鉄道の旅の
景色のすばらしさ
そして
香澄が乗った電車で見かけた
赤いコートの謎の女
その女は
今度は
白いコートを着て車掌から切符を買っていた!!
香澄が気になった
この女☆
後に意外なところで再会することになる。
そして
その真相が明らかに
高之の失踪に関する手がかりを探す香澄に
井上や
OBの近藤から
高之の
元カノを紹介される香澄
その真梨子から
高之に関する
重大な情報を得る
高之の行くへは?
そして
香澄の思いは遂げられるのか??
氷見線の
あの景色~
みてみたいなぁ
鉄ではない私を
ここまで思わせる
柴田さん!
やっぱすごいなぁ
あなたも
列車に乗って~
じゃなく・・
この本を読んで
旅に出てみませんか