佐藤正午「月の満ち欠け」読み終わりました。
生まれ変わりっていうのは
本当にあるのかも?
これを読んだらそう思ってしまうかも。
瑠璃は3人の少女の中に宿り・・
愛する「アキヒコ」を求めて会いに来る。
瑠璃も玻璃も照らせば光る
どんな姿になろうとも
瑠璃はアキヒコに分かってもらえる。
そういう確信があった。
会った瞬間に惹かれ
短い濃密な時間を過ごした瑠璃とアキヒコ
死が2人を別つとも・・
魂は求め合う
そういうことってあるのかもしれない。
瑠璃が宿った少女の人生
少女の親の人生
そういうものも巻き込んでいく。。
自分の娘がそうなったら・・
ある日を境に大人になる少女
そんな娘を持て余す。。
でも受け入れるしかない。
そんなことがもしあったら
瑠璃とアキヒコの
時を超えた長い長い愛の物語
それぞれの立場を想像しながらどんどん引き込まれます