癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

さわやか自然百景「ユルリ島・モユルリ島」

2018年08月19日 | 日常生活・つぶやき

 この北海道・根室沖3キロに浮かぶ双子の無人島、ユルリ島とモユルリ島は、先日再会した落石漁協のKoさんが、「こちらへ来たら、船で案内しますよ」といつも話されていた島である。先日は時刻が遅かったのと霧で島が見えなかったこともあり、遠慮した。

 NHKのこの番組「さわやか自然百景」は大好きな番組である。今日放映された「ユルリ島・モユルリ島」は、今年の7月上旬に、そのKoさんが船を出して、スタッフを乗せて、撮影場所などもすべて案内してできた番組だそうだ。

 夏、絶滅が心配される植物が花を咲かせる。ユルリ島ではかつて人間が持ち込んだ馬が野生化、今は3頭が残る。馬が背丈の高い草を食べるため十分な光を浴びた花々が草原に咲き乱れる。希少なエトピリカをはじめ、海鳥の一大繁殖地であるこれらの島では、一斉に鳥たちの子育てが始まる。ウミネコやウミウのヒナをオジロワシが襲い、命がけの攻防が繰り広げられる。
 島の中央部の高層湿原は約14000年前に成立した非常に古く、希少な植物が多く生育している。


海岸から眺めるモユルリ島とユルリ島


手前がユルリ島、後ろがモユルリ島


現在3頭に減ってしまった野生馬


ゼニガタアザラシ


ユルリ島の名前の由来(アイヌ語で「鵜のいる島」)になっているウミウ


ウミネコ


ケイマフリ(手売島とこの島にしか棲息していない)


この島にしか棲息しないエトピリカ


このオジロワシとウミウやウミネコとの攻防の様子が映し出されていた。


高層湿原ならではのツルコケモモ


この島と根室半島の一部にしか咲かないキヨシソウ


シコタンキンポウゲ

 Koさんから聞いた裏話だが、自然保護団体が厳しくて、まだいろいろな貴重な動植物が見られるのだが、撮影が制限されてものがたくさんあるらしい。それらの具体的な名前も聞かせていただいた。

 この根室半島から釧路管内の太平洋岸には、魅力的な湿原の原生花園や荒々しい海岸地形が広がっていて、まだ歩いていないフットパスもある。花の一番の見ごろは6月中・下旬だという。そのころにぜひとも出掛け、船でこれらの島へも案内してもらいたいと思っている。

徘徊老人保護もした赤沼探訪ウォーク(27km)

2018年08月18日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

こんこんと水が湧き出る赤沼。周囲60mの沼だが、水面は浮き苔に覆われて、沼全体は見えない。


GPSトラックログ


 当初は、自宅から歩いて袴腰岳~横津岳~函館新道~自宅のコースを12時間の予定で循環縦走するつもりでスタートした。しかし、赤川林道の橋の架け替え工事のため橋がないので、赤沼探訪に切り替えた。結果、27kmの道のりとなり、徘徊老人を警察に引き渡すまでの40分を入れて、8時間のロングウォークとなった。歩数計は約45,000歩だった。

 「赤沼」は、周囲60mの多くの伝説に彩られた神秘的な湧水沼である。函館市の水源の一つでもある。信仰の対象となっていて、「竜神様」「悲恋の涙」「雨乞い」「オサンゴ」「大蛇」など多くの伝説もある。水そのものはとても綺麗で、アイヌの人々は「ワッカベツ(きれいな飲み水の川)」と呼んでいたそう。
 赤沼の名は赤土によって水が赤く黄ばんで見えるので生まれたとのこと 数年前までは、毎年、中野ダム公園の手前にある赤沼本山妙要寺の「うしみつ参り」が行われていたが、現在は中止になったままだそうだ。そのせいか、以前(2007年)に訪れた時より、周囲が荒れ放題になっていた。
 なお、赤川林道を挟んだ近くには白沼もあり、こちらも信仰の対象となっている。

 4:45自宅をスタートし、赤川通りを北上する。
◎徘徊老人保護のハプニング
 1時間半ほど歩き、下赤川あいの里前バス停を過ぎた辺りで、上の方から歩いてくる老人(自分より若かった)に「今何時ですか?」と声を掛けられた。時刻を教えると、今どこにいるのか全く分からないとのこと。足はサンダル履きで、背中には小さなリュック。どこから来たのか、どこへ向かうのか、聞いても分からないと答えるだけ。「まっすぐ歩いて行けば、市街地に出ますよ」と行ったら、「もう歩けない、パトカーを呼んでほしい」とのこと。
 車の免許証を取り出して、こちらに差し出す。住所は時任町になっている。昭和25年生まれの方だった。

 たまたま、携帯に中央署の電話番号が入っていたので、事情を話し、パトカーを向けて欲しいとお願いする。バス停の休憩所でパトカーの到着を待った。

 身なりもこぎれいだし、会話も成立する。しかし、記憶的なことを尋ねると「分からない」「忘れた」と答える。それでも、退職前の勤め先を聞いたら、マツダの車の会社だったそうだ。
 この時点では、記憶喪失なのかと思っていた。それにしても、時任町からこの時間にここにいるということは、夜中も歩いていたはずだが、それも分からないと言う。今日の月日を尋ねられて教えたら、「8月?8月なのにこんなに寒いの?」とも言う。

 30分以上待って、ようやくパトカーが到着した。警察によると、昨日ももっと奥の方で保護されたとのこと。いわゆる徘徊老人らしい。パトカーを呼んでくれとか、免許証を見せるという知恵は、これまでの経験から身に付いたものなのかもしれない。

 自分も、家にじっとしていられなくて、あちこち徘徊している老人である。徘徊老人が徘徊老人を保護したという笑い話にもならない結末・・・自分の行く末を見ているような暗い気持ちになった。

◎40分ほど無駄足を踏んだが、気を取り直して歩き始めた。


 7:20、赤沼本山妙要寺前を通過。この寺は大阪市北区に道場を持つ大道妙要法尼が、大正9年から赤沼で長年に渡って修行をして、昭和9年にここに建立した寺。
 この寺の歴史に関する興味深い「あかぬまさん縁起」はここをクリック!


新中野ダム公園から、ダムの上へ向かう車道を登って行く


7:45、昨朝までの大雨で、濁った水が貯まっている新中野ダムを眺める


 その少し先に飯場があり、赤川林道の橋の架け替え工事をしていて、ゲートから先は通行止めとのこと。
 関係者に聞いたら、橋もないので歩いても行けないとのこと。
 ゲートの手前で川を渡渉すれば、別の林道からも行けるので、それも考えて先へ進んだ。
 しかし、ダムの先へ進んで、林道沿いの亀田川を見たら、とても裸足で渡渉できる水量ではない。
 この時点で山は諦めた。そのまま引き返すのも癪なので、赤沼探訪に目的を変えた。

 
 8:05、赤川林道から赤沼参拝道へと進む。 
 まもなく、桔梗のタタラ沢林道との分岐に到着。帰りは、そちらへ下りることにして、先へ進む。

 以前は、車でもMTBでも走れた林道だったが、非常に荒れた状態の林道になっていた。


 9:05 ちょうど1時間の林道歩きで、赤沼への分岐に到着。右が赤沼へ。


 9:10、かろうじて立っている鳥居を潜って下りて行くと、赤沼が現れる。


11年前に来た時は、きれいだった礼拝所も崩れていた。今では訪れる人もほとんどいないようだ。


吸い込まれそうな沼の底からこんこんと湧く水


物凄い量の湧水が流れ出て、この先の赤井川へと合流している


沼の西側の踏み跡を辿って行くと鳥居があり、その先の赤沼神社の社は倒れていた


戻ると、左手の小高い所に建物がある。


戸を開けて中を覗いたら、石仏が数体祀られていた。ここは、赤沼本山妙要寺の奥の院のようだ。

 9:30、赤沼を後にして、来た林道を戻り、分岐から庄司山の南麓を通るタタラ沢林道を下る。


 伐採地から庄司山を見上げる


 採石場を左に見て、下って行く。

 
 11:05、舗装道路に出ると、医療法人聖仁会の老人健康施設、森病院、グループホームなどの施設。

 11:30、函館高等技術専門学院の前を通り、函館新道の桔梗の側道へ出る。あとは、函館新道の側道から、国道5号を歩き、12:45、徘徊もどきのロングウォークは保護されることなく、無事帰宅。

はこだて夜祭りinグリーンプラザ

2018年08月17日 | イベント鑑賞・参加

 外国人観光客に向けた夜間観光の新たな選択肢の創出などを目的に、函館市が今年初めて企画した「はこだて夜祭りinグリーンプラザ」。8月15日(水)から17日(金)までの3日間、大門のはこだてグリーンプラザで開催された。

 日本の懐かしい夏祭りの雰囲気を楽しむイベントで、注目は、今年惜しまれながら店を閉じた塩ラーメンの名店・星龍軒の特別出店。

 閉店前は混んでいて食べに行けなかった星龍軒の1日150食限定の塩ラーメンが目当てで、17時前に並んで整理券をもらった。17:05分で75番だった。このあとわずか20分で整理券がなくなったそうだ。一度家へ戻り、妻と一緒に出直した。


グリーンプラザの入口


まずは、星龍軒の露店へ


懐かしいミシュランひとつ星の塩ラーメン。相変わらず美味しかった。


会場では、太鼓のリズムに合わせて函館港踊りやイカ踊りなどを実施(18:00~20:00)。

 地元飲食店の出店する飲食コーナーや、金魚すくいなどの遊びが体験できる縁日コーナーなど、にぎやかな雰囲気だった。浴衣のレンタルもあった。しかし、外国人の姿は少なかった。


櫓を囲んでの盆踊りならぬ、函館港祭り踊り


妻のおじさんも趣味のチンドン屋で協力


千秋庵総本家の出店


ぽんびきの出店


懐かしいヨーヨー釣り


これも懐かしい金魚すくい

黒岳でもう初雪!観測史上最も早く

2018年08月17日 | 日常生活・つぶやき




 肌寒い雨の日が続いているが、大雪山系黒岳の石室付近で(1890m)初雪が観測されたらしい。8月上旬から寒い日が続き、「北海道の夏はもう終わった?」と思っていたら、山は秋も来ないうちに冬の到来となった。

 1974年以降では最も早い観測で、これまで最も早い記録だった2002年8月21日を4日更新した。また、8月に初雪が観測されたのは、2003年の8月30日以来、15年ぶりのことらしい。
 
 ちなみに、平年の初雪に比べて1ヶ月も早いとのこと。昨年の大雪山系の初雪は9月28日だから、実に昨年よりは50日も早かったことになる。

雨の1日、ブログやHP更新作業ほか

2018年08月16日 | 日常生活・つぶやき

 昼食は、キングベークの月替わりランチ「彩り野菜のオープンサンド」(580円+税)


 昨日は重病人状態で帰宅した妻は、予定通り無事回復して起きて来た。こちらも10時間以上も爆睡して、運転疲れも抜けたようだ。

 昨日帰宅して以降、1日雨が降り続いた。外に出ることもなく、のんびりブログやHPの更新作業に費やした。


 8/12のブログの札幌低山巡りと百合が原フットパスの記録を、2つに分けてアップしなおした。
 また、低山巡りの方は、トラックログを自分のGPSで採ったものと差し替え、写真も追加し、それぞれに少しではあるが、加筆もして、HPの方からもアクセスできるようにした。

 「札幌50峰」の未踏峰は、阿部山、つげ山、大二股山、股下山、四ツ峰、南岳のいずれも登山道のない700~900m代の6峰となった。阿部山は手稲山の手前だが、あとは、すべて定山渓の奥の山ばかりである。
 参考になる記録も多いので、今年の冬にでも踏破してみたいものだ。

雨の中の550km、一気に帰宅

2018年08月15日 | 登山・旅行
 白糠の道の駅恋問しらぬかで雨の朝を迎える。妻が持病の頭痛発生。いつもは24時間寝込まないと回復しない。このまま24時間滞在するわけにはいかない。

 当初の計画では、太平洋岸を走り、あちこち寄りながら、途中でもう1泊して、明日の午前中に帰宅する予定だった。しかし、今回の旅行の主役がダウンし、全道的に1日中雨予報である。

 家までのカーナビを入れたら530kmと出た。これまでの経験から1日で走れない距離ではない。そこで、一気に帰宅することにした。それでも、来るときと同じコースを走るのは嫌なので、襟裳岬は通らなかったが、白糠~広尾~天馬街道~浦河~新ひだか町と走り、日高町(旧門別町)からは厚賀まで延びていた無料供用の高速道路に乗った。

 いつもは有料になる苫小牧東ICの手前で下りるのだが、妻も辛そうだし、自分も12時間運転は辛いので、そのまま大沼ICまで高速を走った。お陰で、スタート時には12時間を覚悟したが、珍しく飛ばして追い越しモードで走ったので、9時間で帰宅することができた。走行距離は550kmだった。

 1枚も写真を撮らなかったので、珍しく写真なしのブログとなった。
 結構食べたと思ったが、体重はまったく増えていなかった。
 平成最後の夏の家族旅行はこうして終わった。チャンチャン!

根室納沙布岬で折り返して白糠まで

2018年08月14日 | 登山・旅行
 夜中に降っていた雨も上がり、予報に反して、どきどき霧雨が舞う程度の天気に恵まれた。
 弟子屈の道の駅摩周温泉から屈斜路湖~摩周湖~別海町~風蓮湖~根室~白糠と走った。

    
 まずは、自分も初めて訪れた屈斜路湖の和琴半島へ。

    
 和琴半島の露天風呂から屈斜路湖と湖岸の湖水浴場を眺める

    
 次に、移動して、屈斜路湖の砂湯へ

    
 今年の湧別原野クロカンスキー大会の帰りに登った、川湯温泉の硫黄山

    
    硫黄山の裏側の噴火口

    
    摩周湖第一展望台からの眺望。カムイヌプリ(摩周岳)は雲を纏っていた

    
 広大な牧草地や牧場の広がる別海町を抜ける

    
 風蓮湖へ注ぐヤウシュベツ川の河口

 このあと、風蓮湖の北側から延びる砂嘴の走古丹の先端まで往復した。

    
 走古丹の先端から風蓮湖の北側を眺める。

    
 走古丹の先端から、外海越しに根室半島を眺める。

 さらに、砂嘴の半島を戻り、湖畔を4/5周して、風蓮湖南側の道の駅スワン44ねむろへ。

    
 道の駅から風蓮湖と南側から延びる砂嘴の春国岱を眺める。

    
 道の駅のレストランで昼食に食べた根室のご当地グルメ「エスカロップ」。
 バターライスの上に豚カツが乗り、その上にデミグラスソースが掛けられている。この3つの組み合わせがなんとも新鮮な味で大満足の美味しさだった。
 なお、語源は、一般的にはフランス語の「エスカロープ」 escalope (肉の薄切り)とされる。

    
 道の駅の売店で買った根室名物オランダ煎餅。これも、長崎から直接伝わったらしい。なんとも、根室の食はは国際的な歴史を感じさせる。

    
 根室市の明治村に建つレンガのサイロ

    
 納沙布岬。霧で北方領土は見えず。

    
 納沙布岬の海蝕崖と北方領土返還祈念シンボル「四島の架け橋」

    
 花咲海岸の天然記念物「根室車石」

    
 最後に、拙サイトのファンであり、年末にはいつも海産物の詰め合わせを送ってくださる落石漁協の漁師Koさんを訪ねて、漁港で再会。いろいろな貴重なお話を聞くことができた。

    
 Koさんの仕事の拠点となっている落石漁港(浜松地区)

    
 釧路まで走り、TVで良く取り上げられている釧路名物ザンタレ発祥の店「南蛮酊」(釧路町遠矢駅前)へ

    
 夕食は、念願の自分の食べたカラタレ。妻はザンタレハーフ。どちらも分量は同じだが、これでハーフの分量とのこと。味もボリュームも大満足。ご飯は半分以上残した。

 そのあと、白糠町の道の駅しらぬか恋問まで走り、どこでもホテル。

弟子屈まで

2018年08月13日 | 登山・旅行
 妻の希望で、今年のお盆休みは道東方面へ。
 札幌を出て、日勝峠を越えて、帯広に寄り、弟子屈まで走った。

    
 
    
 まずは、最近ネット上で話題になっている日高町の「黒い池」へ。
 日高町の交差点から占冠方向へ国道を3kmほど北上した地点から林道跡を2分ほど歩いたところにある。
 
 この池は最近出現したらしい。トドマツが立ち枯れてしいる。確かに水は黒っぽいが周りの緑を写しているので、その黒さ加減は良く分からなかった。
 黒い原因は、いろいろな調査をしているが、科学的にはまだ解明されていないらしい。

    
 昼食は、清水町のドライブイン古母里で、ご当地グルメ「牛玉ステーキ丼」。
 以前、別の店で食べたことがあるが、ここの方が肉も多く、味付けも美味しかった。

    
 帯広動物園へ。いろいろな動物はいるが、10数年前に大勢のカンガルーがキックボクシングをしていて、非常に楽しかったので、それ狙いで行ったが、暑くて、みんな昼寝をしていた。

    
 動物園の中に、植村直己記念館があった。

    
 植村直己が持ち帰った五大大陸最高峰の石が展示されていた。

    
 音更にある柳月スイーツピアガーデン。2階以上は工場。

    
    店内の様子。

    
    十勝きなごろもソフト

    
    フラワーガーデン

    
 足寄道の駅の松山千春の「青空と大地の中で」の歌碑

    
 道の駅の中のラワンブキと松山千春の写真

    
 国道から眺めた夕暮れの雌阿寒岳と阿寒富士

    
 双岳台から眺める雄阿寒岳。左に見えるはずの雌阿寒岳と阿寒富士は雲に覆われていた。

    
    弟子屈で目にした牧草ロール。

 弟子屈市街地で夕食を食べ、200円の温泉「泉の湯」に入り、満杯状態の道の駅摩周温泉でどこでもホテル。
 明日からびっしり雨予報なのが残念。

百合が原フットパス

2018年08月12日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン
《⭕フットパス「百合が原~モエレ沼公園」》
     
 札幌にもいくつかのフットパスが整備されている。その中の百合が原からモエレ沼公園までのコース(8.5km)を歩いてみた。

 実際に歩いたログ

 スタートは百合が原駅になっているが、駐車場がないので、百合が原公園の駐車場からスタートした。ゴールはモエレ沼公園東口バス停で実質的には10kmほど歩いた。

    
百合が原公園のセンターハウス

    
公園の中を走るミニ列車

    
公園の中も車道へ出てからも、戦闘機の爆音が響き、みんな空を見上げている。
「丘珠航空ページェント」という2年に1度の催しとのこと。

    
旋回しながらマッハで飛び回る戦闘機

    
丘珠の真っ直ぐな農道の両側はすべて玉ねぎ畑。

    
玉ねぎ畑の向こう(中央奥)にゴールのモエレ山が見えている。

    
玉ねぎ畑の向こうは丘珠飛行場とつどーむ。

    
丘珠高校裏のポプラ並木

    
さとらんどへと入っていく。

    
広いさとらんどの中を通り抜ける。

    
ゴールのモエレ山が見えてくる。

    
モエレ沼とガラスピラミッド
 
    
実質的なゴールのモエレ沼公園東口バス停。

スタート14:30、ゴール16:40 所要時間2時間10分。

ここからあいの里教育大駅までバスに乗り、列車に乗り換えて百合が原駅から駐車場まで戻った。


 低山巡りと合わせた今日1日の歩数計は、44,000歩だった。小間切れなので、あまり疲れは感じられない。

 車を回収後は、屯田の温泉あしべでのんびり過ごし、21:40に札幌駅に到着する来る妻と合流予定。



 妻と合流後の遅い夕食は、久しぶりに相変わらずの串鳥で。

札幌低山巡り(白旗山・天神山・焼山・神社山・手稲丸山)

2018年08月12日 | 登山・旅行
 「札幌50峰」というのがある。数えてみたら未踏の山が11峰あった。その内、簡単に登れる市街地に近い低山が5峰。登山道がないので積雪期にしか登れない比較的高い山が6峰。

 その低山の中に、札幌国際スキーマラソンでそのすぐ下を滑走している白旗山と焼山もあるので、5峰を踏破することにした。

⭕白旗山(321m)
   
 名称は、屯田兵が測量時に白旗を立てたことに由来する。 厚別川・平岡公園の梅林と並ぶ、清田区のシンボルのひとつとのこと。

   
 この山一帯は、白旗山都市環境林として整備され、スキーのクロカンコースと併せていろいろな遊歩道が縦横無尽に張り巡らされている。
 白旗山競技場の駐車場へはゲートが閉まっていたので、手前の森林活用センターを発着点にして、月寒台~札幌台~中央峠~白旗山と反時計回りに周回した。

    
    月寒台は一等三角点のピークだった。

    
     クロカンスキーコースにもなっている広いコース

    
    札幌台

    
    頂上標識をバックにで自撮り


中央峠、ここで有明コースやふるさとの森コースと合流する。

    
     白旗山競技場へ下りて、その中を通り抜けてゴール
 
 スタート5:40、ゴール7:30、所要時間1時間50分。

⭕天神山(89m)
    
    山頂の下の市街地が眺められる地点に設置されている山頂標識。 
 ここは、札幌の歴史が残る平岸地区にある標高89mの天神山に広がる天神山緑地として整備された札幌市民の憩いの場となっている。開拓初期の自然を残し、隣接する相馬神社では樹齢300年のシバクリが来訪者を迎える。緑地内には日本庭園、梅林、桜林がある。

    
 天神緑地公園として整備されている住宅地の中の山だった。公園の駐車場から周回した。

    
 頂上は相馬神社に占拠されている。ご神木は樹齢300年のシバクリ。
 登り、下りとも10分。

⭕焼山(261m)
    
 この焼山は、西岡にある焼け山である。札幌市の南区にも豊平山の別名としても焼山が存在する。
 山名は開拓時代、火入れにともなう山火事が絶えなかったことに由来する。かつては周辺一帯も「焼山」と呼ばれていたが、1909年(明治42年)に「西山」と改められ、その後「西岡」となった。山と言っても丘陵地帯の1つのピークである。

    
 焼山は、札幌国際スキーマラソンで、このすぐ横まで、42km地点から地獄の急登が続く地点である。
 いろいろなコース取りができるが、西岡水源地公園の駐車場を発着点として、スキーマラソンの滑走コースにもなっている四望台を通り、反時計回りで周回した。

    
    発着点となった西岡公園駐車場

    
    西岡水源地

    
 西岡公園の中の遊歩道は湿原の中に木道が続く。

    
 西岡公園から抜けると、白旗山の方へ続く自然歩道となる

    
 自然歩道分岐から、焼山への案内標識が現れる。ここからは、80歳を超える長井さん手製の標識がたくさん設置されている。

   
 この注意書きも長井さんの手製

   
   これも長井さん手製の丁寧な案内標識

      
    狭い頂上をあとにする。スキーコースの急登のコースは良く分からなかった。

    
 スキーマラソン大会で、前半の滑走コースにもなっている四望台の道。

    
四望台から駐車場近くの出口へ来たら、ゲートが厳重に閉じられていた。左側から攀じ登って出た。

 9:00スタート、11:00ゴール、所要時間2時間。

⭕神社山(237m)
    
 大倉山小学校の裏から眺める神社山。
 北海道札幌市中央区に位置する山。山名は1897年(明治30年)12月に札幌神社(後の北海道神宮)の所有地となったことに由来する。アイヌ語ではエプイ(つぼみのような小山)と呼ばれていたらしい。

    
 隆光寺の境内に車を置かせてもらった。登山道はないが、尾根に乗ったら微かな踏み跡があった。
 下りは、尾根を真っ直ぐ下った。

    
    この左側から藪に突入。

    
    頂上と間違ったケルンとピンクテープ。頂上は、もう少し先だった。

    
    頂上ピーク

    
    頂上はケルンのみで、標識もなかった。

    
    尾根を真っ直ぐ下ってきたら、こんな看板が…。

 登りも下りも10分。

⭕(手稲)丸山(141m)
    
 手稲区富丘6条の登山口の手前から見上げる丸山。
 山名はそのまま、見た目が丸いことに由来する。ただし円形ではなく、三樽別川と富丘川に挟まれて楕円形をしている。登山道はない。

    
    車を駐車スペースに置いてスタートし、多くの人が取り付いている南東から登り、下山は、尾根をますぐ下って車の所へ下りた。

    
    取り付き地点の入口

    
     はっきりとした踏み跡が続いていた。

    
    山頂標識と下の図根三角点。

 登り、下りとも10分。

札幌でのお盆

2018年08月11日 | 日常生活・つぶやき
 函館のお盆は7月なので、8月は、こちらが札幌へ出て、子供たちの家族と義母とで、亡妻と実家のお墓参りをしている。

 孫ができてからは、孫中心の行事になっている。

 お墓参りのあとは、ホテルのレストランで昼食会。今年は全日空ホテル。
   

   
 大人はコース料理だが、子供はお子様メニュー。

   
 父親のスマホがおもちゃになる今の子供。

 2時間ほどのんびり食事会をして解散。
 そのあと、札幌市内の百合が原駅からモエレ沼公園までのフットパス歩きを予定していたが、無情の霧雨。残念無念。

桐花通商店会有名レストランプレート?

2018年08月10日 | 食べ物


 近くのはこだて子どもセンター(旧亀田青少年会館)を会場に8/10~11の2日間「桐花通商店会夏まつり」が開催されている。

 今までは目にも止めなかったチラシだが、たまたま妻が、出店一覧の中に有名レストランがあることに気付いた。いわゆるお祭りの露店と違って、提供されるものは絶対美味しいはずと、開場の17:00に初めて足を運んでみた。

 妻が前もってチェックしておいた、ビストロコパン、レストランナナパパ、ビストロパサパの3店舗のパック詰めの7商品を買ってきて、家で皿に盛つけて食べた。時間が早かったので、調理したてものが多く、温かくて美味しかった。


祭りの看板



センターの駐車場の露店や会場の様子(妻が出直した18:30)


ビストロコパンの露店


ナナパパとビストロパサパの露店


体育館の中の体験コーナー


妻が出直して買いに行ったビストロパサパの揚げたての揚げピザ

ジョグ&ウォーク16.1km

2018年08月09日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン


 本州から帰って来て以来、ずっと最高気温20℃ほどの寒い日が続き、おまけにぐずついた天気ばかりだった。今日も朝まで雨が降っていて、パッとしない天気だったが、久しぶりに23℃ほどまで上がった。

 午前中に、北海道新聞みなみ風連載の8/21掲載予定の「蝦夷松山・雁皮山」の原稿を書き終え、午後からは雨の心配がなかったので、ジョグ&ウォークに出た。
 自宅~国道5号~函館新道入口~桔梗高台~四季の杜公園~自宅と回った。トータルで16.1km、ゆっくり走ったり歩いたりで、2時間45分だった。それでも、岩木山登山以来、5日ぶりに快い汗を流した。


 函館新道入口の入り組んだ立体交差


桔梗高台の畑地の農道を登る。左側は庄司山。


ネギ畑


じゃがいも畑だったが、すでに収穫を終え、そのあとに植えられた麦?が芽を出していた。


四季の杜公園から望む函館山。函館港の外に台風から避難して停泊中の船舶がたくさん見えた。

蘇る懐かしい甲子園の名シーン

2018年08月08日 | 日常生活・つぶやき

 夏の甲子園は、今年で100回を迎える。昔から、ひたむきで真剣なプレーや意外なドラマが生まれることなどから、好きで良く観てきた。

 そんな中で、印象に残る名シーンや名選手の活躍場面などがたくさんある。それを見事に蘇らせてくれるTV番組があった。
 それは、3日前に放映された4時間番組「ファン10万人がガチで投票 高校野球総選挙」という番組である。これまでの大会で印象に残る選手を投票で上位30人を選んでいた。

 それを録画しておいて、ゆっくり観た。視聴率が非常に高かったようなので、観た人も多いと思われる。

 30位から発表していったが、順位はともかく、その理由となる名シーンの貴重な映像が、当時を懐かしく思い出させてくれて、非常に見応えがある番組だった。

 ちにみに、1位から30位までは、下記だった。

1位 松井秀喜

2位 松坂大輔

3位 江川 卓

4位 清原和博

5位 田中将大

6位 大谷翔平
7位 王 貞治
8位 桑田真澄
9位 清宮幸太郎
10位 ダルビッシュ有
11位 斎藤裕樹
12位 鈴木一朗
13位 太田幸司
14位 原 辰徳
15位 坂東英二
16位 荒木大輔
17位 中村奨成
18位 オコエ瑠偉
19位 松井裕樹
20位 藤浪晋太郎
21位 菊池雄星
22位 工藤公康
23位 尾崎行雄
24位 中田 翔
25位 香川伸行
26位 定岡正二
27位 愛甲 猛
28位 安楽智大
29位 島袋洋奨
30位 水野雄仁

第11回はこだて国際民俗芸術祭

2018年08月07日 | イベント鑑賞・参加

メインステージ

 はこだて国際民俗芸術祭は、2008年から始まり、今年で11回目を迎える、民俗芸術の分野で国内最大級を誇る夏の大型フェスティバル。
 世界の民俗芸術団体(アーティスト)が函館に長期滞在し、元町公園会場を中心に野外ステージやワークショップなど、様々なイベントを行う。
 2017年までに48の国と地域から、2,000人以上のアーティストが参加。参加者数はのべ30万人を数えるそうだ。

 過去に第6回と第7回に行っているので、それ以来4年ぶりである。16:00~21:00まで行われているが、17:00ごろに入場。入場料は1000円。しかし、寒い上に風が強く、おまけに雨まで降ってきて、最後まで観ないで帰って来た。









メインステージのほかに、大道芸人の芸もあった。

 

 



北海道新聞みなみ風連載「どうなん・とうほく山楽紀行」
43回目「有珠山」(8/7掲載)と42回目「太平山」(秋田県)(7/24掲載)は、下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com