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2片の花と2片の蕾を付けた「スミレの女王」サクラスミレ~もう1つの蕾は右の花の陰
私の元祖山の師匠のyamaさんを中心に、函館植物研究会会長のKuさん、山道楽さん、Kuさん、Taさんの5人で、いつも低山ハイクを楽しんでいるグループから、「昨年サクラスミレを眼にした恵山の428峰(御殿山)へ花探索に行きますがご一緒にいかがですか?」とのお誘いをいただいた。
このグループと歩くと、いろいろな花を眼にすることができるので、二つ返事で参加した。
自分にとっての一番の目当ては、道内ではこの辺りでしか目にできず、昨年初対面ができた「スミレの女王」と呼ばれるサクラスミレとの再会、さらには、観れるかもしれないというユウシュンランだった。案の定、昨年より時期が早かったこともあり、サクラスミレは昨年よりずっと多い株を眼にできたし、自分一人で歩いていたら見逃していたような多くの花を眼にできた。
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2番目の目的だったユウシュンラン。これまではササバギンランとごっちゃになっていた。
良く見たら、葉も花も違っていた。
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ニシキゴロモ チゴユリ
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フデリンドウ ツボスミレ(ニョイスミレ)
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ミツバツチグリ(花はキジムシロに似ているが葉が違う) ルイヨウボタン
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冠の付かないただのスミレ ハクサンチドリ
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ミミナグサ オオヤマフスマ
※このような小さな地味な花はKuさんが一緒のときでないと、目に留まらない。
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林道跡終点から428峰を目指す
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花と開きかけた蕾を抱いたサクラスミレ。2片以上花を付けた株はなかなかない。
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葉がよく分かるサクラスミレ 花のアップ
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428峰山頂で恵山を眺めながらの昼食タイム
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シラネオアイの群落
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ここには、1株に上で茎が分かれて2つの花が咲くものが非常に多かった。ここ特有の遺伝子?
下山後、ここ20日間で5回目になる恵山福祉センターの温泉でのんびりした後、彼らと別れて、古部岳(古部丸山)の林道偵察に出掛けた。
○古部岳(古部丸山)林道偵察
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恵山から眺める古部岳(古部丸山)
恵山に登ると、良く目立つ山で、「あの山は何という山ですか?登山道はあるのですか?」と聞かれることが多い。
この山は、大千軒岳、八幡岳と並び、道内で最古の一等三角点(点名・古部岳)の山である。
登山道はないが、北側の山頂直下まで林道が延び、崩壊等がなければ、頂上まで標高差140mくらいの沢形にある登山口?まですんなり車で入れる。
今日は、最初にここから登って以来16年ぶりに、偵察方々走ってみた。山菜時期でもあり、路面はかなり良い状態で、すんなり入ることができた。林道には相変わらず熊の糞が多かった。入口から登山口まで7.8kmだった。
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今日走った林道のGPSトラックログ。2ヶ所の分岐には「古部岳→」が設置されている
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林道入口。国道278の旧恵山と旧椴法華の境界だった峠を越えて1.5kmほど椴法華側へ下って左側。
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登りはしなかったが、下から続く沢形に踏み跡がしっかりと続き、ピンクテープがずっと付けられていた。
16年前に笹やぶを漕いで登ったのがうそのようだ。
ちなみに、2回目は、海抜0の古部漁港から相泊川を遡行して、最後は藪こぎで登っている。
3回目は、冬に今日の林道の最終人家からスキーで林道を歩き、東尾根をカンジキで登っている。
でも、一番楽なのは、夏の今日の林道利用のコースである。