癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

ご来光~下山~車回収

2013年07月19日 | 登山・旅行

 夜になったらガスが晴れて、満天の星が広がる。夜明け前、滅多にないチャンスと、トムラウシ山頂からの御来光ショーを堪能すべく、ヘッドランプを点けて、3:30にテントを出る。日の出は4:04。

 一面の雲海の上に標高1500m以上の山々が島のように浮かぶ。雲海の上のガスを赤く染めて北大雪と東大雪の間から朝日が昇る。しばらくするとあちこちの山並みを朝日がてらしだす。それらを眺めながらテン場へ戻る。

 急げば10:15のバスに間に合いそうなので、朝食も摂らずテント解体。5:00下山開始。40人程の登ってくる人たちと出会う。その中に78歳になる同じ函館のSaさん。まだまだ元気な姿に感激。しばし立ち話。

 9:40に東大雪温泉に到着。ところが、バスは連休以外は運休。10:15のバスは土曜日の明日からだった。が~ん!温泉の前に宿泊客を新得の駅まで送るバスが停っていた。頼んだら乗せてくれるとのこと。乗り込んだら5分もしない内に出発。あと10分遅かったら、温泉に一泊して明日の朝まで待たなければならなかった。非常にラッキー!気持ちで良いとのことで1000円払った。

 お陰で、効率的に美瑛までJR、駅にリュックを預けて白金温泉までバスと繋いだ。バスまでの時間が2時間ほどあった。登山口まで1時間の歩きを覚悟して歩いていたら、明日オプタテへ登るというご夫妻の車に拾っていただいた。いつも拙サイトを見ていてくださっている江別のMiさんという方だった。お陰で、白金温泉で3日間の疲れと汚れを落として、18時には、美瑛の花人公園の駐車場へ。


 朝日が顔を出す~左は武華山や武利岳、右は北見富士


 朝日を浴びて輝く十勝連峰~手前の青く輝く南沼、連峰の手前は一昨日越えたオプタテシケ山


旭岳方面の山々


噴火口


下山中に越えた高台からトムラウシ公園を見下ろす


コマドリ沢上部の雪渓

6 コメント

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おつかれさま (たに@はこだて)
2013-07-19 19:23:05
ワタシは先週、富良野~トムラウシ~扇沼山と
歩いたばかりなので、坂口さんが同じようなコースを直後に歩かれるとは、ちょっとびっくり。
三川台とトムラウシの間の花畑は圧巻だったでしょう!
ワタシもあれだけの大群落に時期がぴったり合うのは初めてだったです。
明日あさってはそろそろ沢に繰り出そうと、とりあえず近間の黒松内でも行こうかと思っています。
今年もどっかいい沢あったら誘ってください。
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良かったですね (Moです)
2013-07-19 19:24:11
こんばんは。
朝展望が良くなって良かったですね。
バスにも乗れてラッキー
お疲れ様でした。
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たに@はこだてさんへ (sakag)
2013-07-19 19:59:48
今回は、唯一切れていたオプタテと三川台の間を繋ぐ縦走でした。
今年は雪解けが遅いせいか、この時期いつもより花が楽しめました。三川台とトムラウシの間の黄金が原は、前は初秋だったので、そのときの草紅葉が今回の花でした。最高でした。
沢、またよろしくお願いいたします。
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Moさんへ (sakag)
2013-07-19 20:02:15
今日のバスは本当にラッキーでした。
あと10分遅ければ、1日遅れでした。
今回は、1日の行動時間が短かったせいか、あまり疲れは残っていません。
しかし、7~8時間が限度のようです。もう、10時間なんてことはできません。
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僕も登ってきました (ちから!)
2013-08-20 08:28:21
8月11日から14日にかけて、僕はsakagさんとは逆のルートで同行程を歩いてきました。
山行中の天候は雨と濃霧ばかりで、大雪山の山並みを見る機会はわずかでした。
トムラウシ山山頂からの日の出の写真が気持ち良いですね!
山頂からの眺望はこんなに広大なのですね!
いつか再びチャレンジします!!
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ちからさんへ (sakag)
2013-08-20 16:54:17
ご実家のある屈足からの逆回りのルートですね。
天候に恵まれなかったようですが、また次の機会を狙ってください。
山のスケールがでかいだけにご来光ショーは見ごたえがあります。
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