癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

紋別~滝上~鴻之舞丸瀬布~薬師山~留辺蘂~北見~津別

2013年07月05日 | 登山・旅行
オホーツク海岸だけは晴れたようで、朝から夏の太陽が照り付けていた。ゆっくり朝を過ごし、まずは、今がサクラバラが見頃という滝上町のハーブガーデンへ(上掲画像)。

山の予定はなかったが、ふと遠軽町の薬師山(376m)を思い出す。この山は、国道沿いに登山口があり、登山道に四国八十八ヶ所巡りの石仏が設置されている霊場の山である。本場の四国遍路経験者としては気になる山ではあった。しかし、1時間ほどで周回できそうな山なので、何かのついでに登ろうと思っていた山である。

その山への近道で滝上から直接丸瀬布へ抜ける丸立峠が不通だった。紋別方向へ戻って、鴻之舞経由の金八峠から丸瀬布へ向かった。そのお陰で、かつて東洋一を誇った鴻之舞金山の産業遺産に触れることができた。

薬師山を下山後、瀬戸瀬山(901m)の林道偵察へ。ちょっと強引に進んで標高700mまで上がることができた。その上に植林地が広がっていたので、登る気はなかったのに、ついその作業道に取り付いてみた。しかし、まもなく濃い笹薮にぶつかる。一等三角点の山なので、微かな踏み跡でもあるのではないかと期待したが、見つからなかった。直線距離で700mほどだが、一人での往復2時間ほどの薮漕ぎは辛い。あっさり断念。いずれその気になったら再トライ?

山中の未舗装の道々を走って生田原へ抜けて留辺蘂へ。最近人気急上昇の「山の水族館」を見て、『Ho』の無料パスポートが利用できる温根湯ホテルへ。

その後、北見へ出て、遅い昼食、買い物、散髪、洗濯などをして、明日の阿寒湖の20km手前の津別の道の駅まで走った。

〈あとは画像で説明〉
初めて目にしたサクラバラ


かつて1万6千人も住んでいた東洋一の規模を誇った金山・鴻之舞金山だが、今残っている建物は唯一大正15年建築の「上藻別駅逓所」のみ。その中は、栄華を極めた鴻之舞金山博物館である。産業遺産としての遺構はあちこちに残っている。



四国八十八ヶ所巡りのできる遠軽の薬師山。1時間で周回できたが、急な登山道(参詣道)で頂上前後は岩場で、遠軽や丸瀬布の市街地が見えた。(詳しい記録は帰宅後ホームページへアップ予定。)



「山の水族館」
国内、道内、世界の淡水魚が楽しく見られる。一番工夫を凝らしている人工の急流の遡上の様子は速すぎてカメラに収められなかった。