癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

襟裳岬まで420km

2017年09月05日 | 登山・旅行
   
 9/8~10に、『北海道夏山ガイド』の執筆者・長谷川哲さんの2泊3日の「幌尻岳新冠コース取材」に同行する約束をしていた。

 ずっと天気が続きそうなので、早目に出て、明日と明後日に日高のどこかで遊ぼう考えた。とりあえず、明日はえりも町の「猿留山道と豊似湖」の再訪を計画した。

 そこで、8:30に家を出て、420km先の襟裳岬を目指した。16:30に到着。夕陽を浴びる岬を散策し、市街地に戻り、灯台公園で車中泊することにした。

     
     襟裳岬の公園と襟裳岬灯台

     
 森進一(左)と島倉加代子(右)の「襟裳岬」の歌碑

     
   襟裳岬突端から先に延びる岩場を眺める

     
振り返ると、2回登っている豊似岳を主峰とする、やはり、これまでに登った三枚岳、オキシマップ、ルチシ山などの日高山脈南端の襟裳山塊

     
     日高ならではの太平洋に沈む夕陽

世界初 極北の冒険「デナリ大滑降」

2017年09月05日 | スキー・クロカン

 9/3(日)にNHK総合テレビのNHKスペシャルで放映された、札幌在住の山岳スキーヤー佐々木大輔(40歳)の「世界初 極北の冒険「デナリ大滑降」・・・凄い迫力だった。無事に滑り下りたことは知っていても、アクシデントもあり、ハラハラドキドキの連続だった。
 
 アラスカにそびえる北米大陸最高峰・デナリ(旧名マッキンリー)(6190m)。デナリは北極圏近くにそびえる独立峰のため、頂上の気温は氷点下30度以下。秒速30mの猛烈な風にさらされ、酸素は平地の4割しかなく“人間が生存できる限界を超えた場所”とも言われる。
 その極限状態で、急斜面を一気に滑り降りるには、想像を絶する体力と気力、そして最良の滑降ラインを一瞬にして見極める研ぎ澄まされた判断力が必要となる。
 「冒険とは、生きて帰ること」この言葉をかみしめながら、佐々木は家族に見送られてアラスカへと旅立つ。番組では、第一級の山岳カメラマン、登山家たちの力を結集、佐々木の挑戦を全編4Kでの撮影で追う。小型カメラ等も駆使し、スリルとスピード感ある映像で冒険の追体験を可能にしている。


赤線~登頂ルート(2200mのベースキャンプから5日かけて登頂する。最大斜度80度の氷の壁も突破して)
緑線~滑降ルート(最大55度もの険しい斜面が3000mにわたって続く南西壁)


スキーを担いでの登頂も世界初


雪崩を引き起こさないように滑る


スキーの先に付けたカメラで?


ルートを間違って崖の上に出る


最大斜度55度、幅狭いところで2mの間を滑り下りる


滑降終了。ヘリに手を振る


<見逃した方へ>
 多いパターンとしては、翌週または翌々週など2週間以内の平日の深夜に再放送されることが多いので、番組表を調べるかNHKスペシャルのWebサイトでご確認を。でも、深夜の放送ということもあり、休日にゆっくりと見たいという方には、最近流行の「動画配信サービス」がオススメ。