真狩の道の駅で、7時間半ほど爆睡して朝を迎えた。目の前には朝日に輝く羊蹄山が見えていた。
あの山を1日で2回も登り下りしたんだ、「我ながらアッパレ!」という新たな感慨が蘇って来た。
身体全体の疲れはあるが、筋肉痛も全くない。ハードな山をやった後に出る顔や下肢の浮腫みもない。
比羅夫登山口へデポしておいたMTBを回収して、10時過ぎには帰宅できた。
GPSトラックログに基づく新たなコース図
実は、この計画はオリジナルなものではなく、HYML仲間のEi-taroさんの昨年の記録を参考にさせたいただいたものである。Ei-taroさんは、現在は50歳前後であるが、トレイルランにハマっていた10年前に、13時間台で踏破している。当時は、とてもまねができるものではないと思っていた。
しかし、昨年、彼が歩きで再挑戦した結果は20時間47分だった。「これなら自分でもできるかも知れない?」と考えた。その根拠は、自分が4年前に「幌尻岳日帰り(北戸蔦別岳経由)」を12時間40分で踏破したが、翌年同じコースに挑戦したEi-taroさんの所要時間は、わずかながらではあるが自分より遅かったからである。そういう意味で、Ei-taroさんにとても感謝している。
時間が経つに連れて、できるかどうか不安だったが、当初の計画より短い時間で踏破できたことや多くいただいたコメントなどから、「この歳になっても、生まれて初めて経験できる凄い体験ができたこと、まだ進化し続ける自分や、挑戦できるものがあることは幸せなことである」と自賛自画ながら喜びが大きくなった。
より詳しい記録は、振り返りも含めてHPにアップしたので、興味のある方は覗いてみていただきたい。
今日の夕食は、妻を誘って、自分払いの打ち上げとお祝いで、函太郎のコース料理を食べに行った。往復40分ほど歩いたが、さすが疲れを感じた。
店長お勧めの「旬の握りコース」
帰りに眺めたお祝いをしてもらっているような夕焼け