持参してきたノートPCが不調なので、携帯からの画像なし報告です。
今回の羅臼側の知床岬海岸トレッキングは、愛媛県松山市から6月に来道している法起坊見習さんの長年の念願を北海道の山仲間3人がフォローする形での計画となった。ただし、全員初挑戦である。いろいろ情報を集めて当日を迎えた。
○7/30午後
羅臼入り、環境省のルサフィールドハウスに寄り、「知床半島先端部地区へ立ち入る方へ」のパンフレットをもとに簡単な説明を受ける。「今年は特に熊の出没が多いので十分留意するように」とのこと。
その後、赤岩までの迎えの船を出してくれるセセキの「ライダーハウスMAX」のオーナー野田さんのところへ寄り、迎えの時刻等の打ち合わせをする。
相泊漁港で、夕食にジンギスカン。そして、車中泊。
○7/31
4:30、相泊をスタート。早朝はガスだったが、間もなく晴れる。自分と法起坊見習さんは、ずっと沢靴、中標津のMoさんとMiさんは登山靴で沢靴持参。
海岸歩きだが、知床半島特有の荒々しい地形ゆえに、高巻き、へつり、渡渉、巨岩の伝い歩きなどが次々と現れる。急な高巻きには概ね固定ロープあり。干潮時を見計らった難所の渡渉地点の2ヶ所は難なく通過。一番怖かったのが底の見えない岩場のへつり。しかし、ホールドのしっかりした岩に助けられる。
14:00、滝ノ下の番屋の前でテント泊。番屋には、先に到着していた30年続いているという羅臼町の「知床少年少女探検隊」の子供11名に同数のサポーターが泊まっていた。
○8/2
1日中雨。潮回りにも恵まれ、1日目で余裕を持った2日分の行程をこなしたので、探検隊共に慌てず停滞。
○8/3
霧雨の中、6:00出発。赤岩までの難所は、急な高巻き2ヶ所のみ。ロープやハーネスなども持参したが、固定ロープや斜度の緩いコース採りなどの工夫で使用せず。
9:00、船の迎えをお願いした赤岩に到着。現在も夏期間に住み着いている小倉さんの昆布番屋の前にリュックを預け、サブザックで知床岬を目指す。この時点で天候は回復。
まずは、海岸段丘の上にある知床岬灯台を目指す。灯台からは、岬付近のアブラコ湾へ下りる。再び広い段丘上の踏み跡を辿り、斜里側の文吉湾まで往復。
アブラコ湾からの帰りは海岸を歩く。まさに地の果ての秘境・知床岬の荒々しい地形を十分堪能。
13:30、赤岩へ戻る。船の迎えは16:00の予定だったが、小倉さんから衛星電話で早く迎えに来てもらえるよう連絡を取っていただく。タイミングよく、環境省の人たちを文吉湾まで送って行ったところだった。その帰り船ということで、野田さんと息子さんの二人で14:30にやって来た。待っている間の小倉さんからのコーヒーのご馳走に大感激。
歩いた海岸や苦労したところ、海岸歩きでは見えなかったダイナミックな地形等々を海上から感動しながら眺め、カメラに収める。野田さん親子の非常に気持ちの良いお人柄にも一同大感激。
15:30、相泊漁港到着。羅臼まで戻り、峰の湯ホテルで3日ぶりの汚れを落とす。羅臼道の駅のレストランで打ち上げ。長年の念願が叶った法起坊見習さんがお礼ということで全てを支払ってくれた。
その後、中標津グループの車の中で二次会。21:00には、それぞれ車中泊。
予想をはるかに超えるダイナミックで荒々しい海岸を自分の足であるき、まさに手付かずの大自然を満喫できた感動の3日間だった。
ちなみに、熊の目撃は3回。いずれも小さい熊ばかりで、笛の音で逃げて行った。
撮った写真が200枚。その中から選んでのホームページアップは帰宅後の楽しみ!
今回の羅臼側の知床岬海岸トレッキングは、愛媛県松山市から6月に来道している法起坊見習さんの長年の念願を北海道の山仲間3人がフォローする形での計画となった。ただし、全員初挑戦である。いろいろ情報を集めて当日を迎えた。
○7/30午後
羅臼入り、環境省のルサフィールドハウスに寄り、「知床半島先端部地区へ立ち入る方へ」のパンフレットをもとに簡単な説明を受ける。「今年は特に熊の出没が多いので十分留意するように」とのこと。
その後、赤岩までの迎えの船を出してくれるセセキの「ライダーハウスMAX」のオーナー野田さんのところへ寄り、迎えの時刻等の打ち合わせをする。
相泊漁港で、夕食にジンギスカン。そして、車中泊。
○7/31
4:30、相泊をスタート。早朝はガスだったが、間もなく晴れる。自分と法起坊見習さんは、ずっと沢靴、中標津のMoさんとMiさんは登山靴で沢靴持参。
海岸歩きだが、知床半島特有の荒々しい地形ゆえに、高巻き、へつり、渡渉、巨岩の伝い歩きなどが次々と現れる。急な高巻きには概ね固定ロープあり。干潮時を見計らった難所の渡渉地点の2ヶ所は難なく通過。一番怖かったのが底の見えない岩場のへつり。しかし、ホールドのしっかりした岩に助けられる。
14:00、滝ノ下の番屋の前でテント泊。番屋には、先に到着していた30年続いているという羅臼町の「知床少年少女探検隊」の子供11名に同数のサポーターが泊まっていた。
○8/2
1日中雨。潮回りにも恵まれ、1日目で余裕を持った2日分の行程をこなしたので、探検隊共に慌てず停滞。
○8/3
霧雨の中、6:00出発。赤岩までの難所は、急な高巻き2ヶ所のみ。ロープやハーネスなども持参したが、固定ロープや斜度の緩いコース採りなどの工夫で使用せず。
9:00、船の迎えをお願いした赤岩に到着。現在も夏期間に住み着いている小倉さんの昆布番屋の前にリュックを預け、サブザックで知床岬を目指す。この時点で天候は回復。
まずは、海岸段丘の上にある知床岬灯台を目指す。灯台からは、岬付近のアブラコ湾へ下りる。再び広い段丘上の踏み跡を辿り、斜里側の文吉湾まで往復。
アブラコ湾からの帰りは海岸を歩く。まさに地の果ての秘境・知床岬の荒々しい地形を十分堪能。
13:30、赤岩へ戻る。船の迎えは16:00の予定だったが、小倉さんから衛星電話で早く迎えに来てもらえるよう連絡を取っていただく。タイミングよく、環境省の人たちを文吉湾まで送って行ったところだった。その帰り船ということで、野田さんと息子さんの二人で14:30にやって来た。待っている間の小倉さんからのコーヒーのご馳走に大感激。
歩いた海岸や苦労したところ、海岸歩きでは見えなかったダイナミックな地形等々を海上から感動しながら眺め、カメラに収める。野田さん親子の非常に気持ちの良いお人柄にも一同大感激。
15:30、相泊漁港到着。羅臼まで戻り、峰の湯ホテルで3日ぶりの汚れを落とす。羅臼道の駅のレストランで打ち上げ。長年の念願が叶った法起坊見習さんがお礼ということで全てを支払ってくれた。
その後、中標津グループの車の中で二次会。21:00には、それぞれ車中泊。
予想をはるかに超えるダイナミックで荒々しい海岸を自分の足であるき、まさに手付かずの大自然を満喫できた感動の3日間だった。
ちなみに、熊の目撃は3回。いずれも小さい熊ばかりで、笛の音で逃げて行った。
撮った写真が200枚。その中から選んでのホームページアップは帰宅後の楽しみ!