癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

後半ヨレヨレの「函館ハーフ」

2011年09月25日 | 日常生活・つぶやき
      
 <10.7km付近・・・「しかべ海と温泉のまつり」の法被を着た鹿部のXCスキー仲間のSuさんとスキー指導員仲間のNaさんと一緒に走る>

 快晴の下、練習不足と調整不足(一昨日は登山、昨日は年1のパークゴルフ大会)は否めない感じで、当日を迎えた函館ハーフマラソン大会・・・とりあえず、「行けるところまで6分/kmペースで走ってみよう」の目標でスタートの列に並んだ。

 直ぐ前に、鹿部のSuさんとNaさんがいる。彼等は「昨年2時間を切っているが、今年は6分/kmで走る」と言う。それであれば、彼等に付いていこうと決めてスタート。

 ずっと3人で走っていく。3kmほどで汗だくになるほど暑い・・・スタート~5kmは29分39秒、5~10kmは28分52秒・・・ラップは6分/kmを切っている。10km通過タイムは、昨年より3分近く速い。ちょっと飛ばしすぎかな?と不安がよぎる。途中で、「24℃」の気温表示を目にする・・・暑い!

 それでも、応援の人や折り返してくるランナーの中に顔見知りを探しては、声を掛けながら走る。この行為が結構疲れを紛らわしてくれる・・・。
  
      
        <17km付近・・・もうかなりヨレヨレ>
 
 練習不足と前半のオーバーペースのツケが、湯の川の折り返し地点(14km)辺りから現れた。自分もNaさんも、イーブンペースで走るSuさんに付いていけなくなり、どんどん離されていく。10~15kmは30分35秒に落ちてくる。最初から最後まで6分/kmペースで走れた昨年と違って、どんどん追い越されモードに・・・。

 歩きたい欲求と闘いながら、妻の待っている17km付近までは・・・と重い足を引きずるような走りで頑張る。

      
        <あと3km地点・・・ここからが本当に辛かった>

 18.3kmの給水所の手前でとうとう歩いてしまった。一度歩くと直ぐに歩きたくなる・・・その後、3回ほど歩き、15~20kmは34分25秒・・・7分ペースになってしまった。昨年は、最後の3kmはどんどん追い越しながら気分良く走ったが、今年は、まったくその逆パターン。それでもNaさんは追い付いてこない。彼も、かなりバテているようだ。

      
        <ゴール前200m・・・最後の力を振り絞って・・・>

 グランドの入口まで来たら、昨年のゴールタイムだった。あとグランドへ入ってトラックの500mを残すだけ・・・最後は歩かないで走り続けようと思ったが、左足の脹ら脛が軽い痙攣を起こす・・・50mほど歩いたら治ったので、あとはゴールを目指す。

 2時間12分03秒でゴール。昨年よりピッタリ4分遅れ。続いて7秒差でNaさんもゴールしてきた。Suさんは予定通りの2時間6分台だったとのこと。

 総合順位は1133位(昨年は1116位)、年代別順位は127位(昨年は132位)・・・昨年より4分も遅かったのに、順位はそれほど変わらなかった。年代別ではむしろアップさえしている。気温が高く、それだけハードなレースだったということだろう。、そのせいか倒れて担架で運ばれた選手が多かったようだ。

なお、XCスキークラブ「XC-KID'S」の母体である函館トライアスロンクラブのメンバーは、地元の大会だけに参加者も多く、高谷会長の70代優勝や多数の入賞者も出て、非常に盛り上がり、大いに刺激をいただいた。

       
     <1000枚も撮影してアップしてある「函館のおぢさん2的ブログ」から借用・・・自由市場前交差点>
  
 帰りは、妻と一緒にラーメン屋に寄り、生ビールを飲み、辛みそラーメンを食べた。ビールは美味かったが、疲れが高じていたのか、ラーメンはようやく食べきった感じだった。

 今年は、わずか3日で1800名の定員に達したそうで、出たくても出れない人が多くいたようだ。来年は4000名に増やすとのこと。今年は、タイムはともかく、初めて歩いてしまったことに悔いが残る。来年は、もう少し練習をして、ペースを落としてでも歩かないでゴールしたいものだ・・・。