これまでもツキに恵まれて、うまい具合に雨を避けて連日登り歩いているが、今日ほどそれを実感したことはなかった。
朝から雨でもあり、今日は休養・移動日のつもりだった。甲府周辺の観光は昨年12月遠征時に全部見てしまったので、八ヶ岳方面の観光でもと清里までやってきた。
すると、雨は降っていない。八ヶ岳は厚い雲で覆われているが、御座山(おぐらやま)のある東側は青空が広がっている。他と離れている御座山を今日やっつけてしまえば、明日以降の計画が楽になる。
3本あるコースのうち、埼玉のSaさんからのメールでお勧めの長野県南相木村の唐沢登山口をめざす。登山口から見上げると、頂上の切り立った岩壁が呼んでいる(下山後判明したが、これは南ピークだった)。これは行かずばなるまい!
ニ百名山であるこの御座山(2112m)は、千曲川を挟んで八ヶ岳と対峙する佐久の山並みの最高峰である。
登山口から山頂直下まで針葉樹に覆われているが、通過した南ピークと頂上は切り立った岩壁を巡らせた岩峰で樹林から突出して高度感満点であった。
垂直の岩壁を巻いて、鎖場を登り切った南ピークを頂上と勘違い。さらに南のコルまで下って登り返した細い岩稜の一番奥が頂上だった(画像)。
残念なことに頂上岩峰だけがガスの中で、展望はなかった。あったとしても八ヶ岳は雲の中だったが・・・しかし、西側の垂直にスッパリと切れ落ちた岩壁は下が見えたら相当怖かったろう。
登山口の案内板には「標高差約700m、距離2500m、2時間30分」と書かれていた。これまでの経験から、1時間30分で着くだろうと思ったら、本当にドンピシャだった。下りは1時間05分。10:15スタート、13:05ゴール。
この山を先にゲットしちゃうと、八ヶ岳の赤岳が1日、天狗岳の蓼科山がセットで1日となり、明日以降の計画が立てやすくなる。どちらを先にするかは、明日の天候次第である。できれば八ヶ岳の最高峰である赤岳は天候の良いときに登りたい。
下山しても上空は青空が広がって、夏の太陽の下で蝉時雨が煩かった。しかし、それほど離れていない清里まで戻ったら雨だった。清里で昼夕兼食のほうとうを食べ、雨と濃霧の中、赤岳の登山口方向へ向かう。途中の鹿の湯という温泉を見つけて入浴。この後、どこか適当なところで泊まるつもり。
朝から雨でもあり、今日は休養・移動日のつもりだった。甲府周辺の観光は昨年12月遠征時に全部見てしまったので、八ヶ岳方面の観光でもと清里までやってきた。
すると、雨は降っていない。八ヶ岳は厚い雲で覆われているが、御座山(おぐらやま)のある東側は青空が広がっている。他と離れている御座山を今日やっつけてしまえば、明日以降の計画が楽になる。
3本あるコースのうち、埼玉のSaさんからのメールでお勧めの長野県南相木村の唐沢登山口をめざす。登山口から見上げると、頂上の切り立った岩壁が呼んでいる(下山後判明したが、これは南ピークだった)。これは行かずばなるまい!
ニ百名山であるこの御座山(2112m)は、千曲川を挟んで八ヶ岳と対峙する佐久の山並みの最高峰である。
登山口から山頂直下まで針葉樹に覆われているが、通過した南ピークと頂上は切り立った岩壁を巡らせた岩峰で樹林から突出して高度感満点であった。
垂直の岩壁を巻いて、鎖場を登り切った南ピークを頂上と勘違い。さらに南のコルまで下って登り返した細い岩稜の一番奥が頂上だった(画像)。
残念なことに頂上岩峰だけがガスの中で、展望はなかった。あったとしても八ヶ岳は雲の中だったが・・・しかし、西側の垂直にスッパリと切れ落ちた岩壁は下が見えたら相当怖かったろう。
登山口の案内板には「標高差約700m、距離2500m、2時間30分」と書かれていた。これまでの経験から、1時間30分で着くだろうと思ったら、本当にドンピシャだった。下りは1時間05分。10:15スタート、13:05ゴール。
この山を先にゲットしちゃうと、八ヶ岳の赤岳が1日、天狗岳の蓼科山がセットで1日となり、明日以降の計画が立てやすくなる。どちらを先にするかは、明日の天候次第である。できれば八ヶ岳の最高峰である赤岳は天候の良いときに登りたい。
下山しても上空は青空が広がって、夏の太陽の下で蝉時雨が煩かった。しかし、それほど離れていない清里まで戻ったら雨だった。清里で昼夕兼食のほうとうを食べ、雨と濃霧の中、赤岳の登山口方向へ向かう。途中の鹿の湯という温泉を見つけて入浴。この後、どこか適当なところで泊まるつもり。