癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

またもや途中撤退

2008年09月19日 | 登山・旅行
4回目の芦別岳は、紅葉時の旧道~新道コースと決めていた。しかし、ガスと雨に見舞われて、北尾根で戻ってきた。

過去の3回は、新道ピストン、新道~旧道、本谷~新道。他人には勧めている北海道の槍と呼ばれる頂上に向かって進む旧道~新道は北尾根から向かう頂上までの間は未経験。しかも、2回目の前日には、旧道から取り付いて今回と同じようなケースで、やはり北尾根で撤退し、翌日逆回りをしたのだった。どうも旧道からの登りは、大好きなコースなのに相性が悪い。

天気予報は日中曇りだったのと山に濃い雲が絡んでいたので迷ったが、登山口まで行くと頂上がチラッと見えた。止めて、後で晴れたら悔しい。北尾根まで上がって、頂上が見えなかったら戻ることにしてスタート。

ユーフレ川沿いのワイルドなコースを楽しみながら、2グループ5人を追い越して、夫婦沢の源頭まで詰め、夫婦岩の横まで登ったころには、上空に青空がなくなる。諦め半分で、紅葉がきれいな北尾根への登りに掛かる。

本来であれば北の槍と対面できるはずの北尾根の1453ピークに到着。案の定、北の槍は黒い雲に包まれている。おまけに、本降りの雨まで降り出し、風も付いてきて、周りもガスで見えなくなる。カッパに身を包み、あっさり撤退。雨は、夫婦岩分岐辺りで止んだが、下山しても、山は濃い雲の中だった。

登り、3時間25分。下り、3時間。

下山後は、ハイランドふらの温泉でのんびり過ごす。さて、明日の予定だが、天気予報はいいだけに、このまま退くのは悔しい。スカッパレなら、三度目の正直に賭けて、再挑戦したい思いは強い。しかし、連日の疲れは大きい。ロングでハードなコースなだけに、天気予報が悪い方にハズレてほしいのが本音・・・。