トルコのトピックス

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欧州首脳らもカショギ氏殺害の“完全な事実”を要求

2018年10月21日 | 国際
10月21日 ドイツ首相、デンマーク首相、フランス外相が、サウジアラビアのジャーナリストの殺害に関する完全な事実はまだ明らかになっていないと言い、サウジ政府がすべての情報を明らかにするよう要請しました。

 Sabah
「すべてを明らかにするよう要求する」とメルケル首相


アンゲラ・メルケル首相は、土曜、ジャマル・カショギ氏の殺害に関するサウジ当局の説明を批判し、完全な事実を明らかにするよう求めました。「カショギ氏殺害に関して、まだなにも明らかになっていない。すべて明らかにすることを要求する」と、メルケル首相は土曜、語りました。

「サウジのジャーナリスト殺害に関する事実は、まだ明らかにされていない」とデンマークのラース・ロッケ・ラスムセン首相も、土曜、言いました。「以前は、カショギ氏は生きて領事館を出て行ったと主張していたサウジが、昨夜、彼が死んだことを認めたのは、彼らが真実を語っていない証拠だ」とラスムセン首相はDRテレビで語りました。

フランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン外相は「多くの疑問が残る。だれに責任があるのかを立証する、徹底的で、入念な捜査が必要だ」と声明で言いました。事件後の何日かは、彼がどこにいるかわからないと言っていたサウジが、土曜、カショギ氏は領事館内のケンカで死んだと主張しています。

サウジ・プレス通信は、土曜、18人のサウジ市民がカショギ氏殺害関連で逮捕されたと報じました。


カショギ氏殺害にはトルコの法律が適用される

 サウジの皇太子は、サウジ領事館はサウジの主権下にあると主張していますが、この主張は「外交関係に関するウイーン条約」によれば、まったくの誤りです。

 Sabah

モハムマド・ビン・サルマンは自分の名誉を守るために、ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の失踪に関する疑いを晴らそうと努めていますが、カショギ氏が拷問され、殺害され、解体されたことは事実です。

皇太子はまた、イスタンブルのサウジ領事館はサウジの支配下にあると主張していますが、これはまったくの誤りです。一国の事実上の支配者が、ウイーン条約のような外交上の知識を誤認している例は、めったにないことです。

「われわれはなにも隠していない。領事館の建物はわが国の領土だが、われわれはトルコ当局が入るのを許可している」と彼は言っています。1961年の「外交関係に関するウイーン条約」によれば、大使館・領事館は、“治外法権”とは異なる不可侵権を認められています。不可侵権の原則は、たとえば建物の周辺の治安が危うくなった場合には、領事館の保護を認めています。また、ホスト国当局が領事館当局の許可なく館内に入ることはできません。

しかし、領事館の領土は、ホスト国の司法権の下にあります。サウジ領事館の職員が、金曜、トルコの検察官の尋問を受けたのも、そのためです。

カショギ事件の当初は、サウジ側は、トルコ当局者を建物に入れ、捜査せることを渋っていましたが、結局、殺害の10日後に許可を出し、トルコ警察が内部を捜査しました。サウジ側はおそらく痕跡を隠そうとしたでしょうが、警察はいくつかのDNAのサンプルを発見しました。


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「サウジはカショギ事件を終りにはできない」エ大統領

2018年10月20日 | 国際
10月20日 サウジアラビアは「カショギ氏は領事館を出て行った」などと言って、ジャマル・カショギ氏が消えた事件を終わりにすることはできないと、エルドアン大統領は言い、サウジ王国に事件を明らかにするよう促しました。

 Hurriyet

「みな知っているように、サウジアラビアは異なるアプローチをしている。新聞各紙はアブドゥルアジズ・ムトリブという男を指摘している。サウジアラビアはこの問題を明らかにしなければならない。これで終わりにできる問題ではない」と、エルドアン大統領はモルドヴァから帰国の途上、記者団に語りました。

サバー紙は、10月18日、「ムトリブという男が、カショギ氏の殺人に関与している」と報じ、イスタンブルのサウジ領事館の外にいる彼の写真を掲載しました。カショギ氏は領事館に入ったきり行方不明です。

アメリカのポンペオ国務長官との会談について尋ねられたエルドアン大統領は、アメリカはサウジアラビアに“厳しい圧力をかけ”、彼らに説明を求めていると、答えました。


トルコ当局は“拳のなぐりあい”というサウジの言い訳を非難

現政権・公正発展党(AKP)の上級党員が、サウジのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏がサウジ領事館内で“拳の殴り合い”で死んだというサウジアラビアの言い訳を批判しました。

 Hurriyet

公正発展党の人権問題担当のレイラ・シャヒン・ウスタ議員は、サウジはこの状況に到るまえに説明をするべきだったと言いました。ウスタ議員はまた、検察官、法医学者、治安当局を含めて、トルコ当局は、カショギ氏の死の捜査に関して、すでにある結論に達していると付言しました。

もうひとりのAKP議員ヌマン・クルトゥルムシュ氏は、10月20日、「トルコはカショギ氏殺害の隠蔽を決して許さない」と言いました。


浮き輪で泳いでいた移民が観光船に救われた

10月19日、トルコのムーラを出た観光船上のツーリストたちは、海中で疲れ果てている移民を見つけて、びっくりしました。移民は子供用の浮き輪を身につけ、トルコからギリシャへ渡ろうとしていました。

 Hurriyet

ヌル・モハムマドと名乗った移民は、ムーラ県の有名なリゾート地ボドゥルムから、ギリシャ領のコス島へ泳いで渡ろうとしていました。コス島までは8マイルあります。観光船のトルコ人船長が水中に飛込み、疲れ果てていた男を救いました。彼はどうやら泳ぎを知らないようでした。

船長は船上で移民に食物と飲物を提供しました。モハムマドはビニール袋に入れたパンを持って、4時間泳いでいたそうです。その後、彼は沿岸警備隊に引き渡され、移民センターに送られました。メディアによると、モハムマドは、ボドゥルムで“人間運び屋”に、有り金すべて盗られたので、泳いでギリシャへ行こうと思ったそうです。


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トルコ警察がカショギ氏の遺体を運んだらしいヴァンを捜査

2018年10月20日 | 国際
10月19日 サウジアラビアのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の遺体を、サウジ領事館から領事公邸に運んだと思われるヴァンを、トルコの法医学の専門家たちが3時間かけて調査したと、10月19日、国内メディアが報じました。

 Hurriyet

アメリカに住み、ワシントン・ポストに寄稿していた反体制者のカショギ氏は、10月2日、イスタンブルのサウジ領事館に入った後、行方不明になりました。トルコ当局は、カショギ氏は、リヤドから来た暗殺団によって、拷問され、殺され、解体されたと主張していますが、サウジ政府は否定しています。

34CC2342のナンバープレートを付けたメルセデス・スプリンターが、カショギ氏が領事館に入る最後の姿を示す写真に写っています。トルコ警察は、もう1台の領事館の車、34CC1815のナンバーをつけたメルセデス・ヴィトに注目しています。この車は、カショギ氏が消えた後、領事館と領事公邸の間を行ったり来たりしている映像が撮られています。“34”はイスタンブルのコードで、CCは領事用の車を意味します。

10月19日のイエニ・シャファク紙によると、トルコ警察は、捜査中、領事館の閉ざされたガレージの中で、怪しい黒いヴァンを発見したそうです。トルコ当局は、暗殺団は、カショギ氏の遺体を領事館から領事公邸に運ぶのに、この車を使ったのではないかと考えています。この車は、カショギ氏がサウジ領事館に入ってから2時間後、領事館を出て、午後3時9分に、200メートル離れた領事公邸に着いています。

法医学チームは、ルミノールなどの薬品を使って、3時間かけてヴァンを調べ、殺人の証拠を発見したと、イエニ・シャファク紙は報じています。トルコ警察はまた、カショギ氏が消えた直後に、イスタンブル市内や周辺に行った、他の領事館の車も調査しています。


トルコ検察はサウジ領事館職員の尋問を始めた

アナドル通信によると、トルコの検察官たちは、イスタンブルのサウジ領事館の職員たちに、ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の失踪について尋問を始めています。

Hurriyet

10月19日、領事の運転手、技術者、会計係、電話交換手ら約15人のトルコ人職員の尋問が行われ、職員たちは数人の検察官から厳しい尋問を受けました。カショギ氏は10月2日、領事館に入って以来、姿が見られなくなりました。アナドル通信は、カショギ氏は領事館内で暗殺団に殺害され、解体されたと報じています。

イギリスのM16海外情報局のジョン・サワーズ元局長は、カショギ氏はおそらく、モハムメド・ビン・サルマン皇太子に近い人々の命令で殺されたのだろうと言っています。2009年から2014年までM16の局長だったサワーズ氏は、すべての証拠が、サウジアラビアの事実上の支配者に近い人々によって命令され実行されたことを指摘していると言いました。


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カショギ氏事件の容疑者が交通事故で死んだ

2018年10月18日 | 国際
10月18日 トルコのイエニ・シャファク紙が10月18日、サウジの記者ジャマル・カショギ氏の失踪に関与したとされる容疑者の1人が、リヤドで“不審な車の事故”で死んだと報じました。

 Hurriyet

同紙によると、サウジ王室空軍中尉マシャル・サアド・アルボスタニ(31)は、10月2日、トルコに到着し、イスタンブルを訪れた後、すぐに帰国した15人の容疑者の1人です。リヤドの交通事故の詳細についてはなにもわかりませんし、カショギ氏“殺害”におけるボスタニの役割も明らかにされていません。

ヒュリエト紙のコラムニスト、アブドゥルカディル・セルヴィ氏は、10月18日、「モハムマド・ビンサルマン王子は、“証拠隠滅”のためになんでもするだろうから、次に処刑されるのは、サウジ領事館のモハムマド・アルオタイビ領事かもしれない」と言っています。

トルコのイエニ・シャファク紙は、10月7日、トルコ当局が持っていると思われる記録に、アルオタイビ領事の声が記録されていると報じています。

また、サバー紙は、10月18日、防犯カメラがとらえた、もう一人の容疑者の写真を発表しました。サバー紙によると、マヘル・アブドゥルアジズ・M・ムトレブも、10月2日、午前3時38分イスタンブルに到着し、午前9時55分イスタンブル領事館に入りました。彼は情報局の職員で、以前、ロンドンのサウジ大使館で働いていました。

カショギ氏到着と失踪の2,3時間後、ムトレブは領事館を出て、午後4時53分、領事の住居を訪れ、5時15分には自分のホテルを出て、5時58分、プライベート・ジェット機で帰国するため、アタテュルク空港に到着しています。ニューヨーク・タイムス紙は10月16日、ムトレブはおそらくボディガードとして、しばしば王子の旅に同行してきたと言っています。


カショギ事件でトルコ警察は森と農家に捜査を拡大した

トルコ警察は行方不明のサウジアラビアのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の捜査を、イスタンブルのベルグラードの森と隣県ヤロヴァの農家に拡大しています。

 Hurriyet
トルコ初の探査船「バルバロス・ハイレッディン・パシャ号」


イエニ・シャファク紙は、治安ソースからの情報として、警察は捜査を、イスタンブルのサウジ領事館と領事公邸に限っていないと報じました。

アメリカに住みワシントンポストに寄稿していた反体制者カショギ氏は、10月2日、イスタンブルのサウジ領事館に入った後、消えました。トルコ当局は、カショギ氏は領事館内で、暗殺者チームによって、拷問を受け、殺され、解体されたと主張しています。サウジ政府はこれを否定しています。


トルコとギリシャの戦艦が炭化水素探査中のキプロス沖でにらみ合い

アナドル通信によると、10月18日、トルコの初の探査船「バルバロス・ハイレッディン・パシャ号」が、キプロス沖で、ギリシャのフリゲート艦の妨害を受けたため、トルコ海軍の戦艦がギリシャ戦艦を制止しました。

 Hurriyet

「わが国はギリシャに、地中海に緊張を起こさせるような行動は控えるよう勧告してきた」と、トルコのチャヴシュオール外相は、事件後、声明で言いました。トルコは2017年4月から、黒海と地中海で、探査と掘削活動を加速させてきました。

2番目の探査船「MTAオルチ・レイス号」も炭化水素踏査のために、キプロス沖に送られました。「わが国は今年、わが国初の掘削船ファティフ号によって、地中海で初の掘削作業を始める」と、トルコのファティフ・ドンメズ・エネルギー天然資源相は、7月26日、言いました。


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報道によると、カショギ氏は指を切断された後、斬首された

2018年10月17日 | 国際
10月17日 サウジアラビアのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏は、残虐な処刑の音声記録によれば、10月2日、イスタンブルのサウジ領事館内で、指を切断する拷問を受けた後、首を切られたということです。

Hurriyet

イエニ・シャファク紙は、10月17日、カショギ氏の“取り調べ”の記録に、サウジのモハムマド・ウタイビ領事の声が収録されていると報じています。ウタイビ領事は尋問者たちに、「外でやれ、出ないと、私が困ることになる」と言い、その後、「サウジに帰って、生きていたいなら、黙っていろ」と、尋問者に言われています。ウタイビ領事は、トルコ警察が彼のイスタンブルの住居を捜索する前、10月16日に、サウジに帰りました。

遺体は7分で解体された
カタール・ベースのアルジャジーラは、カショギ氏の遺体の解体は領事館内で7分で終わったと報じています。解体はサウジの法医学の専門家サラ・ムハムマド・アルトゥバイギが行ないました。彼が遺体を解体する間、尋問者たちに「音楽を聴いていろ」と勧めているのも記録されています。

トルコ警察によると、アルトゥバイギは、2機の飛行機でイスタンブルに着き、領事館に入った15人のサウジ人の1人です。15人はその日のうちにトルコを去りました。15人の中にはサウジの情報当局者や王室警備員たちもいました。ニューヨーク・タイムスは10月16日、グループの中の9人の身元を確認したと報じ、彼らの中の4人は、サウジのモハムメド・ビン・サルマン王子の外国旅行の際の随員だったと言っています。

トルコ警察のチームは、10月15,16日、領事館の捜査に9時間を費やしました。AP通信は、カショギ氏の殺害に関して“確かな証拠”をつかんだと言っています。


駐イスタンブル・サウジ領事は解雇され取り調べを受ける

サウジアラビアのオンライン新聞が、10月17日に掲載した公式声明によると、カショギ氏が消えたイスタンブルのサウジ領事館の総領事は、職を解雇され、取り調べを受けるということですが、モハムマド・アルオタイビ領事が取り調べを受ける理由は詳述していません。

 Hurriyet

一方、サウジのチームが、イスタンブルのアルオタイビの住居に着きました。この住居はカショギ事件の捜査の一環として、トルコ警察が捜査する予定です。トルコのイエニ・シャファク紙は、10月17日、領事館内のカショギ氏の“尋問”中の記録に、アルオタイビの声が収録されていると報じています。

・・・このオタイビという男を“犯人”にしても、それで一件落着というような事件ではないですね。


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トルコ警察がサウジ領事館を9時間かけて捜査

2018年10月16日 | 国際
10月17日 トルコ警察の捜査チームが、サウジアラビアのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の失踪事件究明のため、イスタンブルのサウジ領事館を9時間かけて捜査しました。サウジ王国が領事館内で行われた殺人を認めるかもしれないという報道が流れています。

 Hurriyet

アメリカに住んでいたワシントン・ポストのコラムニスト、カショギ氏は、サウジの権力者モハムメド・ビン・サルマン王子を批判していましたが、10月2日、結婚の書類を入手するため領事館に入った後、消息を絶ちました。トルコ当局は、カショギ氏は領事館内で殺され、遺体は運び出されたと思われると言っています。

イスタンブル主任検察庁が任命した検察官たちが、サウジの当局者とともに、領事館の検証を行いました。イスタンブル安全保障局の対テロ部と犯罪現場捜査隊の専門家たちも、チームに加わりました。4台の車が領事館に着き、庭園の土のサンプルや金属ドアなどを押収しました。捜査チームは警察犬も連れていました。

トルコ犯罪現場捜査チームの約10人は、10月16日、捜査が完了した後も、午前5時まで領事館内にいました。その1時間か1時間半後に、トルコの検察官が出て行きました。そのすぐ後に、サウジのチームが3台の車で去りました。

報道によると、サウジは“尋問中の誤り”を認めた
CNNとニューヨーク・タイムスは、サウジは“尋問中の誤り”でカショギ氏を死なせたことを認める準備をしていると報じました。ニューヨーク・タイムスは、サウジに詳しい人物の言として、王子はカショギ氏の取り調べまたはサウジへの送還を指示したことを認めたと報じています。サウジ政府は、“誤った尋問”を行なった情報職員に罪をなすりつけることによって、王子をかばっていると言われています。

アメリカのトランプ大統領は早くから、カショギ氏の失踪は殺されたのだろうと言っていましたが、ポンペオ国務長官をサルマン王と会うためにサウジに送りました。カショギ氏失踪事件によって、世界の石油輸出大国サウジアラビアに対する国際的抗議の声が起こっています。メディアとビジネス界も、今月リヤドで行われる予定の投資会議への参加を控えることになるでしょう。


トルコ警察がサウジ領事館で“証拠”を発見したと言った

トルコの当局者が、警察はサウジ領事館内で、ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏が殺害されたことを示す“確かな証拠”をつかんだと言いました。

Hurriyet

当局者は証拠の詳細については語りませんでしたが、匿名条件で、APに、「10月2日、サウジの情報部がイスタンブルのサウジ領事館内で、カショギ氏を殺害し、手足を切断した」と語っています。サウジアラビアは、まえは“根拠がない”と否定していましたが、アメリカのメディアは、「サウジはまもなく、領事館内で、おそらく尋問中に誤って、カショギ氏を殺してしまったことを認めるだろう」と報じています。

トルコのチャヴシュオール外相は、10月16日、サウジアラビアはカショギ氏の失踪と殺害に関して、トルコになにも告白していないと言いました。サウジアラビアは近く、カショギ氏は尋問中に誤って殺された
と言うだろうというニューヨーク・タイムスの報道について、チャヴシュオール外相は「われわれはそのような情報は聞いていない」と言いました。

外相はまた、「領事館は取り調べを行う場所ではない。取り調べは法廷で、司法当局によって行われるべきだ」と付言しました。

チャヴシュオール外相はまた、トルコ当局はイスタンブルのサウジ領事の住居と、領事館が所有する車を捜査することを確認しました。トルコのメディアによると、モハムマド・ウタイビ領事は、10月16日の捜査の前にサウジに帰ったそうです。


イスタンブルっ子はシリア難民の子供を恐がっている

トルコは350万人の難民を受け入れていますが、難民の46%は子供です。

 Hurriyet

「イスタンブル政治研究所」が行なった調査で、シリア難民の子供に対するイスタンブルっ子の潜在的な気持ちは、“恐怖”だということがわかりました。調査はジンジルリクユ=ベイリクデュジュ間のメトロバスを使っている19歳から66歳の25人を対象に行われました。この路線を使っている通勤者は、シリアの子供たちが住む地区に住んでいる人が多いからです。

調査の結果は、「シリアの子供たちはイスタンブルの“幽霊”という認識の研究」という題名のレポートにまとめられました。レポートによると、イスタンブルっ子たちは“シリア難民の子供たちを恐がっている”そうです。なぜ幽霊ということばが使われたかには、“見えない、恐怖、無視”の3つの理由があります。

シリアの子供たちはイスタンブルっ子にとって、気の毒には思えても、悪さをしない限り、目に入らない存在です。地元民はしばしば、シリアの子供たちを“コジキ”と言います。子供たちへの暴力、階級差別、子供の労働は、イスタンブルっ子の目にはもうふつうのことになってしまっています。

レポートによると、地元民は、シリアの子供たちが将来、犯罪者になることを恐れています。レポートはまた、イスタンブルっ子たちがシリアの子供たちを無視または軽視していることを指摘しています。地元民は長いこと、シリアの子供たちの窮状を見ぬふりをいて暮らしてきました。

この調査は成人のシリア難民に対するネガティブな意見にも言及しています。地元民のネガティブな意見は、経済的文化的な懸念から来ています。調査の回答者は、難民はトルコ経済の重荷だと言っています。また、シリア人は人種的に異なり、トルコ社会に問題を起こすと、回答者たちは言っています。


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「トルコ当局がカショギ氏殺害の記録をゲット」という報道

2018年10月15日 | 国際
10月15日 トルコ当局が、サウジアラビアのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏が、サウジ領事館内で、尋問を受け、拷問され、殺害されたことを示す音声とビデオを入手したと、10月13日、トルコのサバー紙が報じました。

 Hurriyet
サウジ領事館内でなにがあったのか?


「カショギ氏が尋問され、拷問され、殺害された瞬間を、アップルの時計のメモリーが記録していた。時計は彼の携帯電話につながっていた」とサバー紙は主張しています。カショギ氏は自分の携帯電話を、領事館の外で待っていた許婚者に預けていました。

一方、サウジアラビアからの代表団が、カショギ氏失踪の共同調査のためにトルコに到着しました。あるトルコ当局者によると、カショギ氏は領事館に入るとき、黒いアップルの時計をしていて、その時計は、彼が婚約者に預けた携帯電話とつながっていたそうです。しかし、カショギ氏の時計からのデータが、彼のケイタイに送られていたかどうかは明らかではありません。

信頼すべき筋から情報を得ているというサバー紙は、カショギ氏は領事館に入る前に、電話を録音機能にしておいたと考えられると言っています。「サウジの情報局は、彼が死んだ後、電話に記録されていることに気づき、彼の指紋を使って電話を解除し、ファイルを消したが、ぜんぶは消しきれなかった。その後、彼の電話に記録が見つかった」と、同紙は言っています。

カショギ氏は10月2日、結婚のための書類を入手するために、イスタンブルのサウジ領事館に入りました。サウジ当局は、彼はすぐに帰ったと言っていますが、トルコ当局と、外で待っていた彼の許婚者は、彼は出てこなかったと言っています。

トルコの治安ソースは、匿名で、警察の初期の判断では、カショギ氏は領事館内で計画的に殺されたということだったと言いました。

10月12日、サウジ内相アブドゥルアジズ・ビン・サウド・ビン・ナイフ王子は、サウジ王国に対する“嘘と根拠のない主張”を非難しました。


エルドアン大統領とサウジ王がカショギ事件に関して電話会談

トルコのエルドアン大統領とサウジアラビアのサルマン・ビン・アブドゥルアジズ王が、土曜夜、電話でジャマル・カショギ氏の失踪について話し合いました。

Hurriyet

エルドアン大統領は、このケースを捜査するための共同作業グループをつくることを主張したと、大統領府ソースは言いました。

サウジ人のジャーナリストで、ワシントンポストのコラムニストであるカショギ氏は、10月2日、イスタンブルのサウジ領事館に入って以後、行方不明になっています。同日、15人のサウジ人が2機の飛行機でイスタンブルに到着し、カショギ氏が入った領事館の建物に入ったと、トルコ警察ソースは言っています。

サウジ当局はカショギ氏のその後について明確な説明はしていません。諸外国 ー とくにトルコ、アメリカ、イギリスが、できるだけ早くこのケースを明らかにするよう促しています。10月13日、アメリカのトランプ大統領は、カショギ氏が殺されていたとしたら、サウジ政府に厳罰を与えると脅しています。

サウジの株式市場は、この声明後、6.8%暴落しました。


親がISに走ったため、イラクにいるトルコ人の子供が450人いる

イスラム国(ISIL)のメンバーになった親に連れ去られた子供が450人も、イラクの孤児院やバグダードの刑務所にいると、ヴァタン紙が10月15日、報じました。

 Hurriyet

8歳のウミト・K君と6歳のニサ・Kちゃんのきょうだいも、ISのメンバーになった母親に連れられてイラクに来ましたが、2年前に母親は死に、トルコにいる父親に引き取られる日を待っています。トルコ警察はイラク当局から送られた写真によって、きょうだいがユルマズKさん(32)の子供だと判定しました。

「私は子供たちの写真を見ました。私はいますぐ子供たちの顔を見たい、声を聞きたい。イラクへ行って子供たちを連れてきたい。私の唯一の望みは、政府が私の子供たちを連れ戻してくれることです」とユルマズKさんは言いました。

ユルマズKさんの妻ファトゥマKは、4年前、2人の子供を連れて逃げました。1か月後、ファトゥマは夫に電話し、2人の子供とシリアにいると言い、「あなたもシリアに来てください。アッラーのために死にましょう」と言ったそうです。

その後、ファトゥマは子供を連れてイラクに行き、ISのメンバーのムハムメト・チェリクと結婚しました。チェリクはトルコ内務省のお尋ね者リストに入っているテロリストですが、2015年、戦闘で死亡しました。その後、ファトゥマも死にました。

母親の死後、2人の子供はイラク軍に引き取られました。最近まで、トルコ当局は、子供たちはバグダードの孤児院にいると考えていましたが、最近、2人はルサファ刑務所にいるという情報を得ました。子供たちがトルコに帰る日は近いでしょう。


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裁判所が審議後、ブランソン牧師を釈放した

2018年10月13日 | 国際
10月13日 トルコの裁判所は、12日、トルコとアメリカの論争の中心にいるアメリカ人牧師アンドリュウ・ブランソンを釈放しました。

 Hurriyet

アンドリュウ・ブランソンの4回目の審問は、イズミル・アリアーア区の刑務所で、午前10時40分に始まり、午後4時28分に終わりました。福音派の牧師ブランソンは、テロとスパイ関連容疑で起訴され、35年の禁固に直面していました。

裁判所は、多岐にわたる審問後、テロ組織に助力したとして、ブランソンに3年1か月の禁固を宣告し、上訴手続き中のまま、自宅監禁から釈放しました。裁判所は旅行を禁じませんでしたから、ブランソンはすぐにトルコを去ることができます。

「ブランソン牧師の自由を確保するために、トルコに圧力をかけつづけた大統領、国会議員、外交官に感謝します」と、ブランソンの弁護士ジェイ・セクロウ氏は声明で言いました。「彼がいま、アメリカ行きの飛行機に乗っていることは、牧師ブランソンと彼の家族にとって大きな勝利と言える」

トルコ大統領府のファフレッティン・アルトゥン広報担当官は、声明で、「この判決は、トルコが民主的な法治国家であり、トルコの司法の独立性と不偏性を再確認するものだ」と言いました。


「ユーフラテスの東のテロの巣窟を根こそぎにする」エ大統領

エルドアン大統領は、10月12日、トルコ軍はまもなく、クルドのテロ組織が支配しているシリア北部に、新たな越境作戦を開始すると言いました。

 Hurriyet

「神のご意志があれば、すぐに・・・わが軍はユーフラテス川の東のテロの巣窟を壊滅する」と、エルドアン大統領は軍の式典で言い、コマンド隊の兵士たちを讃えました。ユーフラテスの東の地域は、アメリカが支援しているYPGが支配していますが、大統領の声明はこの地域まで作戦を拡大すると言っています。

トルコ軍は2016年と2018年、シリアのユーフラテスの西まで進撃し、イスラム国(ISIL)とYPGの戦闘員を国境地帯から追い払っています。

エルドアン大統領はまた、経済について、トルコは投資をつづけると言いました。「トルコは最近、経済面で投機的な攻撃を受けているが、わが国が購買力平価では世界13位、国民所得では17位の大国であることは変わらない」


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「トルコはモスルとバスラに領事館を再開する」トルコ外相

2018年10月12日 | 国際
10月14日 トルコはイラクのモスル市とバスラ市に領事館を再開する計画だと、トルコのチャヴシオール外相が、10月11日、言いました。

 Hurriyet
イラクを公式訪問したトルコのチャヴシュオール外相(左)とイラクのサリフ大統領


トルコはISILがモスルの領事館を襲撃し、街を占領したため領事館を閉鎖し、安全のためにバスラの領事館も閉鎖しました。

外相はイラクを公式訪問し、バフラム・サリフ新大統領と、新政府を結成するために任命されたアディル・アデル・アブドゥル・マフディ次期首相に会いました。チャヴシュオール外相は、トルコのイラクへの支援を示すために、イラクを訪問したと語りました。

サリフ大統領との会談では、イラクを再建し、両国の経済関係と貿易と投資を活発にすることを話し合ったと、チャヴシュオール外相は言いました。「われわれはテロに対する共同の戦いをつづけることでも合意した」と外相は言いました。


トランプ大統領がブランソン牧師の釈放を米土関係の進展と歓迎

アメリカのトランプ大統領は、トルコの裁判所が釈放したブランソン牧師を大統領執務室に迎え、トルコとアメリカの関係に新しい頁が開かれると、釈放を歓迎しました。

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左からブランソン牧師、トランプ大統領、ポンペオ国務長官


「大きな問題になったかもしれない一件だったが、すばらしい展開となった」と、トランプ大統領は10月12日、ホワイトハウスで、釈放されたブランソン牧師を歓迎し、「われわれは今日、トルコに対して、昨日とまったく異なる感情を持っている。わが国はトルコとほんとうにより緊密になり、すばらしくよい関係になるチャンスを得たと、私は思う」と語りました。

ブランソン牧師は2016年12月、FETOに属している容疑で、イズミル県で逮捕されました。FETOは未遂クーデターの首謀者と考えられています。彼の容疑にはFETOとPKKのためのスパイ活動も含まれていました。PKKはトルコ、アメリカ、EUがテロリスト集団と認定しています。

トランプ大統領はこの問題に関してトルコを脅し、制裁を科していましたが、ブランソン牧師の釈放はNATOの同盟国であるトルコと、より緊密になるチャンスをつくったと言いました。

ブランソン牧師はノース・カロライナの出身ですが、トルコで20年以上暮らしています。牧師はホワイトハウスで、トルコに対する愛情を語りました。「私はトルコを愛しています。私は25年間トルコに暮らし、トルコの人々を愛しています」とブランソン牧師は言いました。エルドアン大統領はそれに答えて、「あなたがトルコの人々を愛しているのはわかる。彼らはすばらしい人々だ」と言いました。


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消えたジャーナリストの捜査の焦点はアップルの時計

2018年10月11日 | 国際
10月12日 先週、イスタンブルで消えたサウジアラビアのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏に関する重要な手がかりとなる物の存在を、トルコの当局者が発表しました。カジョキ氏がサウジ領事館に入っていったとき,身につけていたアップルの時計です。

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その時計は、彼が置いていった携帯電話と接続していたと、トルコの当局者が、10月10日、語りました。サウジのベテラン・ジャーナリストで新聞編集者のカショギ氏は、1年以上ワシントンに住み、ワシントン・ポストにコラムを執筆していました。そのコラムで、彼は自国の反体制派への弾圧や、イエメンの戦い、カタールの科した制裁などを批判してきました。

彼の友人や仲間によると、彼は、アメリカでは自由に書けると言っていましたが、次第にサウジ政府が彼自身や彼の家族に危害を与えるのではないかと不安を募らせていました。

カショギ氏は、トルコでは、エルドアン大統領の顧問を含めて、高位にある友人を持っています。10月2日火曜午後1時、イスタンブルのサウジアラビア領事館へ歩いていった彼は、4か月前に知り合ったトルコ人の許婚者との結婚手続きが短時間で、簡単に承認されることを願っていました。

「彼は、サウジアラビア人にとって最も安全な国はトルコだと言っていた」と、カショギ氏の親友で、エルドーアン大統領の顧問であるヤシン・アクタイ氏は言いました。2日以来、友人も家族も、彼の姿を見ていません。トルコ当局は、彼は領事館内で殺されたのだろうと言っています。サウジアラビアはこれを強く否定しています。

駐米サウジ大使は声明を出し、サウジはトルコ当局の捜査に協力し、彼の行方不明の裏の真実を明らかにするために、捜査員チームを送ったと言いました。カショギ氏のアップルの時計のほか、捜査員たちは、カショギ氏と同じ頃、領事館に入り、すぐに出ていったサウジの男たちに注目しています。男たちは数時間前にリヤドからイスタンブルに着いています。彼らのほとんどはプライベート機で来たと当局者は言っています。


エルドアン大統領がイスタンブルで外国の要人たちと会談

エルドアン大統領は、10月10日、イスタンブルで数人の外国の要人たちと会談しました。

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エルドアン大統領はまず、エチオピアのムラト・テショメ大統領と会いました。彼はイスタンブルで行われた第2回トルコ=アフリカ経済ビジネス・フォーラムに出席するため、トルコを訪れました。会談はほぼ70分つづきました。

その後、エルドアン大統領はルワンダのエドゥアール・ンギレンテ首相と会いました。ンギレンテ首相も経済フォーラムのため、トルコを訪れたのでした。会談は45分間つづき、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相も会談に参加しました。

エルドアン大統領はまた、イラクのモハムメド・アルハルブウシ国会議長と、クエートのメルズク・アリ・エルガニム国会議長とも会談しました。会談はすべて、メディアはシャットアウトされました。


ISIL戦闘員の未亡人らが捕まった

トルコ警察は、3か国出身の7人を、死んだISILメンバーの未亡人たちを再統合しようとした容疑で拘束しました。

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対テロ部隊は、10月11日、カイセリ県の複数の家を手入れし、コードネーム“アブー・ジャファール”というIS戦闘員との関連で、容疑者たちを拘束しました。ジャファールはトルコで“兵站と移住係”をしていました。女3人を含むシリア人5人、ロシア人2人、エジプト人1人が、テロリスト組織に所属する容疑と、書類偽造容疑で、裁判所に送られました。

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容疑者の家で押収された書類によって、拘束されたロシア人の1人ラシド・エニキーフが、暗号化されたアプリによって、ISILのメンバーたちを統合していたことがわかりました。死んだ戦闘員の未亡人たちを再統合し、シリアでジハーディスト・グループのために戦わせることも、エニキーフの仕事だったと、警察ソースは言っています。

ISILがトルコの首都アンカラの駅の外で爆発テロを行い、103人の市民が殺された事件の3周年の翌日、この手入れは行われました。


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