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ネムルート山の荘厳な日没がツーリストをひきつけている

2019年06月26日 | 観光
6月26日 息をのむような荘厳な日の出と日没を見るために、ネムルート山を訪れるツーリストが増えています。

Hurriyet

南東部アドゥヤマン県のキャフタ地区に位置するこの山は、ユネスコの世界遺産に登録されています。800メートル、40分のトレッキングで、山の頂上に到達します。山頂にはギリシャやペルシャの神々の巨大な彫像が点在し、ライオンやタカの像が神々の像を守っています。

これらの彫像は、BC1世紀、後期ヘレニズム時代、コムマゲネ王朝の王、アンティオクス1世の命によって建てられました。伝承によれば、聖書のニムロデ王がここに埋葬されたといわれます。また、イスラムやユダヤの伝承によれば、預言者アブラハムがこの山頂で邪悪なニムロデ王と戦い、敗退せしめたということです。

昨年は10万人のツーリストがこの山を訪れましたが、昨今、人気が高まり、今年は3月までに、すでに3万5000人が訪れているそうです。

・・・私は夜中に起きて、山頂の日の出を見に行きましたけど、日没もよさそうですね。とにかく、1度は訪れてよい不思議な世界です。


トルコ国会が新兵役法を裁可した

トルコ国会が6月25日、兵役期間を半分にする新兵役法を裁可しました。

 HUrriyet

600議席のうちの335人の議員が、この法を承認し、17人の議員が反対票を投じ、2人が棄権しました。新兵役法は兵役期間を12か月から6か月に短縮し、また、支払い能力のある者には、有料終身兵役免除もあります。

新しい法律では、トルコ市民はみな1か月の軍事訓練を受けなければなりませんが、あとの5か月の兵役は、31,000リラ(5,371ドル)支払えば免除されます。


投票に来たイスタンブルっ子がリゾート地に帰っていった

6月23日のイスタンブル市長“やりなおし選挙”の投票を終えた大勢のイスタンブルっ子たちが、夏の休暇を過ごしていた故郷の町やサマーハウス、南のリゾート地へ戻って行きました。

 Sabah
投票のためにリゾート地からイスタンブルに来た人々。23日、イスタンブル空港


3月31日の最初の市長選は、現政権・公正発展党(AKP)のビナリ・ユルドゥルム候補と最大野党・共和人民党(CHP)のエクレム・イマムオール候補の僅差の戦いだったので、やりなおし選挙は棄権するわけにはいかないと思った人が多かったのでしょう。大勢の人が投票のためにリゾート地からイスタンブルにやってきました。

23日の選挙の結果はイマムオール候補の楽勝でした。投票のために来てよかったと、満足してサマーハウスに戻った人も多かったのでしょう。


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