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ハイチでトルコ人8人がギャングに誘拐された

2022年05月11日 | 国際
5月11日 8人のトルコ人が、ハイチの首都ポルトー・プランスで誘拐されたと、5月9日、当局がAPに話しました。強力なギャング団による一連の誘拐事件に巻き込まれたようです。

 Hurriyet

ハイチのジョスエ名誉領事は、「ギャング団は隣国ドミニカ共和国でバスに乗り込み、日曜午後、ポルトー・プランスのクロワ・デ・ブーケの辺りで8人を誘拐しました。誘拐されたのは男性5人、女性3人です」と言いました。「身代金の要求についての詳細はわかりません。それ以上の情報もすぐには入手できません」

トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相は、記者団に、ハイチに“危機デスク”を設け、事態を緊密にフォローしていると語りました。「彼らは身代金のために誘拐されたと思われます」とチャウシュオール外相は言いました。「人質の健康状態が懸念されます」

クロワ・デ・ブーケは400人のマウォゾ・ギャングに支配されています。昨年10月には、彼らは同じ場所で、アメリカの宣教師グループのメンバー17人を誘拐しました。ギャングは身代金100万ドルを要求し、被害者の大半は12月まで拘束されていました。

今月初めには、ドミニカ共和国の外交官1人が同じ場所で誘拐され、その後、解放されました。先週、ハイチの国家警察は、400人のマウォゾ・ギャングのリーダーの1人、ジャーミン・ジョリーをアメリカに引き渡したと発表しました。

国連は金曜、最近のギャングの暴力によって、女性や子供を含む、少なくとも75人が亡くなり、65人が負傷したと発表しました。


20年ぶりにマルディンのアルメニア教会でミサが行われた

南東部マルディン県のデリク地区にある、372年昔のアルメニア教会で、20年ぶりにミサが行われました。

  
 Hurriyet

5月9日、聖ゲヴォルク・アルメニア教会で、サハク・マシャリヤン第85代トルコ・アルメニア総主教の主宰でミサが行われました。この教会でミサが行われたのは20年ぶりでしたが、イスタンブル、アンカラ、イズミル、ハタイ、ディヤルバクルから、アルメニア系の家族がミサに出席するためにデリクにやってきました。

「多くの理由から、アルメニア人は移住せざるを得なくなり、教会は放置されていました」と、マシャリヤン総主教は言い、教会の建物を保存していた地元当局に謝意を述べました。

1650年に建てられたこの教会は、1915年、国庫の所有になりました。1957年、この地方のアルメニア系信徒団が国から教会を買い取り、教会は1人のアルメニア系市民の名で登録されました。その人物の没後、後継者たちは教会を維持できなくなり、2004年、最後のメンテナンス後、教会は閉鎖されました。

その8年後、イスタンブルからデリクへ教会を見に来たアルメニア系トルコ人ゼケリヤ・サブンジュ氏によって、教会は再オープンされました。

「とても幸せです。20年ぶりにミサが行われたのです。このミサはデリクにとって、とてもよい想い出になるでしょう」とサブンジュ氏は言いました。「総主教さまは、これから毎年、教会を訪れるとおっしゃっています」

今後も毎年、この教会でミサが行われるでしょう。


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