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アカル国防相は、黒海の魚雷は“意図的”と疑念

2022年04月11日 | 国内
4月12日フルシ・アカル国防相は、黒海の魚雷は、NATOの魚雷処理者を黒海に入らせるために、意図的に流された可能性があるという疑念を抱いています。

 Hurriyet

アカル国防相は、AKP(公正発展党)の中央執行委員会の先週の会合でスピーチし、「われわれは魚雷は意図的に流されたものではないかという疑念を持っている。おそらく魚雷は、NATOの魚雷処理班を黒海に入らせるために流されたのだろう」と語りました。

国防産業とウクライナ戦争の現状に関する重要な情報を含むアカル国防相のスピーチは、4月10日、ヒュリエト紙に報じられました。

「漂流する魚雷はトルコにプレッシャーをかけるのが目的であることもあり得る。しかし、トルコはモントルー条約の要件を守る決意である」と国防相は語っています。

「われわれはだれが黒海に魚雷を流したかは知らない。魚雷はロシア製だが、どちらの国が流したかは、目下、調査中である。魚雷は約400個あると報告されている。われわれはブルガリア当局とルーマニア当局とも話し合っている。両国も監視を行っている」と、アカル国防相は語っています。

恐らく魚雷は、トルコにプレッシャーをかけるために、NATOの魚雷処理班を黒海に入らせる計画で流されたと考えていると、アカル国防相は言いました。「しかし、われわれはモントルー条約を守る。われわれは黒海に戦艦を入れない。われわれは戦争を起こすために黒海に入ることを許さない」と、国防相はAKP党員たちに語りました。


トルコはヨーロッパとのエネルギー協力を加速する

エルドアン大統領は4月10日、オーストリアのカール・ネハマー首相と電話会談し、エネルギー分野での協力の強化について話し合ったと、大統領府広報局が言いました。両国はヨーロッパへのエネルギー輸送の中心となる可能性があります。

 Hurriyet

エルドアン大統領は、カスピ海と東地中海のエネルギー資源を、トルコ経由でヨーロッパに運ぶ戦略について語りました。トルコは、天然ガスをヨーロッパに分布する重要な中心であるオーストリアとの協力を強化できると、エルドアン大統領は言いました。

エルドアン大統領は、最近、トルコとオーストリアのハイレベルな接触が盛んになっていることは喜ばしいと語りました。大統領はまた、トルコはロシアとウクライナの平和を確立するために、ベストを尽くしつづけると言いました。

大統領はさらに、トルコ=EU関係の確立されたメカニズムが再開され、ビザの自由化が具体的に前進し、新しい頁がオープンされ、関税同盟を更新するための交渉がすぐに始まることを期待していると語りました。


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