トルコのトピックス

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トルコ初のノーベル賞作家が結婚した

2022年04月08日 | 国内
4月8日 著名な作家で、トルコ初のノーベル賞受賞者のオルハン・パムク氏が、アシュル・アクヤワシさんと結婚しました。パムク氏は彼女とほぼ10年、ともに暮らしていました。

  Hurriyet

結婚式はコロナ・パンデミックのため、近しい家族だけで、ベイオール区役所で行われました。この結婚は69歳のパムク氏にとって、2度目になります。パムク氏は1982年、アイリン・テュレギュンさんと最初の結婚をし、リュヤという名の娘に恵まれました。しかし、2人の結婚は2001年に終わりました。

一方、47歳のアクヤワシさんは、トルコの保健ツーリズムを制度化したことで、トルコのヘルス・ケア界で知られています。彼女はイスタンブルのボアジチ大学を卒業し、2002年、カリフォルニア大学でマーケティング証明プログラムを終えました。

パムク氏の本は、60言語に訳され、世界中で200万部以上売れています。


「集中治療室のコロナ患者数が減ってきた」専門家

病院の集中治療室(ICU)で治療中のコロナ患者数が減ってきたと、オクタイ・デミルクラン教授は言いました。「状況がよくなってきた主な理由はワクチン接種です」

 Hurriyet

患者の減少に伴って、病院の集中治療室の利用が、パンデミックの開始以来、最低レベルまで減りました。「多くの病院が、当初、設けていたICU、とくにコロナ患者用のICUを閉めています。ウチの病院も、集中治療室にいるコロナ患者は1人だけです」と、イスタンブル大学医学部のデミルクラン教授は言いました。彼は「トルコ集中治療協会」の会長でもあります。

コロナのプレッシャーが緩和されたため、集中治療室のベッドはいま、コロナ・パンデミックのために手術を先のばしにされていた患者に使われていると、デミルクラン教授は言いました。教授は保健省が推進した接種運動を賞賛しました。

「ワクチン接種率がのびたおかげで、コロナ患者数が減ったのです。まだ、感染があるのは事実ですが、もう危機的なレベルまでは増えないでしょう」


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黒海6か国の国防相がウクライナや漂流魚雷について討議

2022年04月08日 | 国際
4月7日 トルコのフルシ・アカル国防相は、4月6日、黒海岸諸国の国防相とオンライン会議を開き、黒海に漂流する魚雷と、ウクライナの人道回廊の問題について話し合いました。

 
 Hurriyet

トルコの発案で開かれたこの会談は得るものがあったと、アカル国防相は会談後、声明で言いました。会談には、アカル国防相のほか、ブルガリアのドラゴミル・ザコフ国防相、ポーランドのマリウス・ブラシュチャク国防相、ルーマニアのワシル・ドゥンク国防相、ウクライナのオレクシー・レズニコフ国防相、ジョージアのジュアンシェル・ブルチュラゼ国防相が参加しました。

会議では、外交による解決と市民の安全な引き揚げ支援のために、ウクライナの即時休戦の重要性が力説されたと、アカル国防相は言いました。

また、魚雷との戦いも含めて、黒海の安定の保持のための協力の重要性が強調されたと、アカル国防相は付言しました。最後に、人道的状況の悪化を阻止するために人道的支援をつづけ、この危機がさらに悪化するのを防ぐためにとるべき対策が論じられたと、国防相は言いました。

ロシアの情報局は、3月21日、ウクライナの港近くで数百の魚雷がケーブルからはずれ、黒海に流れ出したと警告しました。ウクライナはロシアのこの主張を否定しています。トルコ軍の潜水チームは、4月6日、黒海に漂流する3個目の魚雷を安全に爆発させました。


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