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トルコはヨーロッパに新たな移民の流入を警告した

2019年09月06日 | 国際
9月7日 シリアの安全地帯を実現させなかったら、トルコはヨーロッパへの国境を開くと、エルドアン大統領は言い、シリア難民のためにじゅうぶんな支援も財政的援助も与えない国際社会、とりわけEUを非難しました。

 Hurriyet

「わが国はバレル・ボンブ(樽型爆弾)から逃げてきたシリアの人々を受け入れている。わが国はヨーロッパに行こうとする難民に国境を開かなかった」と、エルドアン大統領は9月5日、AKPの集会で言いました。

「わが国の計画は、シリアに安全地帯を設け、そこにシリア難民や亡命希望者たちを、人道的な状態で住まわせることにある。安全地帯にはコンテナやテントでなく、諸外国からの財政的支援によって、トルコが家を建てる」とエルドアン大統領は言いました。


トルコは中国にバランスのとれた貿易を求めている

トルコは中国との貿易での赤字を発表し、トルコ政府は、よりバランスのとれた中国との貿易を望んでいると、ルフサル・ペクジャン貿易相は言いました。

 Hurriyet

貿易相は、9月6日、イズミルで行われた「トルコ=中国ビジネス・フォーラム」でスピーチし、昨年、トルコは中国に30億ドルの商品を輸出したが、中国からの輸入は200億ドルに達していると言いました。「わが国の中国との貿易は赤字です。中国はドイツとロシアに次いで、第3の貿易パ-トナーになっています」

ペクジャンは、中国の61社がトルコに投資し、その額は15億6000万ドルになると強調しました。「昨年、中国の会社の世界での投資額は1290億ドルでした。しかし、中国の投資家はトルコに投資しようとしません。私はトルコの企業に言いたい。中国が輸入しないなら、輸出もさせないことにしましょう」と、彼女はフォーラムで言いました。

トルコと中国のビジネス・フォーラムは「第88回イズミル国際フェア」中に組織された一連のイベントのひとつでした。両国の代表団は“非常に実のある”会談を行ったと、ペクジャン貿易相は言いました。「中国の9県から61社150人のスタッフが、フェアに出席しました。これらの会社とトルコの企業はよい話し合いができました」


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