トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

エルドアン大統領とマレーシア首相が無人航空機工場を視察

2019年07月28日 | 国際
7月29日 エルドアン大統領とマレーシアのモハティール・ムハムメド大統領が、7月27日、イスタンブルの無人航空機工場バイカルを視察しました。

 Hurriyet
左からエルドアン大統領、マレーシアのムハムメド首相、首相夫人、エミネ・エルドアン夫人。ユスキュダルのヴァフデッティン館で


エルドアン大統領はその朝、イスタンブル・ユスキュダル区のヴァフデッティン館でモハムメド首相と朝食をともにしました。2人のファーストレディ、エミネ・エルドアン夫人とシティ・ハスマフ・モハマド・アリ夫人も同席しました。朝食後、両首脳はイスタンブル・ハディムキョイ区にあるバイカルの施設を訪れました。

ムスタファ・ヴァラク・トルコ産業技術相も同行しました。モハムメド首相はトルコを発つまえ、イスタンブルのサビハ・ギョクチェン空港でマレーシアのメディアと会いました。モハムメド首相は7月24日、エルドアン大統領の招待でトルコに到着しました。25日、モハムメド首相はトルコの航空宇宙産業のエンジン・メーカーTUSASの施設を視察しました。


「私はS-400問題でトルコを非難しない」トランプ大統領

アメリカのトランプ大統領が、7月26日、ロシアのS-400対空ミサイルを買ったことでトルコを非難しないと言いました。

 Hurriyet

「これにはオバマ政権時代の、たくさんの状況や問題があった」と、トランプ大統領はオーバル・オフィスで記者団に語りました。「オバマ政権時代の災害だ」

このコメントは、S-400購入に対してトルコにペナルティを科したくないという大統領の最近の意思表明です。大統領は先週、F-35「統合打撃戦闘機計画」からトルコを除外すると発表したときの発言です。トルコの排除は2020年3月末には終わると予定されています。

トランプ大統領は2017年、「制裁によってアメリカの反対者に打撃を与える」法に調印しました。しかし、彼は、7月23日のホワイトハウスの密室会議で、共和党議員らに、トルコにペナルティを科すことには賛成しないと語ったと言われます。

・・・「統合打撃戦闘機計画」(Joint Strike Fighter Program)はアメリカ、イギリス、カナダおよび同盟国が既存の戦闘機・戦闘攻撃機・対地攻撃機を交換する開発・取得計画。


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人質になっていたトルコ人船員4人が“無条件で”解放された

2019年07月28日 | 国際
7月28日 1週間前、ナイジェリアのカワーラ州で、武装した悪党団に捕まったトルコ人船員4人が、解放されましたが、ナイジェリア警察は、身代金は払われていないと言っています。カヨデ・エグベトクン警察署長は記者会見で、人質は“無条件で”解放されたと言いました。

 Hurriyet
開放された4人のトルコ人船員さん、ご無事でなにより


AK47ライフル銃を所持していた悪党団の1人、ブバという男は、木曜、グブグブ村で捕まり、身代金交渉に関与していた1人も、26日朝、捕まりました。「捕まった2人が他のメンバーたちに、トルコ人人質を無条件で解放するよう圧力をかけた」と警察署長は、解放された船員たちを記者団に示して言いました。「警察は他のメンバーたちも探している」

トルコ国籍のヤシン・チョラクさん(33)、シェネル・パシャさん(40)、エルギン・ユルダクルさん(35)、セイイド・エムレ・チェレキさん(25)は、すぐクワーラ州の州都イロリンの警察施設で健康チェックを受けました。メヒフ・ウルエレン駐ナイジェリア・トルコ大使は「気をもんで待っていたが、解放されてホッとした」と語りました。

「私たちは初めからナイジェリア当局とコンタクトをとってきた」と大使は言い、解放に努力してくれたすべての人に感謝すると述べました。人質の1人、ヤシン・チョラクさんは、囚われている間、昼は休んでいて、夜、行動していた。パンと水だけだったから、ときどき、近くの畑からメロンらしきものをとって食べていた」と語りました。


トルコとロシアの考古学者がシベリアの前史時代を研究

トルコとロシアの科学者たちが共同発掘を行ない、シベリアの前史時代を研究しています。

 Hurriyet

トルコのドクズエイリュル大学とロシアのイルクーツク国立大学の科学者たちが、エニセイ川とレナ川の間で発掘作業を行なっています。「シベリア研究プロジェクト」は、まだよく知られていないシベリア前史考古学に関する新たな情報を得るために、最近、始まりました。

ドクズエイリュル大学の「コーカサス&中央アジア考古学研究センター」のセミフ・ギュネリ所長は、アナドル通信に、このプロジェクトは、この地域の考古学の最古の時代と極東におけるトルコ史を知ることを目的としていると、アナドル通信に語りました。

イルクーツク国立大学との共同作業は、2017年以来、数度の会談を経て合意に達したと、ギュネリ所長は言いました。この地域の考古学は、この20年、西洋の学者たちに注目されていますが、土地の厳しい条件が考古学者たちの研究を妨げています。


トルコ外交官殺害の第7の容疑者が特定された

イラクのクルド自治領政府(KRG)の7月27日の発表によると、警察は、エルビルのトルコ人外交官殺害に関与した第7の容疑者を特定しました。

 Hurriyet

アナドル通信によると、KRG治安局はシヤコ・バキ・アブドゥルケリムを、この銃撃に関与した容疑者と認定しました。警察はアブドゥルケリムの写真を発表し、彼の居場所に関する情報提供を一般に要請しました。治安局はすでに、逮捕したマズルム・ダーを含む銃撃に関与した6人を発表しています。治安当局はこの攻撃の背後にはテロリスト集団PKKがいると言っています。

7月17日、エルビルのトルコ領事館で働いていたオスマン・キョセ氏がレストランで銃撃を受け、死亡しました。近くのテーブルにすわっていたイラク人2人も死亡しました。PKKはトルコ、アメリカ、EUがテロリスト集団と認定しています。


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