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カッパドキアでさらに15棟の建物が取り壊される

2019年02月17日 | 国内
2月17日 当局は、16日、中央アナトリアの有名な観光地カッパドキアで、不法建造物の取り壊しを始めました。

 Hurriyet

ネヴシェヒル県のイルハミ・アクタシュ知事は、“妖精の煙突”に隣接する建物は、すでに建っているものも、建設中のものも含めて15棟の取り壊しを始めると言いました。取り壊し作業はギョレメ地区にあるレストランから始まります。ギョレメ地区の11棟、ユルギュップ地区の2棟、ウチヒサル地区の1棟、アヴァノス地区の1棟が取り壊されます。

トルコ文化観光省がカッパドキア地区を調査し、不法建築を見つけ出し、取り壊し命令を出しました。2月14日、建設中のホテルの取り壊し作業が始まりました。

地下都市や渓谷、岩に彫られた洞窟、“妖精の煙突”と呼ばれる火山錐などで知られるカッパドキアは、2018年には200万人以上の観光客が訪れました。カッパドキアはまた、初期キリスト教時代の宗教的中心でもあり、ローマ時代はキリスト教徒の隠れ家であり、祈りの場でもありました。


「われわれは全有権者と提携する」CHP党首

公正発展党(AKP)が「CHPは事実上、人民民主党(HDP)と同盟している」と非難したのに応えて、2月17日、最大野党共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール党首が、「CHPは、今度の選挙では、政党に関わらず、すべての有権者と提携する」と言いました。

 Hurriyet

「わが党はすべての有権者と提携している」と、クルチュダルオール党首は、3月31日の地方選挙のためのイズミル県での候補者応援集会で言いました。

「イズミルを統治する者はその文化を内に秘めた、イズミル出身者であるべきだ。AKPは候補者を外からイズミルに輸入している。輸入候補者が偉大なイズミルを統治できるだろうか?」と、彼は言い、AKPのイズミル市長候補ニハト・ゼイベクチ氏がデニズリ出身であることに触れました。

CHP党首はまた、AKPの支持者たちに「このみじめな状況からトルコを救うために」CHPに投票するよう呼びかけました。


警察がインタポールが見つけたISIL容疑者を拘束した

トルコ警察が2月17日、北西部のブルサで、対ISIL作戦を行ない、4人の容疑者を検挙したと、アナドル通信が報じました。

 Hurriyet

容疑者らは、国家情報機構の地方支部と情報局の共同作戦によって、ブルサのムダンヤ地区の彼らの住居で捕えられました。容疑者の中の偽造身分証明書を持った2人の女性は、オランダ市民のL.F.と、モロッコとオランダの二重国籍のS.D.と認定されました。彼女らはインタポールの赤手配書と青手配書で捜索されていました。赤手配書は被手配者の身柄拘束・引き渡しを求める国際逮捕手配書、青手配書は被手配者の所在発見や人物特定、犯罪経歴などの情報を求める国際情報紹介手配書です。

他の2人の容疑者は、イラン出身オランダ国籍のA.K.と、イラク国籍のM.O.Q.と認定されました。2人はテロ・グループのメンバーを援助し扇動したとして捕らえられました。容疑者は全員、県の治安当局へ送られました。


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