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トルコの失業率は2月期、11.2%になった

2015年05月16日 | 経済
5月17日 15日発表されたトルコ統計局(TUIK)のデータによると、2月期のトルコの失業率は11.2%に達しました。

 Hurriyet

15歳以上の失業者の数は、昨年同期より40万1000人増えて、2月期(昨12月~今年2月)、320万人になりました。同期の非農業失業率は13.2%です。15歳から24歳の若年失業率は20%。15歳~64歳グループの失業者は、昨年同期に比して1.1%増え、11.4%になりました。

「失業者の増加はつづいています」と、ビジネス投資エコノミストのムアムメル・コミュルチュオール氏は言いました。「大きな構図は変わらないでしょう。経済成長に大きな回復がない限り、高い失業率はつづくでしょう」

IMFの最近の世界経済展望[WEO]によると、トルコの失業率は、2014年の9.9%から、2015年には0.5%増え、11.4%になったが、2016年には11.6%になるだろうということです。

2014年、GDPの成長は、前年の4.2%から2.9%に落ちました。トルコの経済成長は2015年、2016年、大きく変わることはないでしょう。


トルコのあちこちでヨーロッパへ向かう不法移民が捕まった

5月14日、アフガン人とシリア人の総計190人の不法移民が、チャナッカレ県アイワジュク地区の沖合で沿岸警備隊に捕まりました。移民たちは法的手続きの後、アイワジュク治安管理・外国人追放センターに送られました。

 Hurriyet

同じ日、パキスタン、アフガニスタン、イラクからの移民60人が、イスタンブルのアヴジュラル地区で捕まったとアナドルニュースが報じました。人間運び屋と思われる8人は、イスタンブル警察に逮捕されました。イスタンブル警察は、怪しいバスと乗用車3台を止め、60人の移民と8人の運び屋を逮捕したそうです。

また別件で、同日、シリア人とイラク人の17人の移民が、北西部エディルネ県で、ヨーロッパに入ろうとして捕まりました。エディルネ警察はパトロール中、41番のナンバープレートを付けた車を止め、17人を捕らえました。41番はコジャエリ県の公用ナンバーです。

トルコ経由でヨーロッパに入ろうと試みる移民が急増しています。5月の9~10日には239人が、11日には122人が捕まっています。


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