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ギリシア正教の総主教と大主教がイスタンブールに集結

2014年03月08日 | 国際
3月7日 ギリシア正教の総主教と大主教が、フェネルのギリシア正教世界総主教座のバルトロメウ総主教の招待で、3日間の会議のためにイスタンブールの集まりました。
3月6日に始まり、3月9日のミサまでつづいた会合は、世界中の全正教協議会の今後に焦点が当てられました。

 Hurriyet
正教のお坊さんはおひげが見事ですね。


会議では、イスタンブールのアヤ・ソフィア博物館をモスクに変えるという、最近のトルコ高官の提言について、議論が交わされました。
また、イスタンブールの小さな島ヘイベリアダのハルキ修道院の再オープンが、交換条件としてギリシアはアテネにモスクをオープンすべきだというトルコ政府高官の意見によって中断されていることも、議題になりました。

このイスタンブールでの会合に代表を送った教会は、全世界総主教座(フェネル)、アレクサンドリア総主教座、アンティオキア総主教座、エルサレム総主教座、ロシア総主教座、セルビア総主教座、ルーマニア総主教座、ブルガリア総主教座、グルジア総主教座、キプロス独立正教会、ギリシア独立正教会、ポーランド独立正教会、アルバニア独立正教会、チェコとスロヴァキア独立正教会です。


ギュレンに近いジャーナリスト集団がエルドアン首相に反論

イスラム学者フェトフラー・ギュレンの運動と提携しているジャーナリストの集団「ジャーナリスト作家財団(GYV)」が、首相は汚職と戦わず、ヒズメット運動(ギュレンの運動)を目の敵にしていると非難しました。

 Hurriyet

「首相は汚職捜査を“政府に対するクーデター”だと宣伝し、ヒズメット運動をターゲットにし、最初は政府寄りのメディアによって、その後は選挙活動中に、考えられないウソと中傷とともに、この主張を叫び続けている」とGYVは昨日、ウエブサイトに発表した声明で言っています。

GYVはエルドアン首相とギュレン運動の最近の亀裂を、GYVの名誉会長である“ギュレンに対する、権力をかさにきた暗殺”と決めつけました。

エルドアンはギュレンの政治介入を告発し、ギュレン運動は政党をつくればよいと言いました。ギュレンは政党をつくる気はないと言っています。
「われわれはイスラム学者たちが、ギュレンに対する中傷に無言でいることに失望した」とGYVは言っています。

・・・政界財界法曹界だけでなく、ジャーナリストたちまで掌握しているギュレンて、いったい何者でしょう? イスタンブールから来た友人は「ホメイニみたいな存在」と言いました。でも、エルドアン首相が「ホメイニみたい」と言ったら、ギュレンは速攻で「私はホメイニじゃない」と返してきましたよ。


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