トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

日本女性死傷事件で検事は誤認逮捕を認めた

2013年09月14日 | 国内
9月14日 ネヴシェヒル県の検事は2人の日本人女性襲撃に関して、最初の容疑者の誤認逮捕を認めました。襲撃で殺された日本女性の遺体は故国へ向かいました。

 Hurriyet

オスマン・ヌーリ・ギュレル検事は、13日、トルコと日本のジャーナリストに誤認逮捕を告げ、11日、逮捕されたM.V.D.はこの襲撃とは無関係だったと言いました。
検事は、このミスは2人の車がよく似ていたためと、寺松さんがM.V.D.を襲撃者と認めたためと言いました。

検事はまた、もう1度、2人の容疑者の面通しが行なわれ、寺松さんがF.ウヤルを襲撃者と認めたと話しました。
「われわれはミスをしたが、それを正した(M.V.D.は釈放された)」とギュレル検事は言いました。

寺松さんは襲撃者は1人だけだったと言い、F.ウヤルは負傷した女性をレイプしたことは認めましたが、死んだ栗原さんをレイプしたというメディアの報道は否定しました。
容疑者は30日以内に起訴されるだろうと検事は言っています。

栗原さんのご遺体は13日、アンカラのエセンボア空港での礼拝の後、東京へ送られました。
空港職員は棺を機内に運ぶ前に祈りを捧げました。

「カッパドキア歴史文化研究・保護協会」のミュクレミン・トクマク会長は、日本女性の襲撃後、女性たちへの襲撃の噂がネヴシェヒルにひろまっていると言いました。
日本女性が襲撃された日に、インド人女性がレイプされそうになったのを、ある男が救ったとか、トルコ人女性が殺されたという噂も聞いたそうです。

しかし、Hurriyet紙が地区の憲兵隊に聞いたところ、「事件の報告はない。インド人女性のレイプ未遂も、トルコ人女性の殺人も、そんな情報はない」と否定されたそうです。

・・・みんなショックが大きすぎて、根も葉もない噂が出てくるのかも。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする