トルコのトピックス

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「テレビの奴隷にならないように」と首相が子供たちにアドバイス

2013年04月23日 | 国内
4月23日 今日はトルコの独立記念日・子供の日。エルドアン首相は子供たちに「テレビの奴隷」にならないよう、外に出て遊ぶよう呼びかけました。

 Hurriyet
エルドアン首相(左)とネルミン・イレム・コジャカライちゃん(右)。ネルミンちゃんは4月23日の慣例として、2,3時間首相になりましたが、夢を語りながら泣き出してしまいました。


エルドアン首相は4月23日の慣例に従って、2,3時間、1人の少女に首相の椅子を与えました。
「テレビやコンピュータと過ごしすぎなようにしましょう。私は父親として祖父として、アドバイスします。政府は皆さんが外で遊べるように公園を造ります。家にこもっていないように。テレビの奴隷にならないで、外に出てください」

南部のメルシン県から来たネルミン・イレム・コジャカライちゃんは、4月23日の慣例に従って、2,3時間だけ首相になりました。
ネルミンちゃんは夢を語るうち泣き出してしまいました。緊張しすぎたのかしらね。

4月23日、子供が政府のポストにつく伝統は、今後もつづけると、エルドアン首相は言いました。


海底トンネル工事で出土した動物の骨が博物館に

マルマライ海底トンネル・プロジェクトのための発掘によって、イスタンブール・イエニカプ地域で多くの動物の骨が出土しました。これらの骨は、まもなくオープンする「骨考古学博物館」に展示されます。

 Hurriyet

海底トンネル工事で出土した動物の骨は54種。博物館は4月30日にオープンします。

イスタンブール大学のヴェダト・オナル獣医学教授は、発掘は考古学博物館の指導で行なわれ、58000平米のエリアから出土した動物の骨を調べてきたと言っています。
「私たちは6万個の骨を調べ、54種の動物の骨を発見しました。その中から、展示する骨を選んでいますが、できるだけ多くの骨を展示したいと思っています」

「8500年昔のもの、少なくとも新石器時代のものが出土しています。私たちは住民の消費習慣、動物の数、人と動物の接しかたなど調べています。ビザンティン時代、人々と動物は密接に関わっていました」

「私は何年も発掘に参加してきましたが、こんなに多くの動物の骨がある場所に当たったことはありません。トルコにいまはいない象の骨も出てきました」

博物館には馬、ロバ、ラバ、牛、羊、山羊、バッファロー、ネコ、犬、イノシシ、鹿、ガゼル、クマ、ウサギ、ニワトリ、鶴、ハゲワシ、ペリカン、コウノトリ、メカジキ、かめ、サル、象、ラクダ等々の骨が展示されます。


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パレスティナ大統領が初のトルコ大使を歓迎

2013年04月23日 | 国際
4月22日 今日、ギュル大統領を訪問したパレスティナのアッバス大統領は、トルコ政府がシャキル・トルンラル総領事を大使に任命したことを賞賛し、この第一歩が、パレスティナを支持する国々への呼び水になることを願うと言いました。

 Hurriyet
トルコのギュル大統領(左)はパレスティナのアッバス大統領(右から2人め)とイスタンブールで、中東の平和について討論した


ギュル大統領は、この第一歩は、2012年にパレスティナが国連非加盟国に昇格して以来の最初の具体的な進展になったと言いました。
トルコのトルンラル新大使は、ラマラーでアッバス大統領に大使信任状を提出しました。

アッバス大統領は、トルコのエルドアン首相やダウトオールー外相、アメリカのジョン・ケリー国務長官と話し合うためにトルコに滞在中です。
トルンラル新大使はエルサレムでトルコの総領事を務めめていましたが、パレスティナが国連非加盟国の地位を得たため、大使に昇格しました。

ギュル大統領とアッバス大統領は中東の平和プロセスと、ファタハとガザの和解について討論しました。


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