嶋津隆文オフィシャルブログ

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神奈川フードバトルin厚木で汗をかく

2010年05月06日 | Weblog

「会場入り口」

連休末の5月4日、5日に厚木で開催された「神奈川フードバトルin厚木」。神奈川を中心としたご当地グルメが50ほど出品され、10万を超える人たちが集まりました。このお祭りに特別審査委員として参加した私は、汗をかきつつも役得というべきでしょう、すべての料理を口にする幸せを味わいました。

ご当地グルメというだけに感心させられる料理が少なくありません。シラスを使ったたこ焼き風の「平塚しらすボール」、三崎港まぐろの「トロちまき」、足柄山の金太郎をもじった「まさカリー黄金(きん)のポット」など。ネーミングもさることながら、その着眼と工夫の仕方には何とも驚かされると言うものです。

また当地の厚木も、ひとり「シロコロホルモン」だけの突出ではいけないと、第二弾、第三弾の全国発信の挑戦が試みられていました。ロース肉のみそ漬けの「豚漬け」、その豚漬けを使っての「厚木バーガー」、「豚バラ肉のスタミナ串」等などであり、大いにエネルギーを感じさせられたものでした。

それしても10万人がグルメを楽しんでいるこの5月4日、沖縄では鳩山首相による普天間の県内移設が明示されました。先週に9万人を集めての反対集会があったばかりの沖縄です。「少なくとも県外」などと口当たりの良いことを言って、沖縄を大混乱に陥れていれた首相への怒りは当然でしょう。

米軍基地と言えば、マッカーサーの厚木と考える人は多いものです。事実、この神奈川県の県央界隈は、座間のキャンプや大和の海軍飛行場など、同様の騒音や治安の問題を抱えています。それでも沖縄の人々の負う苦痛に比べ、後ろめたさを感じているようです。グルメの会場でも、沖縄の人たちの心をもてあそぶ首相への、強いさげすみの会話があったことは記しておかねばなりません。

 

 

 


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