Yuhiの読書日記+α

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白夜行

2011年02月27日 23時57分21秒 | 映画(は行)
東野圭吾の同名小説を映画化したもの。幼い頃にある殺人事件に関わった男女の宿命を描く。監督は深川栄洋、キャストは堀北真希、高良健吾、船越英一郎、戸田恵子、田中哲司他。

<あらすじ>
昭和55年、廃ビルの中で質屋の店主が殺された。刑事の笹垣は被害者の10歳の息子・亮司と会い、彼の暗い目に驚く。殺害された日、被害者が西本文代という女性の家を訪ねていたことが判明。文代には雪穂という10歳の娘がいた。やがて文代が自殺し、被疑者死亡のまま捜査は終了するが、笹垣は納得できないままだった。数年後、雪穂は遠縁に引き取られ、美しい女子高生に成長した。ある日、雪穂の同級生がレイプされる事件が起こる。(goo映画より)


東野圭吾さんの小説は好きでよく読んでいるのですが、この本はあまりにも分厚いし、なんだか暗そうだったので、つい敬遠してしまっていたんですよね。ドラマも同様で結局見逃してしまったので、なんとか映画だけでも見てこようと一念発起。やっと見てきました。

ストーリーは確かに明るいとは言えないし、登場人物が多くてややこしいところはあったのですが、思っていたよりも事件に謎が多く先が気になる展開で、見入ってしまいました。

また、事件の起こった過去から現在まで、結構長い時間を描いているのですが、その当時の服装・髪形・化粧法・流行などが、すごくきっちりと年代ごとに描かれていたのには感心!
小説とは違って、こういうところが適当だと、案外ガクッときたりしますからね~。

内容で言えば、事件後ラストまで、主役二人は直接的には一度も顔を合わせるシーンはないんですよね。ちょっと珍しいパターンだと思います。でもそのことが、堅く結びついた二人の絆の強さと、切なく苦しい秘めた想いを感じさせられたような気がします。
この辺、原作ではどう描いていたのかなー。気になるところです。

原作のあの分厚さを考えると、端折った個所も多々ああっただろうと想像するのですが、それでもうまくまとめてあったと思います。
少なくとも、原作を読んでいない私にも十分楽しめる作品でしたので・・・。
機会があれば、また原作を読んでみて、映画との違いをじっくりと考えてみたいです。


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2 コメント

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TB有難うございました (シムウナ)
2011-03-06 17:36:08
TB有難うございました。
以前、ドラマ化されて評判を
聞いていましたが今回の映画で
白夜行を体験しました。
ラストに交錯する各々想いを
考えると未だに答えが見つかりません。
何度も考えてしまいます。
エンディング曲は久しぶり、物語に
マッチしていると思いました。
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>シムウナ様 (Yuhi)
2011-03-06 23:38:07
こんばんは!こちらこそ、コメントどうもありがとうございます。

私もドラマは見てなかったのですが、かなり評判良かったようですね。
今回、映画で初めて内容を知りましたが、かなり重いお話ですよね。私も色々と考えさせられました。
原作の方も是非読んでみたいです。
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