Yuhiの読書日記+α

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隻眼の少女

2010年11月30日 00時09分59秒 | 小説
麻耶雄嵩著「隻眼の少女」を読了しましたー!麻耶さんってホント寡作な作家さんなのですが、今年はなんと2作も新作を読めましたよ。奇跡的だー。

麻耶さんの作品はというと、実は結構評価が分かれるような気がします。作風は本格ミステリ風なんですが、そのわりにトリックなんかは禁じ手でもどんどん使ってくるし、ミステリとしては決してフェアな作品じゃありません。
また、主要な登場人物も一風変わった人ばかりで、感情移入できるようなごく普通の人って、ほとんど出てきません。何か暗い過去があったり、性格がねじまがっていたり(苦笑)で、幸せそうな人とか自分に近いごく普通な人って、皆無といっていいほどなんですよね。

でもナゼだかわからない魅力があって、後味の悪い結末だなーと思うのに、暫く経つとまたふと読み返したくなるんですよね。これって何なんでしょう。いつも不思議に思います。

で、肝心のこちらの作品ですが、ストーリー的には、主要登場人物が若いせいか、読みやすい方だったかなと思います。静馬とみかげの掛け合い漫才的なやりとりも楽しかったし、テンポもよくてサクサク読めました。いつもと比べると、名前の付け方もごく一般的でしたしね(笑)。

しかし、ラストでは、案の定というかやっぱりというか、読後の何とも言えない割り切れなさは健在でした。私もやはりショックだったな~。中盤までが非常に楽しく読めただけに、ちょっとね・・・。私のような反応は、きっと麻耶さんの狙い通りなんだろうなー。
まあ、麻耶作品はある意味、それくらいのカタルシスを期待して読んでるところもあるので、私としてはまぁ満足と言ってもいいかな。

それに対して、ミステリとしてどうだったかというと、こちらはかなり微妙。ネタバレになるといけないので、あまり詳しくは書けませんが、さすがにそういうトリックは無理でしょうと言いたくなりましたしね!(腹話術とかオコジョとか・・・)
偶然に頼り過ぎてる部分も多いし、純粋なミステリだと思って読んでいたら、ガックリくるかも・・・。あくまでも麻耶ワールドが好きな人向けかなと思います。

寡作な麻耶さんの新作はいつ読めるのかなー。なんだかんだ言っても、やっぱり楽しみにしてしまいます。私も麻耶ワールドにはまっている一人というわけですね。

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プリズン・ブレイク ファイナルシーズン/VOL.2

2010年11月27日 22時11分59秒 | プリズン・ブレイク/ファイナルシーズン
ファイナルシーズンの第3話、4話の感想です。以下、ネタバレしていますので、ご注意下さいませー。


第3話「シャットダウン」SHUT DOWN

スキュラは6枚のカードから構成されていると知ったマイケルは「話が違う」とセルフに詰め寄るが、逆にあと5枚を手に入れなければ刑務所行きだと諭される。さらに、次のスキュラの番人を突き止める期限は今日中だ、と言われるのだ。諦めないマイケルは、タクスホンのPDAにあった暗号文メールから、今日の4時にスキュラの件で誰かと会うことをつかむ。

第4話「ワシと天使」EAGLES AND ANGELS

マイケルの撮った携帯カメラの映像から、番人の1人がトルコ領事館の人間だとわかる。マイケルたちは領事館を見張り、領事のエロル・タバックを発見。するとローランドの装置が反応する。だが、近くにいるのに、なぜか反応が途切れる。スキュラの番人は、彼ではなく彼の妻リサだった。


感想

そんなにアッサリと手に入れられるはずないと思っていましたが、案の定でしたね。スキュラは全部で6枚もあったとは・・・。しかも、それを誰が持っているかすら不明なんだから、いくらマイケルが有能でも、かなり難しいですよね。

今回、マイケル達のチームに、元ハッカーだという新たなメンバーが加入しました。コンピューターに詳しい人間がいないと、最近のハイテクな世の中では通用しませんからねー。彼の活躍で、新たな道が開けるのかな???

しかし、新メンバーが加入しても、皆色々な過去や因縁があって、仲良くとはいかないんですよね。そこをどうやって上手くまとめていくか、マイケルの手腕が問われるのですが、マイケル自身もサラとは微妙に壁ができてしまってますね。
シーズン1の時から、マイケルとサラには幸せになって欲しいと思っていたファンもたくさんいたと思いますが、折角両思いになって、二人で一緒にいられる時間ができたのに、気持ちの方がそれに沿わないなんて、なんか辛いな~。これだったら、離れていてお互いに思いやっていた時の方が良かったんじゃないか、とまで思えてくる始末・・・。
二人の未来はどうなっちゃうんでしょうか・・・。

そうそう、ティーバッグは相変わらずスゴイですね。彼だけは最初から最後まで全く変わらず「悪党」そのものを貫いていってくれてます。こんな登場人物は希少価値かもね。
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ミニミニ大作戦

2010年11月24日 22時35分22秒 | 映画(ま行)
強盗のプロフェッショナルたちが金塊を奪おうとする様を描いた犯罪映画。1969年に作られた同名作のリメイク。監督はF・ゲイリー・グレイ、キャストはマーク・ウォールバーグ、シャーリーズ・セロン、エドワード・ノートン、セス・グリーン、ジェイソン・ステイサム、ドナルド・サザーランド他。

<あらすじ>
イタリア・ベニス。天才的な知性を持つ窃盗のプロ、チャーリーは、最新型金庫に厳重保管されている50億円相当の金塊を強奪する計画を立て、その道のプロフェッショナルたちを集める。だが、仲間の一人スティーヴの裏切りで、金塊のみならずチャーリーが父のように慕っていたジョンの命まで奪われてしまった。1年後、ロサンゼルス。チャーリーたちは、ジョンの娘で錠前屋のステラを金庫破り担当として新たな仲間に加え、スティーヴに奪われた金塊の再奪取を計画。それはミニ・クーパーを使った大々的なプロジェクトだった。(allcinema ONLINE)


タイトルだけを聞くと、イマイチそうな感じがしたのですが、意外や意外。結構楽しめました♪何といっても、キャストがすごく豪華!!これだけでも見る価値アリですけど、ホントこんなキャストをよく集めることができたな~と感心しきりです。

ストーリー展開は、最初から何となく予想できるけど、単純・痛快なので何も考えず、さらっと見れるのがいいですね。思っていたよりもアクションもあるし、最後まで飽きずに見れました。

ミニ・クーパーが大活躍でしたけど、とっても小回りが利いて良い小道具になっていました。タイトルの「ミニミニ」もここから来ていたんですねー。3台並んで走るところは、本当に可愛くておもちゃみたいでした。

あと音楽もすごく合っていて良かったです。特に最初に流れていた曲は、これから何かが始まりそうな、ドキドキ感があって、こういうストーリーにはピッタリな気がしました。
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シューマンの指

2010年11月22日 00時11分48秒 | 小説
奥泉光著「シューマンの指」を読了しました!新聞の書評を読んでから、ずっと気になっていた作品です。図書館で予約してから、結構待たされましたが、ようやく読むことができて嬉しいです。

さてこの作品。新聞の書評で読んである程度覚悟はしていたものの、とにかくクラシック音楽の蘊蓄がすごくて、最初はかなりとまどいました。なんたって私はショパンとシューマンの区別もつかない程のクラシックオンチなもので・・・。

でも不思議と読むのが辛いとか、やめようとかは思わなかったです。指を大けがしてピアノを弾くことができなくなった筈の人がピアノを弾いている・・・という冒頭に提示された謎が気になったこともありますが、クラシックの蘊蓄部分もなかなかに面白かったんですよね。小説の中で出てきた曲を聴いてみたくなりましたもん。

中盤、ついに殺人事件が起き、一気にミステリ小説らしくなって、ページをめくる手も早まっていったのですが、途中から何だか妙な違和感があったんですよねー。もしや私の嫌いなあのパターンでは???と思っていたら、案の定・・・。

クラシック音楽をテーマにした点は面白かったし、青春ものとしてや幻想小説としても、読み応えあっただけに、あのオチだけは惜しいな~と残念に思います。

それにしても結局、本当の真相は闇の中ってことなんでしょうか?妹が推理したものが本当に正しいかどうかは誰にも分からないわけですもんね。結末を断定しないところも、幻想小説っぽくて良いのかもしれませんが、この辺は評価が分かれるところかもしれませんね。
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プリズン・ブレイク ファイナルシーズン/VOL.1

2010年11月19日 23時56分48秒 | プリズン・ブレイク/ファイナルシーズン
ついに、プリズン・ブレイクのファイナルシーズンを見始めました!!シーズン3から、約2年程、間が空いてしまったので、かなり内容を忘れ気味で・・・。
最初に少しだけ過去のストーリーの振り返りがありましたけど、それでも分からないところも多かったです。特に人の名前が・・・!さすがに主要な人たちは覚えていましたが、これ誰だっけ?という人もいて、やはり見る前に過去の作品をおさらいした方が良かったかも・・・。

そうそう、これより下はネタバレしていますので、未見の方はご注意くださいませ。



第1話「スキュラ」SCYLLA

グレッチェンに殺されたサラの敵を討つため、グレッチェンとウィスラーの後を追いLAへとやってきたマイケル。組織の秘密を握る人物との取引でホテルに現れた2人を尾行し、彼らに銃口を突きつけるマイケルだったが、そこで衝撃的事実を告げられる。「サラは生きている」と……。


第2話「オデュッセイア」BREAKING AND ENTERING

マホーンが見たスキュラの番人の運転手を手がかりに、番人がスペクトリアム社の最高責任者タクスホンだということを突き止める。しかし警備は鉄壁だ。マイケルは作戦を立て、サラが番人のメイドに接触、彼女のカバンにローランドが発明した3メートル圏内にあるデータをワイヤレスで読み取る携帯装置を忍ばせるが・・・。


感想

見ている内にだんだんと思いだしてきました!しかし、あんなにアッサリとサラが生きていることが分かるとは・・・!ちょっと呆気なさすぎですねー。ヒロインかと思われたサラが死んでしまったことで、新たな展開があるのでは!?と期待していただけに、ちょっと拍子抜けでした。もちろん、サラのことは好きなんですけど、ちょっとマンネリ気味のこのシリーズを打開するには、それくらいのインパクトは必要じゃないかなーと思ったのですけどね。
そして、シーズン3で核を握っていた人たちも、呆気なくご退場。多分、新シリーズが始まったので新旧交代を図ったんだろうな。

それはともかくとして、マイケル・リンカーン・サラ・ベリック・マホーン・スクレたちは、結局はまた一致団結して、スキュラという<組織>のデータが入ったカードを追わなければならなくなりました。色々と因縁がある彼らですから、目的の為とは言え、それぞれの思惑があってうまくいくのかは甚だ疑問ですよね。

そして、主人公マイケルは、なんとあのトレードマークだったタトゥーをあっさりととってしまったんですよー!何気にショックですね。あれがあってこそのマイケルだし、この物語の象徴とも言えるものだったので・・・。
噂では、あのタトゥーをメイクするのに、ものすごい時間がかかるという事でしたので、きっと時間を節約するためにやったんですよねー。タトゥーがあったとしても服を着ていれば分からないんですから・・・。

マイケル演じるウェントワース・ミラーもかなりガッチリしましたよね。貫録が出てきたと言えばそうなんですが、私はシーズン1の頃のシャープなウェントくんが好きなので、ダイエットして欲しいなー。


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エネミー・ライン2 -北朝鮮への潜入-

2010年11月17日 00時02分25秒 | 映画(あ行)
アメリカ海軍の精鋭たちが核ミサイル基地を破壊すべく北朝鮮に潜入、不測の事態で現地に取り残されながらも窮地の打開をはかろうと奮闘していく姿を描いた戦争アクション。監督はジェームズ・ドッドソン、キャストはニコラス・ゴンザレス、マット・ブッシェル、キース・デイヴィッド、ベン・クロス他。

<あらすじ>
米国と北朝鮮、第二次世界大戦後から続く一触即発の緊迫した対立関係の中で、北朝鮮が秘密基地内に核ミサイルを保有しているという情報が米ホワイトハウスに届いた。その脅威を防ぐべく、基地の破壊作戦に任命されたのは、米海軍のジェームス大尉率いる選ばれし戦士たちだった。ところがミッション開始直後、不意に作戦中止の連絡が入り、4人の兵士を敵地に残したまま海軍は撤退を余儀なくされる。残された4人の兵士の運命は?執拗な敵の攻撃を逃れて脱出できるのか?そして北朝鮮の核ミサイル発射を止めることはできるのか?(ウィキペディアより)


ずっと以前に「1」を見まして、予想以上に面白かったので、「2」も見てみました。でも続編ってわけではないんですね。ちょっと、ガッカリ・・・。単に、敵地から決死の覚悟で脱出するというコンセプトだけが同じのようです。

しかし、やっぱり「1」にはかなわないな~。出てる役者さんも知らない人ばかりだし(あ、24のピアース護衛官をやってる俳優さんは出てたけど)、スケールも迫力もイマイチですしねー。「1」の方はもっとハラハラできたんですけど・・・。拷問のシーンだけは、めっちゃ痛そうで怖かったですけどね。

でも、妙にリアリティのありそうなところもあって、そこは興味深かったです。北朝鮮が核兵器を保有しているのを偶然アメリカの衛星が見つけたとか、そのために一触即発の状態だったとか、確かに何年か前にはそんな話がありましたもんねー。
それを題材に、娯楽映画にしちゃうっていうのが、いかにもアメリカっぽいですけどね。
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桜田門外ノ変

2010年11月14日 23時43分06秒 | 映画(さ行)
吉村昭の同名小説を原作にした、日本史上、超有名な大老井伊直弼暗殺事件を描いた作品。監督は佐藤純彌、キャストは大沢たかお、長谷川京子、柄本明、生瀬勝久、西村雅彦、伊武雅刀、北大路欣也他。

<あらすじ>
水戸藩士の下級武士の家に長男として生まれ、30歳のときに迎えた12歳年下の妻・ふさ(長谷川京子)や長男の誠一郎(加藤清史郎)と共に穏やかな暮らしを送っていた関鉄之介(大沢たかお)。しかし、藩主父子が井伊大老(伊武雅刀)の専断により処罰されたという急報が、彼の日常に影響を及ぼし始める。(シネマトゥデイ)


学生時代、日本史の授業で何度も習った「桜田門外ノ変」ですが、井伊直弼が暗殺されたという事実しか知らなかったんだなと、改めて思いました。
暗殺事件を起こした水戸脱藩浪士たちのことも今回の映画で初めて知りましたし、水戸藩以外の藩にも、これに同調していた人たちが少なからずいたんですねー。
特に、薩摩藩とは京都で挙兵する手はずにまでなっていたとは・・・。
これまで幕末ものは苦手で、あまり興味を持ってこなかったのですが、こういうことが色々とわかり始めると、だんだんと興味が出てきますね。

ただ、映画として見ると、ちょっと平板で盛り上がりに欠ける感じでした。この映画の最大の山場は、井伊直弼の暗殺だと思っていたので、てっきりラストに持ってくるのかなーと思っていたんです。それがアッサリと序盤で暗殺事件が起きてしまったので、かなり肩すかしで・・・。

後、話がいきなり前に戻ったりするので、頭の切り替えが難しかった!やっぱり順を追って、描いていって欲しかったなー。なぜ水戸藩士が井伊大老を暗殺しなければならなかったのか、ちゃんと理解した上で、暗殺事件を見た方がしっくりしたように思うので・・・。

暗殺事件後は、事件に関与した人たちのその後の顛末をひたすら描いているのですが、人数が多いので、誰が誰だか分かりづらくて・・・。それに切なくて悲しい結末ばかりだったので、見るのが辛かったです。

一番心に残ったのは、大沢たかお演じる関鉄之介が、「ひとりの首を取るのに、どれだけ大勢の血が流れただろう・・・」(←あやふやです。すみません)というような事を言っていたことです。
味方はもちろん、井伊大老側の人たちも主君を守れなかった罪を問われて、斬首されたり流罪になったりしたようです。また、暗殺事件に関わったもの達を匿った罪に問われた人たちも大勢いたようですし、井伊大老を暗殺したことが本当に最良の選択だったのか・・・。
暴力では何も解決はしないという事なのかもしれません。





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ソラリス

2010年11月12日 00時02分48秒 | 映画(さ行)
スタニスワフ・レムのSF小説『ソラリスの陽のもとに』を映画化した作品。監督はスティーヴン・ソダーバーグ、制作はジェームズ・キャメロン、キャストはジョージ・クルーニー、ジェレミー・デイヴィス、ヴァイオラ・デイヴィス、ナターシャ・マケルホーン他。


<あらすじ>
ある日、心理学者クリス・ケルヴィンのもとに、惑星ソラリスを探査中の宇宙ステーション“プロメテウス”の調査依頼が舞い込んだ。ステーション内で不思議な現象が頻発し、地球との交信も途絶えてしまったというのだ。さっそくプロメテウスに向かったクリスは、そこで友人ジバリアンの死体を発見する。ステーション内には2人の科学者スノーとゴードンが生存するのみで、他の者は皆ジバリアン同様自らその命を絶ってしまっていた。生き残った2人に事情を聞くクリスだったが、それはまるで要領を得ない。しかし、やがてクリス自身にもある異変が起きるのだった。(allcinema ONLINE)


なんとも言えない不思議な映画でした。何がどうなっているのか、私の頭ではついていけなかった・・・。

序盤は謎が謎を呼ぶサスペンス調で、SFものがあまり好きでない私もワクワクしながら見ていました。が、途中から話がヘンな方向に向かっちゃって・・・。
それでも、ちゃんとオチがあるなら、途中がどんなに変わった展開でもいいのですが、結局何の回答も示されないっていうのが、白黒をつけたい私には合わなかったなー。
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ブレイズメス1990

2010年11月10日 00時05分55秒 | 小説
海堂尊著「ブレイズメス1990」を読了しました!黒い表紙に年号と言えばもしや・・・と思ったら、予想通り「ブラックペアン1988」の続編でした。「ブラックペアン」が海堂作品の中では1、2を争う面白さだったので、続編が読めて嬉しい~!

主人公は「ブラックペアン」の時と同じく世良先生。前作からまだ2年程しか経ってないので、まだまだペーペーの身分。医師になりたてで、まだまだ学生気分が抜けてなかった前作と雰囲気もほとんど変わってなくて、ちょっと嬉しかったです。

ストーリーの方は、序盤はかなり面白かったです。変わり者の天才外科医の天城を東城大に連れて帰るという使命を果たすべく、あちこち駆けずり回り、時には一か八かの大博打をやったりと、ハラハラ・ドキドキの展開で、これは面白そう!と期待が高まりました。
また、物語が進むにつれ、これまでの作品に出てきた人たちがどんどん出てくるので、過去の作品に思いを馳せたりと2重3重に楽しめました。

それが、中盤から後半になるにつて、ややトーンダウン。面白くないわけではないけど、手術のシーンが長くて、素人にはちょっと分かりづらかったかな。

また、本作より未来にあたる作品を読んでいるだけに、天城の作ろうとしたセンターが結局は作られなかったとか、病院内の勢力図なんかも既に知っているので、ちょっと物悲しい気分になってしまうんですよね・・・。それに他の作品に天城の「あ」の字も出てなかったと思うし・・・。どうも天城だけが、この中では異質な存在に思えてなりません。

そして何よりもラスト!まさか、こんなところで終わり!?という中途半端さ。びっくりしましよー。思わず次のページに何か書いてあるのかと探してしまったくらいです。結局、この小説を読んだだけでは、結末は分からず仕舞。続編があると期待して良いんですよね???

そう言えば、世良先生と花房看護婦は、この時点ではいい仲だったんですね。でもその後きっと別れちゃったんだろうな~。花房さんは今は速水先生といい仲ですもんね。二人の間に何があったのか?世良先生の人生も、この時点で想像されるものとはかなり大きく変わったようだし、この先の展開をぜひ描いて欲しいです!
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SP(ドラマ)

2010年11月07日 00時18分09秒 | ドラマ(その他)
2007年11月3日から2008年1月26日まで、フジテレビ系で放送されたV6の岡田准一主演の連続テレビドラマです。周囲の評判が高かった事と、このたび映画化されたそうなので、どんなストーリーなのか興味が出てきて、再放送を録画して見てみました。

基本的に警察ものって好きなので、SPの世界もすんなりと入っていけました。しかし警察の仕事とは違って、SPの仕事は犯人を逮捕することではなく、あくまでも要人の身の安全を守ることにあるのだそうで、犯人を捕まえて怒られてたっていうのがすごくインパクトありました(苦笑)。

また、ストーリーも毎回凝っていて見ごたえあったし、人気が出るのもうなずけました。私は基本的に超能力って好きじゃないけど、井上薫の能力は不思議とそんなに嫌じゃなかったです。何でもできてしまう万能な能力じゃないのがいいのかもしれません。それを持っているが故の悪い側面もちゃんと描かれていたし、それなりに説得力あったからかな~。

また、ラストがとっても意味深。これはドラマだけで終わっていたら、かなりのブーイングですよね。映画化されるのもある意味最初から決定済みだったってことなのか・・・。
とっても真面目で堅物そうな堤真一さん演じる尾形警部に実は裏がありそうっていうのが、意表をついていてすごくイイですね~♪こういう設定は私は大好きです!

それにしても、V6の岡田くんって、身体も小柄だしSP役なんて似合うのかな?と心配していましたが、そんな心配は全くの無用でしたね。すごく鍛えられてて動きも俊敏だし、きりっとしてて、すごくカッコ良かったです!どうりでこのドラマ、人気あるわけだな~(笑)。

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きみに読む物語

2010年11月03日 00時32分52秒 | 映画(か行)
ニコラス・パークスのベストセラー小説が原作の、身分違いの純愛を貫く若き恋人同士の情熱的な愛と彼らの行く末を描いた映画。監督はニック・カサヴェテス、キャストはライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス、ジーナ・ローランズ、ジェームズ・ガーナー、ジョアン・アレン他。

<あらすじ>
家族とひと夏を過ごすためにノース・カロライナにやって来た良家の子女アリー(レイチェル・マクアダムス)は、地元の青年ノア(ライアン・ゴズリング)から熱烈なアプローチを受け、やがて愛し合うようになる。(シネマトゥデイ)

周囲では、なかなか評判が高かったのですが、純愛ものがすごく流行りすぎて食傷気味だったのもあって、これまであまり食指が動きませんでした。が、見てみたらなかなか良かった!!もっと早くに見ておけば良かったです。

若い二人が、周囲の反対や障害を乗り越えて結ばれる・・・というのは、よくあるパターンですが、この映画では年老いて死ぬまで深い絆で結ばれた二人を描いているという点で、ちょっと異質なのかなと思います。
実は純愛ものと呼ばれる作品を見るたび、かねがね疑問に思っていたんですよね。確かに若いその時はどんな困難も乗り越えられる程の強い愛情と絆があったとしても、それが本当に永遠のものなのか・・・。その後が描かれていないから分かりませんよね。
でもこの映画は、人生の終わりになっても、また相手が自分を忘れてしまっていても、少しも薄れない愛情を描いていて、素晴らしかったです。

それにしても、認知症を患ってしまったアリーを思うノアの気持ちを思うと、本当に切なかったです。一瞬昔を取り戻して気持ちが通じ合ったと思ったら、次の瞬間にはもう目の前にいるのが誰なのか分からなくなってしまう・・・。何度も絶望を味わされるノアの気持ちを思うと、胸がいっぱいになってしまいます。
それでも、ノアはアリーを愛しているから、また同じストーリーを読み聞かせてしまうんでしょうね。

この映画は、構成も素晴らしいですね。最初は、作りもののラブストーリーを読み聞かせているのだとばかり思っていましたが、実は自分達のストーリーだったとは・・・。それにつれて、アリーの症状も詳しく分かってきて、ああそういう事だったのか・・・と気づかされるのです。尺も丁度良かったし、見ていて全く飽きることのない映画でした。
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アザゼルの刻印/欧州妖異譚1

2010年11月01日 00時56分40秒 | ライトノベル
篠原美季著「アザゼルの刻印/欧州妖異譚1」を読了しましたー!この話は「英国妖異譚」シリーズの続編にあたります。副題からして今シリーズでは、舞台を英国から欧州全域に広げるということなのかな??? でも、前シリーズでも英国どころかフランスやらイタリア、果ては日本にまで行ってましたよね~(汗)。

で、今回のシリーズは、実は購入するかどうか非常に迷いました。主人公が変わるというような話もあったので、これを機にやめようかな~と思ったり。もともと英国のパブリックスクールでの生活ぶりが面白いなと思ったのがこのシリーズにはまったキッカケだったし、パブリックスクールが舞台でなくなるなら、意味がないかなと思いまして。
でも結局、ユウリの生死とシモンやアシュレイのその後が気になって、やっぱり買っちゃいました。作者と出版社の戦略勝ちですね(苦笑)。これでまた、しばらくは買い続ける事になるんだろうなぁ・・・。

で、今回一番気になっていた主役交代の話ですが、主要メンバーはこれまでと変わらないようですー!良かった~!今回、ユウリはもちろんのこと、シモン、アシュレイ、アンリが登場。すでにセント・ラファエロは卒業して大学生になっているという設定なので、さすがに下級生組は出てきませんでしたが、いつものメンバーで謎を解いていく・・・という基本コンセプトは変わってなかったので、かなりホッとしましたよ~。
その他には、女の子のメンバーが2人追加されたようです。一人はシモンの従姉妹。もう一人はその友人。大学生になったので、さすがに周囲に女性がいないのは不自然ということかもしれませんが、ちょっと微妙ですね。正直、どちらもあまり好みのタイプじゃなかったし、単発でならいいけど、毎回登場されたらイヤかもな~。
特にシモンの従姉妹のナタリーは、高慢さが鼻につく!あんな従姉妹がいるなんて、シモンのイメージも下がってしまいそう!

ちなみに作者様によると、今回のシリーズは「欧州妖異譚」ではなく、「アザゼルの刻印」にしたかったそうです。ということは、今回登場した悪魔(?)が今シリーズのテーマになるのかな。謎の枢機卿も出てきましたし、なかなか楽しくなりそうです。

そうそう、次作がなんと今年中に発売されるそうです。急にペースが速くなってきたな~。今回のラストでユウリは日本へ向かったので、次作の舞台は日本の可能性あるかも。(←って、いきなり欧州の枠から外れるのもなんですが)隆聖さんの登場を期待したいです。
もしかして、ユウリの弟も生まれるかもね。でもこれも謎と言えば謎なんですよ。なぜ突然弟が生まれるなんて展開にしたのか。なくてもいいエピソードをあえて入れてきたっていう事は、何か思惑があるんでしょうねー。
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