Yuhiの読書日記+α

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ロープ

2011年07月30日 01時11分22秒 | 映画(ら行)
ニューヨークのアパートで起こった事件を大学教授が解き明かすサスペンス・スリラー。監督はアルフレッド・ヒッチコック、キャストはジェームズ・スチュワート、ジョン・ドール、ファーリー・グレンジャー他。

<あらすじ>
エリート思想に塗り固められている男ふたりが、その優秀性を誇示したいがために大学の同級生を殺害し、さらにその殺人現場にてパーティを催し、スリルを楽しもうとするが…。


ミステリーものやサスペンスものって、最初はちょっと退屈なことが多いのですが、この映画は、最初の場面からいきなり殺人現場から始まるので、余計なことを考える暇もなく、映画に引き込まれていきました。

内容も、人を殺しておきながら、被害者の遺体のある部屋でパーティを行ったり、遺体の入ったチェストの上で食事したりと、わざと危ない橋を渡るので、余計にスリリングな展開になって目が離せませんでした。

犯人たちの異常とも言える行動・心理は、私には全く理解できませんでしたけど、犯人が最初から分かっているのにもかかわらず、最後までハラハラ・ドキドキさせられて面白かったです。
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シャーロットのおくりもの

2011年07月26日 23時33分36秒 | 映画(さ行)
平凡な田舎町を舞台に、農場の娘と子ブタとクモが織り成す愛と友情の物語がつづられる。監督はゲイリー・ウィニック、主演はダコタ・ファニング。

<あらすじ>
農場を営むエラブル家に11匹の子ブタが誕生するが、最後に生まれた小さな子ブタはか弱く、農場の娘ファーン(ダコタ・ファニング)に育てられることになる。やがてファーンの手を離れ、向かいのザッカーマン農場に預けられることになったウィルバーは、そこでクモのシャーロット(ジュリア・ロバーツ)に出会うが……。(シネマトゥデイ)


テレビで放映されていたのを録画して見ました。ダコタ・ファニングが主演の映画だというので、ちょっと見てみたいなーと思っていたんですよね。

でも見てみてびっくり!ダコタちゃんとブタがストーリーの中心なんだと思っていたのに、実は、ブタとクモの愛と友情の物語だったなんて・・・!

もちろん、ダコタちゃんは最初に、殺されてしまうところだった子ブタを助けたわけだし、その後も折に触れ、気に掛けて守ろうとしてはいるんですけどね。
でも、本当の意味で、ブタの命を守ったのは、クモのシャーロットだったんですよ~!
というか、見るまでは、シャーロットというのがダコタちゃんのことだと勘違いしていましたし・・・(苦笑)。

でも、王道的なストーリーとは言え、心が暖かくなる良いお話でしたし、クモの巣を張る場面なんかは、とても綺麗で見ごたえありました。
思えば、クモが力を貸すという展開は初めてみましたねー。意外性があって良かったかも。
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理由

2011年07月24日 23時09分39秒 | 映画(ら行)
猟奇殺人の真相を追う法律学者の活躍と、事件に秘められた意外な真実を描くサスペンス。監督はアーネ・グリムシャー、キャストはショーン・コネリー、ローレンス・フィッシュバーン、ケイト・キャプショー、エド・ハリス他。

<あらすじ>
ある殺人事件の容疑で死刑の判決を受け、投獄されたてしまった黒人青年ボビーは、8年後偶然同じ刑務所の中で真犯人と出会う。彼は無実の罪を晴らす為、大学法学部教授のポールに一通の手紙を書く。調査に立ち上がったポールだが、調べて行くうちにこの事件の背景に隠された謎の存在に気づいていく……。


ショーン・コネリー主演のサスペンスものということで、とても期待していました。確かにサスペンスの王道といえる、「どんでん返し」はありましたし、キャストも良くて、最後まで飽きることはなかったのですが、何となく後味が悪くて、良い印象は残りませんでした。

犯人がローリーのことを、そこまで恨んでいたというのも、説得力がないんですよね。復讐したいなら、相手を間違えてるんじゃないの?という感じで。
それに最初は、死刑反対論者だからショーン・コネリーに無実の罪を晴らしてもらおうとしたんだと思っていましたが、見終わった後で振り返ると、犯人はナゼ、ショーン・コネリーに助けを依頼したのか?という部分が、釈然としなくなりました。復讐の一環にしては、周りくど過ぎて・・・。この辺、もうちょっと丁寧に描いて欲しかったな~。

でも、キャストの演技は良かったですよ。ある意味、それでもってる映画と言えるかも。そうそう、子役時代のスカーレット・ヨハンソンも見れたるのはラッキーでした。
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ブタがいた教室

2011年07月22日 00時40分00秒 | 映画(は行)
ドキュメンタリーとしてテレビ放映され話題を呼んだ、大阪の小学校の新任教師による実践教育を基に映画化した感動作。監督は前田哲、キャストは妻夫木聡、大杉漣、田畑智子他。

<あらすじ>
6年2組を担任することになった新米教師の星(妻夫木聡)は、食べることを前提として子ブタを飼うことをクラスの生徒たちに提案する。校長先生(原田美枝子)にも相談し、卒業までの1年間26人の生徒が子ブタの面倒を交代でみることになる。最初は戸惑っていた子どもたちも、“Pちゃん”と名付けた子ブタを次第にかわいがるようになり……。(シネマトゥデイ)


重いテーマの作品でした。見終わった今も、何が正しくて何がダメなのか、自分でも判然としません。大人の自分でも答えが出ないこの問題を、小学生に考えさせるというのがすごいですね。
そしてラスト。子供たちに意見は真っ二つに分かれて、最後は先生に1票でブタの行く末を決するという場面。星先生が出した結論は、とてもシビアでした。私だったら恐らくは出せない結論だっただろうな・・・。
子供たちがPちゃんと別れるシーンは、涙なくしては見れませんでした。
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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

2011年07月18日 13時35分24秒 | 小説
岩崎夏海著「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読了しました~!
実はこの本、昨年の11月か12月頃に図書館で予約したのですが、来たのが半年以上経った今です。もう予約してたってことすら、忘れかけていましたよ・・・。

で、内容ですが、野球部の女子マネジャーが甲子園へ行くという目標を達成するためにドラッカーの「マネジメント」を参考にしながら悪戦苦闘する青春小説です。
ま、小説と言うには、あまりにもポキポキとした文体で説明が並んでいるだけ・・・という感じではあるのですが、これを書いた岩崎さんは、本職の作家さんではないようなので、致し方ないのかな。

でもまぁ、目の付け所が良かったというべきなんでしょうね。ドラッカーの「マネジメント」なんていう本は、聞いただけでも難しそうで読む気がしないのですが、こんなタイトルだったら興味を惹かれるし、「野球部が甲子園へ行く」という具体的な例で示されているので、かなりイメージが掴みやすかったですし。
普通の生活の中でも、「マネジメント」という理論が、生かせる場面がありそうだな~と感じました。

サクサク読めたし、こういう入門書的な作品が他にももっとあったら読んでみたいな~。

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カンナさん大成功です!

2011年07月16日 10時39分17秒 | 映画(か行)
鈴木由美子の同名コミックを映画化し、韓国のアカデミー賞“大鐘賞”で最多12部門ノミネートを成し遂げたラブコメディー。監督はキム・ヨンファ、キャストはキム・アジュン、チュ・ジンモ、イム・ヒョンシク、イ・ウォンジョン他。

<あらすじ>
身長169センチ、体重95キロのカンナ(キム・アジュン)は、美声を生かして音楽業界に入ったものの、舞台裏でスター歌手の声を当てる日々。ある日、思いを寄せるプロデューサー、サンジュン(チュ・ジンモ)が「カンナには才能はあっても美ぼうがない」と言っているのを耳にしたカンナは、美ぼうを手に入れるために大手術を決意する。(シネマトゥデイ)


気楽に楽しめるラブコメで、なかなか良かったです。ベタな展開ではあるのですが、コメディっぽいところと、切ないところがうまくミックスされていて、最後まで飽きずに楽しめました。
また歌もすごく良かったです。カンナの声が透き通るように綺麗で、本当に聴きごたえあるんですよね。これで顔さえよかったら・・・と誰もが思わずにいられないような、素晴らしい歌声に参りました~(^^)
コンサートのシーンは臨場感あるし、もう一度見たいという気になりましたしね。評判がいいのもうなずける映画でした。

キム・アジュンの変身ぶりも凄かったです~。とても同一人物が演じているとは思えなかったですもん。特殊メイクのすごさを実感しましたわ~(^^)
にしても、キム・アジュンは美人の上に歌唱力も抜群なんですねー。こちらこそ、声を当てているだけじゃないかと思うほど。でも本人がちゃんと歌っているそうですね~。

ちなみに、全く知らなかったのですが、この映画って、日本のコミックを映画化したものだったんですね。それを韓国で映画化というのが凄い!韓国では整形手術は当たり前のように行われていると聞くだけに、日本を舞台にするよりも合ってたかなーと思います。
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彩雲国物語/紫闇の玉座(下)(感想その5)

2011年07月14日 23時31分35秒 | 彩雲国物語
今回は下巻であまり登場しなかった人物についての感想を書きたいと思います~。わりと頑張って、一言だけでもという感じで登場させてはいましたが、ここまで長いシリーズになると、どうしても全員のことについては書ききれないですもんね。仕方ないけど、ちょっと寂しい・・・。ぜひ外伝でお願いしたいですね!

まず1番びっくりしたこの方から・・・。

<柚梨>
いや~。伏兵登場!って感じですね。すごく良い人だし、能力も高くて周囲の尊敬も受けている人だけど、いかんせん、個性的な人ばかりが揃っている彩雲国の高官の中では至って地味でしたからねぇ・・・。ここでいきなり宰相になる未来が明かされるとは予想だにしていませんでしたよ。
下巻の時点では、まだ戸部の侍郎で、鳳珠の下だった彼が、何時の間に上官である鳳珠を抜き去るのか・・・。なんだか想像つきません^^;
でも思えば、あの晏樹に思い切り盾突いていましたし、普段の控えめなイメージとは違って、筋を通すべきところはキッチリと通す人なんだろうなぁ。
こんな上司がいたらいいですね!

<鳳珠>
シリーズ後半になって、めっきり登場機会が減り、インパクトも少なくなってきていましたが、実家の黄家に対して、王の側につくように手紙を送り続けていたりと、生真面目で誠実な人柄はそのままでした。
もっとも、王の為というよりも友人である悠瞬の為という部分が大きかったようですが・・・。
ちょっと疑問なのですが、鳳珠は悠瞬が最終的に劉輝を裏切り旺季についたと知ったら、どうしたんでしょうね。その選択が鳳珠と柚梨の違いになったのかも・・・。

<龍蓮>
もっと出番があるかと思っていましたが、ここ数冊は藍仙の意識が表面に出たシーンばかりで、彼本来の意識の部分はほぼ皆無だったのが物足りなかったです。黎深もそうですが、天つ才ゆえの変人ぶりは、ほんと面白かったので、もっともっと出して欲しかったんですけどねぇ。
最後に藍家を動かして司馬家の軍を出させたのは、これまでの龍蓮の生き方とは反しているように思えて、かなり意外だったのですが、その辺りももっと詳しく知りたいです。
ぜひぜひ外伝でお願いします!

<十三姫>
後年、軍に入ったとか。王の妃候補だったのに、いきなりの展開ですね~。劉輝のことがちょっと好きになりかけていたのに、なんだか気の毒です。口は悪いけど、サバサバしていて悲劇のヒロインぶらないところは好感が持てたので、幸せになって欲しかったのですが、迅とはその後どうなったのか、何も描かれていなかったので気になります。

<三つ子>
彩雲国一の名家の当主が三つ子だなんて、ほんと面白い設定ですよね。こういうキャラクラー作りは上手い作者さんだなとつくづく思います。なので、この3人のことをもっと詳しく知りたかったのですが、本編ではあまり描かれることが無く残念です。
顔立ちも立ち居振る舞いも洗練されていて麗しいのに、その性格はかなり性悪だなんて、とっても気になるんですけどね。藍家5兄弟の過去の生活ぶりについても読んでみたかったのにな~。ちなみに艶福家だったお父さんのこともすっごく気になるし、そういう夫を持った妻という立場のお母さんのことも知りたかったです。
あと、「隠れ龍」というのが誰だったのか?とか、邵可が「白虹」の中で何を頼んでいたのかも気になります。結局、本編では最後まで明かされることがなかったからなぁ。伏線を引いていたのに、物語の展開を変えてしまって使えなくなったのかな?
あ、そうそう、雪那の妻、玉華が雪那に刃を向けたというシーンがありましたけど、これもあまりにも唐突な描写でよく分からなかったです。なぜ玉華がそんなことをする必要があったのかも分からないし、司馬家が出陣したのも龍蓮のお陰なのか玉華のお陰なのか不明ですしね。ぜひ、いつか明かしてほしいです。

<楊 修>
今回出番なし。貴族派に近い存在ながら、結局のところ旺季とも特に関係はなさそうだし、単に絳攸の目を覚ましたいだけがために、旺季側に手を貸すかのような態度を取ってたのかも、という気がしました。
この後、中央を離れ地方へ異動させられたようですが、どこへ赴任したのかな~。覆面官吏がすごく似合っていたのに、他の仕事ってあまり想像つきません(^^ゞ
いつか絳攸とどこかで再会して、見直してくれるといいなと思います。

<飛翔>
上巻を読んで一気に株が上がったのですが、下巻ではあまり出番はなかったのが残念。でも、龍輝たちに対するこれまでの態度を反省したり、悠瞬や黎深を思う気持ちが温かく、とても良い人だということが伝わってきて、嬉しかったです。この後のことは何も書かれてなかったので分かりませんが、工部尚書の地位はいずれ悠瞬夫人である凛さんが着任するので、いつかはもっと上の地位に行くんだろうな~。
欧陽侍郎とは、何だかんだ言っても、お互いを分かりあっている良い関係でしたね。この後、どうなったのかな・・・。

<伯明>
出番ありませんでしたね~。最近、心の友'Sは物語に絡んでくる部分がなくなってきていましたから仕方ないとは思いますが、それにしても一言も触れられていなかったのは悲しい~。影月くんも龍蓮も少しは描写があったのにね・・・。

その他、まだまだ書き足らない所もありますが、とりあえずはこの辺で。また書き足りないことを思いついた時に書きたいと思います!


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彩雲国物語/紫闇の玉座(下)(感想その4)

2011年07月10日 23時58分21秒 | 彩雲国物語
今回は貴族派を中心に感想を書いてみました~。こちらもネタバレしていますので、ご注意願います!

<旺季>
最初に登場した時には、まさかここまで出張ってくるとは正直予想だにしていませんでした^^;形式にこだわる頭の固いおじさんだと思ったら、いやはやこれ以上はない程、王たる資質にあふれた人だったとは・・。ほんと驚きです。
基本的にはすごく良い人のようですが、現王たる劉輝と完全に対立して、国の平和を乱し、自ら手を下したわけではくても、周囲の人間がやっていたことを見過ごすことになったわけだから、罪を全く不問にされたというのは、正直納得できません。
そりゃ、劉輝の方針として、どんな人間であっても切り捨てないというのがあるから、例え敵対していた旺季であっても、死なせるわけにはいかなかったのだと思いますが、左遷するとか降格するとかはできたんじゃないのかなー。
越権行為や上司に諫言しなかったという罪で冗官にまで落とされた絳攸と比べても、甘すぎるんじゃないのー?という気がしてならないのです。
もっとも、これは旺季だけの問題じゃなく、晏樹や皇毅にも言えることですけど・・。

<晏樹>
結局、ラスボスは彼だったんですね。でも、それにしては最後の方はあまり凄みを感じなかったけど^^;何だかんだ言っても、悠瞬を殺せなかったり、旺季のために動いていたりしたからかな?ツメが甘いところが、何だかねー微妙な気持ちになってしまいました。
しかし、彼は旺季以上に罪深いですよね。大勢の人間を傷つけたり殺害したり、あげくの果ては貴陽を放火しようとまでしていたんですからね。未遂に終わったから良かったものの、実際に行われていたら、どれだけの人が命を奪われたかわからないわけですよね。
それなのに、全然罪に問われないって、あり得ないー!旺季のところでも書きましたけど、劉輝のやり方として人を殺さないというのならそれは仕方ないけど、少なくとも裁判をして牢屋に入れるとかのやり方はありますよね。野放しにしてまた何かやったら、それこそ取り返しがつかないですよ。証拠がないから何もできないということかもしれませんが、あれだけのことをしておいて、ひとつも証拠がないなんてこと、考えられませんよー。
もし、本当に証拠がないというのなら、それは捜査に手抜きがあるのでは?と思ってしまいます。天下の御史台は何をしてるんだ!と言いたいですね。

<皇毅>
これまでは、口が悪くてちょっと厳しいけど仕事熱心で正義感溢れた生真面目な人というイメージで、劉輝とは敵対している側ではありますが、わりと好印象でした。
でも、今回かなり株が下がったかな~。といっても、ほとんど出番はなかったし、直接的にイメージを悪くするような場面もなかったのですが、結局のところ、彼の正義感というのも国の為ではなく、旺季のためという部分だったのかな~と思われる描写があって、ガッカリしたんですよね。
今回の件では心を鬼にしても旺季や晏樹を罰するべきだったんじゃないのかな。例え証拠がなかったとしても、晏樹が狙っていたことは絶対に知っていた筈なのに・・・。それができてこその御史台長官だと思うし、秀麗が尊敬していた上司だったはずなのに・・・。結局は拾ってくれた旺季や幼馴染の晏樹に対して厳しく接することができなかったんだと思うと、残念です。
それに、官吏を続けているのも旺季がそれを望んでいるからだなんて、黎深や絳攸をバカにする資格なんてなかったんじゃないでしょうか。まさか、そんな人だと思っていなかっただけにショックが大きかったな~。

<清雅>
秀麗のライバルなのにもかかわらず、今回出番なしでした。にしても、今回のお話で、清雅の立ち位置がよく分からなくなりました。旧紫門四家の出身だし、皇毅たちとも親しそうなので、てっきり悠瞬たちと同じく昔旺季に拾われて宮廷に入った旺季派なんだと思っていました。というのも以前、絳攸のことを「どこの馬の骨とも分からない」と言って、身分低いものをバカにしてるような発言があったので・・・。
でも、今回旺季たちの話にも全く出てこなかったということは、旺季とは無関係だったということでしょうか?皇毅の部下だったのも全くの偶然で、清雅は清雅なりの判断で、これまでのこと(塩や贋金事件)は動いていたってことかな?ちょっとよく分かりません。
清雅のことは、妹がいるらしいとか女性嫌いだとかいう話もありますが、結局詳しく描かれなかったので、陸家没落のことなどもあわせて、外伝で描いて欲しいな~。

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彩雲国物語/紫闇の玉座(下)(感想その3)

2011年07月08日 00時27分55秒 | 彩雲国物語
各キャラクター別感想が続きます~。ネタバレしていますので、ご注意くださいませー。


<悠舜>
さほど出番は多くなかったけど、さすがにインパクトは大でしたね。ここ何冊か(ほのめかしは随分前から)、彼の裏切りが匂わされていましたが、結果は予想通りでしたので、そんなに驚きはなかったです。が、体の不調の件までが大嘘だったとは、さすがに思ってもみなかったので、仰天しましたよー!!
でも、そこまでやらなくても良かったんじゃない?って思うんですよね。「忙しすぎて不調だったけど、宰相を辞めて養生したら治った」というのでも良かったような。だって、誰もいない場面でも、具合悪そうな描写って、たくさんありましたよね。人もいないところで仮病使うなんて!すごいミスリードですね。
あと、子供ができたんですねー。そんな展開は全く予想してなかったので、これまたビックリ。忙しかったのに、いつそんな暇があったのやら・・・^^;

<黎深>
すごく期待していたのですが、直接の出番は全くナシでした・・。一番見たかった、悠瞬と過去の事について話し合う(謝るかな?)シーンが完全に割愛されていて、お互いがどう思ったのかについても全く触れられていなくてガッカリでした。
それに、黎深がどうして隠れ家にいる悠瞬を探り当てられたのか?も不明ですし、北の国においてきぼりになったのも、あまりに不憫で・・・!
ま、黎深を出してしまうと、シリアスな展開にそぐわなくなってしまうからかもしれませんが、すごく楽しみにしていただけに、ショックでなりません。
そうそう、百合さんとの間に子供ができるということは、何となく以前から感じていました。絳攸も親離れしたし、紅家当主の座も降りたしで、タイミング的にはありえるかなーと。でも、そうなると絳攸がやっぱり気の毒かなという気がして、そうならない方を願っていたのですが。
もちろん、百合にしろ黎深にしろ、実子ができたからといっても、絳攸に対する態度は変わらないと思いますが、絳攸の方が遠慮しちゃうんじゃないかなと思うので。
でも、子供が生まれた時の、黎深の反応は是非見てみたいなー。きっと親バカぶりを発揮するんだろうな。

<百合>
ついに、劉輝や静蘭に叔母であることがバレました。あんな素敵な女性が叔母だなんて!と二人に喜んでもらえて良かったですね。
ただ、百合の血筋の件については、もっと効果的に使われるかなーと思っていたので、ちょっと拍子抜けしたのも事実。数少ない王位継承資格者の一人として、てっきり、王位継承争いに巻き込まれると思っていたのでね。
その時点では、まさか旺季が王位を継げる資格があるとは、しかも劉輝よりも血筋の点では上だなんて思ってもいなかったので考えていたのですが、百合が争いに巻き込まれると、好むと好まざるとに関わらず夫である黎深にも関わってくるので、面白くなりそうだと思っていたんですけどねー。ああー残念!
しかし、黎深のところにも書きましたけど、子供ができたらしいのにはビックリです。子供を作らない理由のひとつには、百合の血筋の件があるのかと思っていたので。なんせ、百合の子供は蒼玄王の血を引くことになるので、またいつか王位争いに巻き込まれる可能性があるわけで。子供をそんな目に合わせないために、あえて実子は持たないことにしてるのかと思っていました。
旺季やリオウの件が明らかになったことにより、問題なしと判断したのかなー?ちょっと気になります。
いずれにしろ、百合は子供をしっかり教育すると思うので、子供は立派に育ちそう!
ちなみに後年、有能さをいかんなく発揮して、史実に名を残しているところからしても、家庭におさまらず、あちこち飛び回って働き続ける生活だったようですね。

<邵可>
劉輝にずっと付き従っていたせいで、わりと出番は多かったですね。でも、そのわりに、思ったほどのインパクトはなかったかな。黒狼にもならなかったし、政治的な部分でも劉輝の考えに特に口出しもしなかったので、傍にはいるけど、あまり存在感はないという・・・。
ずっと以前は、最終的には邵可が何とかするのでは?と思っていたこともありました。なんたって黒狼だし、劉輝の師匠でもあったわけですし・・・。ずっと隠していた能力の高さをある時突然ぱっと出して、敵を驚かせるのかなーと思ったり。でも、そういうシーンは結局なかったですね~。ま、劉輝が考えて答えを出さないと、これまでと同じことの繰り返しになるから、それで良かったんだと思いますけど・・・。
それにしても、邵可はこの後もずっと紅家当主のままなのかなー。次の当主は誰になるんだろ。玖琅の息子かな?もしかすると、これから生まれてくる黎深の子供とか?
というか、そもそも黎深から当主の座を譲り受ける時に、玖琅は反対とかしなかったのかなという疑問がありますね。元々、玖琅は長兄のことをボンクラだと思っていたから黎深を担ぎ出したんだし、いきなり当主になると言っても、すんなり納得しないような・・・(^^ゞ

<リオウ>
彼も最初に登場した時には、よもや、ここまで重要な人物になるなんて思ってもみなかったキャラクターです。でも巻を追うごとに、大人びてしっかりしてきて、一番成長が感じられた人かなと思います。もっと大人になったら、カッコ良くなっただろうな~。
それにしても、劉輝の養子になり、やがては宰相になるなんて、双花菖蒲よりすごい大物!血筋も頭も良いってことですもんね。
もっとも、ひょっとすると、宰相になったのは、劉輝の子供の時代だったりするのかも!?
なんせ、その子に王位を譲ったらしいので、本来王位についてもおかしくなかったリオウが後見の意味でも宰相につくのはあり得ますよね~。
どっちにしても、リオウは色んな人にとっての救世主になりましたね。


またまた長くなりましたので、今日はこの辺で・・・。
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彩雲国物語/紫闇の玉座(下)(感想その2)

2011年07月05日 23時36分00秒 | 彩雲国物語
では、ここからは、各キャラクターについてのあれこれを・・。あ、当然ネタバレしていますので、未読の方はご注意下さいね!



<秀麗>
今回はあまり出番はありませんでした。でも、主人公だけに、美味しいところはちゃんともっていきましたね。最終的に劉輝と結婚することになるとは思っていなかったです。秀麗は官吏であり続けることを選ぶと思っていたので。でも、これはやはり少女向けのライトノベルだし、恋愛成就というのも必要なんですよね。
最後に彼女の寿命のことが書かれていましたが、あれはなくても良かったのでは?という気がします。でも、王と国の為に尽くして若干30歳で死去したとする方が、「伝説の官吏」っぽくて良かったのかもね。

<劉輝>
この巻はまさに彼のためのものでした。これまでの優しいけど流されやすい性格が随分と改善され、ほんと成長したなと思います。あまりにも完璧な旺季と比べて、なぜ劉輝が王でなくてはならないのか?が私にもよく分からなくなっていたのですが、今回のお話ですごく納得できました。
この後の成長した劉輝の政治ぶりを見てみたかったのですが、外伝が今後出版されたとしても、そこはもう描かれないでしょうね。
秀麗とはついに結ばれることになって、ホント良かったですね。しかも、生涯ただ一人だけを妃とするなんて、やってくれました。
それが叶ったのも、リオウを養子にとるという裏ワザを使ったからですけど、さすがにそれは全く思いつかなかったので、かなりビックリしました。
たった1年の結婚生活だとはいえ、忘れ形見も得たし、劉輝が幸せになれて良かったです。

<楸瑛>
劉輝の側近として側を離れないために、今回もわりと出番がありましたね。何気にカッコイイところも見せてくれたし、初期からの登場人物の中では一番優遇されているのでは?と思います。最近はお笑い要員的な扱いも受けていて、ちょっと可哀想な面もありましたけど、どんなに打たれてもメゲない楽観的な性格がお話を明るくしてくれて良かったです。
珠翠とのその後のことは全く描かれていませんでしたけど、やっぱり大巫女とじゃ無理なんですかねぇ。幸せになってもらいたいのですけど。
あと、藍家とはその後どうなったんでしょう?ずっと勘当されたままなんてことはないと思いたいなー。

<絳攸>
かなり可哀想な扱いでした(T_T)。そもそも出番がほとんどない!!一番の見せ場である五丞原の場面でさえ顔を見せられず・・・でしたからね。龍蓮や影月でさえも姿を見せたのに、迷子になって来られないなんてオチは、あまりにヒドイような・・・(汗)。
一応、黄家を攻略したことにはなっていましたが、人の話で断片的に語られただけだったので、イマイチすごさが分からないですし。
後に宰相にはなったようですが、悠舜はもちろんのこと、景柚梨、リオウらも宰相になった中のひとりですから、序盤に描かれていたような歴史に名を残す名官吏というには、物足りない感じでしたしね。
黄家を攻略したときの話や閭官吏との珍道中のお話、その後人事が一新されて地方で研鑽を積んだ話なんかは、是非外伝で読みたいな~。ひとつでも良いから、本当は凄い才能の持ち主だったんだという具体的なエピソードが欲しいですねー。あと、お兄ちゃんになったことを知ったときの話なんかもあれば、さらにグッドなんですけど。

<静蘭>
こちらもあまりいい所はなかったですけど、出番はわりと多かったかな?それに一応成長しているらしき部分は描かれていたので、まだ救いはあった気がします。
初期の頃は、もっとすごいキレ者だと思っていたけど、後半は評価が下げられる一方で気の毒でしたね。人を信じきれない静蘭と人をどこまでも信じる劉輝、という対比が印象的でした。

<燕青>
いつも美味しいところを持っていきますね。ほんと彼を味方にすれば、百万力というか、彼ひとりで全てのことを成し遂げてくれるような安心感がありますね。
ほんと良い人だし私も大好きなんですけど、この物語を描く上で、ここまで完璧なキャラにする必要があったのかなーと思ったり。
彼を出すことによって、他のキャラが霞んでしまって、折角の個性的なキャラクター達が活かせなくなってしまった気がするんですよ。茶州編だけだったらまだ良かったんですけどねー。あ、でも「双玉」という設定上、後半も秀麗と絡んでこないとダメだったのかな?
ちなみに、静蘭もそうですけど、秀麗が没したあとはどうしたんでしょうね。二人は王に仕えるというよりも、秀麗に忠誠を誓っていたわけだし・・・。
秀麗の遺志をついで王に仕えたか、もしかすると、秀麗の娘のために生きたというのもアリかもしれませんね。


また長くなってきたので、ここで一旦切りたいと思います。一言くらいで終わらせようと思っていたのに、ついつい長くなってしまいます(^^ゞ
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彩雲国物語/紫闇の玉座(下)(感想その1)

2011年07月03日 23時38分10秒 | 彩雲国物語
雪乃紗衣著「彩雲国物語」の本編18巻目の感想です~。ついに本編ラストになってしまいました。いつもなら、とりあえず先が知りたいので、サッと一読するのですが、今回はなかなか進まず、結局読み終えるのに3日くらいかかってしまいました。
ライトノベルにしてはページ数が多いというのもありますが、これで本当に終わりだというので、先が知りたいような知りたくないような複雑な気持ちになってしまったんですよね。
でも読み終えた今、一抹の寂しさはありますが、一定の満足感・充足感はあります。
未完のまま自然消滅してしまう作品も多い中で、デビュー作で1冊限りのつもりで出した作品が、ここまで長くなり登場人物もスケールも大きくなっていった作品を、無事に完結させることができたというのは、本当にすごいことだと思います。作者さま、お疲れ様でした!

では、以下、ネタバレになりますので、未読の方はご注意下さいませ~。


   *    *    *    *    *    *

ここ数巻、旺季の株が上がりすぎて、劉輝にとってはかなり暗い展開だったので、正直どうやって「最上治」へ持っていくのか不安に思っていました。いや、それどころか、これだけ混迷してきた物語をあと1~2冊で、それなりにナットクのいく形で着地させることができるのかすら、危ういな~なんて思ったりもしてたんです。
でも、ちゃんとやってくれましたね!それも、一応ハッピーエンドで・・・。

難を言うならば、もうちょっと冊数をかけて丁寧に描いて欲しかった場面が、ちょこちょこ見受けられたこと。少なくともあと1冊あれば、主要なメンバーのエピソードだけでも、地の分での説明書きのようにならなくて済んだんじゃないかな~。何故そうなったか?という部分がかなり端折られてしまっていて、唐突な感じを受けた箇所がいくつもあったので、勿体無かったです。

でも、予想していたよりも、物語としてちゃんとまとまっていたし、劉輝と旺季の違いというのも、しっかり伝わってきたので、一応の満足は得ました。

で、ちょっと思ったのですが、作者様の中でラストは今回の通りで決まっていたとしても、途中の展開はちょっと違うことを考えていた時期があったんじゃないかなーということ。
というのも、「黒蝶」までのストーリーとそれ以降のストーリーは、若干方向性が違ってきてるかな?と実は以前から思っていました。秀麗の命の件が急に深刻になりだしたりとか、瑠花が急に良い人に描かれたり、逆に旺季は王たる資格と資質があると突然描かれだしたりと、急に路線を変えてきた感じがしたのです。
で、今回、本編が完結しても、結局全く回収されていない伏線がいくつかあるので、それらを使うストーリー展開が本当はあったんじゃないかなって思うんです。
(例えば、「白虹」で邵可が三つ子に頼んでいたこととか、三つ子の中に隠れ龍がいる話とか)
でも、何らかの理由で、それらの設定を使うことが難しくなり、一気にラストへと駆け出したのかな~なんてね。だから、唐突なシーンや無理やりつなげたようなエピソードが散見されるのかなって。
ま、これは私の勝手な想像なので、事実は全然違うかもしれませんけどね。

とにもかくにも、本編で回収されなかった伏線は、後日外伝ででも是非描いて欲しいものです。雑誌で掲載されていて本になっていないエピソードもあるそうですし、そちらも是非読みたいです!

なんだか長くなってきたので、個別のキャラクターについては、また後日にします。


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