Yuhiの読書日記+α

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むかし僕が死んだ家

2009年04月29日 22時26分26秒 | 小説
東野圭吾著「むかし僕が死んだ家」を読了しました。独特のタイトルのため、以前から気になっていたのですが、ようやく読むことができて良かったです。

この作品は純粋な推理小説とは違っているので、私の好きなタイプの作品ではないかなと思ったのですが、読み始めると一気に作品の世界にひかれていってしまいました。
過去にあったかどうかも不確かな事件らしきものの断片を少しずつ拾い集めて、真実へとたどり着いていく過程が、とても緊張感に溢れていて、しかもちょっと背筋が寒くなるようなホラーっぽい要素も詰め込まれていて、ラストまでグイグイと引っ張られていきました。

途中で、主人公の「僕」と元彼女が、過去に接点があったんじゃないのかと考えたりもしたのですが、ミスリードだったのか、単なる私の考えすぎだったのか、全然違っていたので、多少脱力してしまいましたが・・・。
色んな伏線が散りばめられていたことが分かった時の爽快感は、何度味わってもいいものですね。

ラストはちょっと切ない雰囲気ですが、変なハッピーエンドよりも余韻があっていい終わり方かなと思いました。
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ラッキーナンバー7

2009年04月27日 22時51分15秒 | 映画(ら行)
1分先の運命にまで緻密に仕掛けられた罠。20年前に起こった幸運のナンバー7から始まる陰謀とは?
監督はポール・マクギガン、キャストはジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィリス、ルーシー・リュー、モーガン・フリーマン、ベン・キングズレー、スタンリー・トゥッチ他。

<あらすじ>
ニューヨークにやって来た青年スレヴン(ジョシュ・ハートネット)は友人に間違えられ、大物ギャングのボス(モーガン・フリーマン)に拉致されてしまう。ボスは借金返済の代わりに敵対するギャング、ラビ(ベン・キングズレー)の息子殺害を命令。しぶしぶ了解したスレヴンは、その後まもなく今度はラビに誘拐される。(シネマトゥデイ)

なんとも奇妙な映画だったなーというのが、最初の感想でした。
豪華キャストだし、陰謀ものって好きなジャンルなので、期待度大!!だったのですが・・・。
途中までは、話がポンポン飛ぶので、何が何やら分からず、イライラしました。ストーリーも、シリアスなんだかコメディなんだか分からないようなセリフや言い回しが多くて、余計に混乱してくるし・・・。

が、ラスト近くになってきて、「あー!そういう事だったのかー!」と事の次第が飲み込めてくると、一気に面白くなりましたね。
序盤の意味があるのかないのか分からなかった映像も、その時になってようやく生きてくる・・・という感じで、後から考えると面白い構成だったなーと思います。
ただ、こういうドンデン返しものって、最近はよく見かけるような・・・。意外性というのは、あまり感じなかったですね。

ちなみに、ブルース・ウィリス演じる殺し屋が若い頃を演じているシーンが出てきますが、これがもう変すぎて笑えました。髪型も変だし、全然若く見えないし!!
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グラン・トリノ

2009年04月25日 21時07分40秒 | 映画(か行)
クリント・イーストウッドが監督・主演を務めたヒューマンドラマ。その他のキャストはビー・バン、アーニー・ハー、クリストファー・カーリー、コリー・ハードリクト、ブライアン・ヘーリー他。

<あらすじ>
朝鮮戦争の帰還兵ウォルト・コワルスキーはフォード社を退職し、妻も亡くなりマンネリ化した生活を送っている。彼の妻はウォルトに懺悔することを望んでいたが、頑固な彼は牧師の勧めも断る。そんな時、近所のアジア系移民のギャングがウォルトの隣に住むおとなしい少年タオにウォルトの所有する1972年製グラン・トリノを盗ませようとする。タオに銃を向けるウォルトだが、この出会いがこの二人のこれからの人生を変えていく…。(goo映画より)


予告編を見て、絶対に観にいこうと思っていた作品です。「チェンジリング」もすごくいい映画だと思いましたが、こちらも負けず劣らず(というか救いがある分こちらの方が好きかな)素晴らしかったです。クリント・イーストウッド監督の作品にハズレナシと、よく聞きますが、本当にいい作品だったなーと心から思えました。

ストーリーとしては、わりと抑え目な描写が続き、終盤までは劇的な部分というのはあまりなかったです。
でも、もっと重くて陰鬱な感じの話かと思っていたので、意外と笑える部分もあったりして、思っていたよりもずっと入りやすい映画でした。
主人公と隣人の少年が、少しずつ心を通わせていく細かいエピソードの積み重ねがあって、ラストの感動へつながっていく・・・というのが、すごく自然で良かったです。
私は基本的に映画館で泣くというのは、ほとんど無いのですが、このラストにはさすがにうるっと来ましたね~。
しかし、本当にこの結末しかなかったのか?と思うと、やり切れない気持ちになります。本当にこの世は不条理で満ち溢れていますね。

タイトルの「グラン・トリノ」というのは、車の名前だったのですが、これがまた効果的な使い方をされていて、うまいなーと思いました。しかも、これがシブくてカッコイイ車で・・・。すごく印象に残ります。

それにしても、「チェンジリング」から、さほど時間も経ってないのに、これだけの作品が作れるなんて、イーストウッドの才能は本当に素晴らしいと思います!
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TYTANIA -タイタニア-/第4話:リラの決心

2009年04月24日 01時43分30秒 | その他
タイタニアの第4話目「リラの決心」の感想です。今回の放送って、時間が10分ずれていたんですねー。全然知らなくて、いつまで経っても始まらない・・・と新聞を見ても0時45分になってるし。折角起きて待ってるのに、放送が延期とかだったらショックだなーと、ちょっと焦りましたよ。

今回も、前回に引き続き、ファン・ヒューリックとその周りの人たちの描写がほとんどでした。新たな登場人物として、ミランダやマフディ中尉たちが出てきました。原作を読んで想像してたよりも、ミランダのイメージが良くなりました。豪快でサッパリしてて、カッコイイ女性ですねー。

原作と違っているといえば、アルセスとザーリッシュの兄弟仲。原作では、ものすごく険悪な雰囲気なのに、アニメではさほどでもないし。何より驚いたのは、兄弟のお母さんであるテリーザ。彼女は、原作ではアルセスを偏愛するあまりザーリッシュを責め立てるヒステリックな女性として描かれていたけど、アニメではやや親バカだけど、息子思いのごく普通のお母さんという感じで、エラく印象が違います。やっぱりアニメは万人受けするように作られてるって事なのかなーと、ちょっと気になりました。

そして気になると言えば、アルセス&ザーリッシュ兄弟は、お母さんのことを「母さま」と呼ぶんですねー。もう笑っちゃいました。特にザーリッシュが、あの厳つい顔で「かあさま」と言うシーンは、違和感ありまくりでしたよー。ザーリッシュのような武人っぽい人の場合、「母上」って呼ぶのが似合いそうなのに。(確か原作では「母上」だったと思います)
もしかすると、タイタニアの上流階級では、そういう風に呼ぶのが慣例なんでしょうか!?
ストーリーには何ら関係ないけど、ちょっと気になってしまいました(笑)。
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夢見る黄金地球儀

2009年04月23日 00時10分47秒 | 小説
海堂尊著「夢見る黄金地球儀」を読了しました。海堂さんの小説は、人物や舞台、小道具などなど、これまで読んだ全ての作品で、クロスオーバーしている部分がありましたが、今作もそれは同じで、「ナイチンゲール~」に登場していた浜田小夜さんと牧村瑞人くんが登場していたり、舞台もこれまで同様、桜宮市です。

また細かなところでは、桜宮三姉妹というビンテージ・ワインなんかも登場し、どこかの作品に出ていたよな~と、海堂さんの作品を読んでいる人なら、思わずニヤリとしてしまう所も健在です。

ただ、時間的には、未来の話になるようなんですよね。過去話はいくつか読みましたが、未来のストーリーというのは、私が今まで読んだ作品にはなかったので、ちょっと驚きました。

また、これまでの作品と違って、医療のイの字もないストーリーなんですよね。しかも、文体やストーリーも、すごく軽いノリで書かれているので、サクサク読めて面白い半面、現実味や奥行きのようなものは薄れてしまってるような気がしました。
個人的には、やっぱりこれまでのシリーズの方が好きかなぁ・・・。

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善き人のためのソナタ

2009年04月21日 00時18分29秒 | 映画(や行)
ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツを舞台に、強固な共産主義体制の中枢を担っていたシュタージの実態を暴き、彼らに翻ろうされた芸術家たちの苦悩を浮き彫りにした話題作。第79回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した。監督はフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク、キャストはウルリッヒ・ミューエ、マルティナ・ゲデック、セバスチャン・コッホ他。

<あらすじ>
シュタージ(国家保安省)の局員ヴィースラー(ウルリッヒ・ミューエ)は、劇作家のドライマン(セバスチャン・コッホ)と恋人で舞台女優のクリスタ(マルティナ・ゲデック)が反体制的であるという証拠をつかむよう命じられる。ヴィースラーは盗聴器を通して彼らの監視を始めるが、自由な思想を持つ彼らに次第に魅せられ……。(シネマトゥデイ)

任務一筋の冷徹なヴィースラーが、監視対象からの影響を受けて、少しずつ変化していく様子が、決してドラマチックではないのに、というか逆に淡々としているだけに、余計に胸に沁み入ってきたような気がします。

主演のウルリッヒ・ミューエの演技も抜群でした。最初の頃は能面のような無表情で冷静沈着を絵に描いたようだったのが、ほんの少しずつ表情が表に出て人間らしさが表れて変わっていく様子が、すごく自然で素晴らしかったです。でもこの方、亡くなってしまったんですよね。ものすごくいい俳優さんだったと思うので、もう新たな作品で演技を見ることができないのが残念です。

それにしても、この映画で描かれている監視社会が現実にあったことだということで、愕然としてしまいます。こんなことがあると、誰も信じられなくなってしまいますよね。今でも現実にこのような事が起こっている国があるのかもしれず、ゾッとしてしまいます。

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レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-

2009年04月19日 00時07分56秒 | 映画(ら行)
ジョン・ウー監督の「レッドクリフ PartⅠ」に続く、赤壁の戦い2部作の後編。キャストは前作と変わらず、トニー・レオン、金城武、チャン・フォンイー、チャン・チェン、ヴィッキー・チャオ、フー・ジュン、リン・チーリン他。

<あらすじ>
大軍を率いて赤壁へ進行してきた曹操軍。曹操は疫病で死んだ自軍兵を対岸の孫権・劉備連合軍の元へ船で流し、連合軍に疫病を蔓延させる。これが原因で劉備軍は撤退、だが諸葛孔明だけは赤壁に残った。そんな中、孫権軍司令官・周瑜と孔明はお互いの首をかけての謀略を展開、周瑜は曹操軍2武将の謀殺、孔明は3日で10万本の矢の収集に成功する。やがて曹操軍に潜伏していた孫尚香が帰還、決戦へ向けて本格的な準備が始まり……。

「レッドクリフ PartⅠ」が予想以上に面白かったので、絶対に観にいこうと思っていた本作ですが、予想に違わぬ迫力で最後まで楽しめました。
前作は赤壁の戦いの直前で終わっていて、後は戦って終わりかな?と思っていたのですが、そこからさらに曹操VS周瑜・孔明の駆け引きや女性陣の活躍があり、アクションだけではない部分での盛り上がりもありました。

前作でも個人個人にクローズアップした戦闘シーンが話題になっていましたが、今作では船を使った火攻めのシーンなどチームワークを要求される作戦もあり、さらに炎を有効に使った大迫力の映像で見ごたえありました。

孫権の妹の尚香が一兵士になりすまして敵をスパイしたり、周瑜の妻である小喬が一人で曹操に会いに行ったりと、現実にはありえないだろうというような部分もありましたけど、仲間との友情、信頼関係など、そこへ至る心理描写もうまく描かれていて、それなりに説得力があったかなーと思います。
もっとも、小喬が落ちてくるのを周瑜が受け止めるシーンなど、いくらエンターテイメントとしても違和感のありすぎる描写もありましたけどねー。あれはアゼンとしたな・・・。

ラストで、周瑜がつぶやいた「勝者はどこにもいない」という言葉がとても印象的でした。敵も味方も大勢が死んでしまったこの戦の不毛さがすごく伝わってきて、なんとも言えない気持ちになりました。
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ハードネス

2009年04月18日 00時47分37秒 | 映画(は行)
高層ビルを占拠した凶悪なテロ集団と戦う、タフでセクシーなヒロインの活躍を描いたハード・アクション。監督はポール・リンチ、主なキャストはシャノン・トゥイード、ロバート・ダヴィ、アンドリュー・クレイ他。

<あらすじ>
ミス・コンテストが行われていた高層ホテルにテロリスト集団が乱入した。コンテスト参加者を人質に1000万ドルのダイヤモンドとヘリコプターを要求する犯人たち。人質となった美女たちの腕には小型爆弾が巻き付けられてしまう。パニックの中、去年の優勝者で、マーシャルアーツの使い手シャロンは、警察と連絡を取りつつ反撃に出るのだった…。(ウーマンエキサイト シネマより)

どうもダイ・ハードをイメージして作られた作品なんだそうですが、本家とは違って、いかにもB級っぽい作品でした。
派手にドンパチやっているだけで、語るほどの内容もないのですが、一応ミスコンに出ていた美女たちが人質にとられる・・・という設定なので、彼女達を一度に大勢見ることができるのがウリなのかな。
でも、単に美人というだけでなく、結構強い女性もいたりして、守られているだけのなよなよとした描き方でなかったのが救いといえば救い。
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TYTANIA -タイタニア-/第3話:英雄の条件

2009年04月17日 01時40分29秒 | その他
今回のお話は、ファン・ヒューリックが中心に描かれていました。また、タイタニア側の非道ぶりが強調されていた回でもあったように思います。

前回のラストで、エウリヤから出ていかざるを得なくなったファンは、エーメンタールという星にやってきて職探しをするのですが、この星に在住していたアルセス・タイタニアに拘束されてしまうわけです。
そのアルセスの屋敷から、今度は反タイタニアの勢力に拉致(?)され、リラという少女の家にかくまわれるところまでで今回は終わり。
リラやリラのおばあちゃん、アルセスは今回初登場でしたね。アルセスは原作を読んで想像していた通りの耽美派に描かれてしました(笑)。どうみても、いかついザーリッシュの弟には見えないところが笑えますね。

今回はだいたい原作通りに話が進んでいましたが、ファンがアルセスの屋敷から出る部分がちょっと違っていましたね。アルセスが可愛がっている側近にも、反タイタニア側の人物が紛れ込んでいたことになっているのが、原作とは違っていて、ちょっと興味深かったです。これだと、アルセスってば、かなり無能って事になるんじゃ・・・???

前にも書いたかもしれませんが、私の中のファンのイメージは、原作よりもアニメの方がいいんですよねー。原作では、彼の内面の黒い部分やいい加減さが見えすぎて、ヒーローという感じには見えないんです。でも、アニメではファンはちょっと軽いけど人情味があるいい人という感じで描かれていますよね。ヒーローの条件を備えているのは、やっぱりファンなんだろうな~。
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隠し剣 鬼の爪

2009年04月15日 01時00分19秒 | 映画(か行)
藤沢周平の人気剣豪小説「隠し剣」シリーズの中の「隠し剣 鬼の爪」と「雪明り」を基に、山田洋次監督が映像化した本格派時代劇もの。出演は、永瀬正敏、松たか子、吉岡秀隆、小澤征悦、田畑智子、高島礼子、倍賞千恵子他。

<あらすじ>
幕末の東北。海坂藩の平侍、片桐宗蔵(永瀬正敏)は、母と妹の志乃、女中のきえ(松たか子)と、貧しくも笑顔の絶えない日々を送っていた。やがて母が亡くなり、志乃ときえは嫁入りしていった。ある日宗蔵は、きえが嫁ぎ先で酷い扱いを受けて寝込んでいることを知り、やつれ果てたきえを背負い連れ帰る。その頃、藩に大事件が起きた。かつて、宗蔵と同じ剣の師範に学んだ狭間弥市郎が、謀反を起こしたのだ。宗蔵は、山奥の牢から逃亡した弥市郎を切るように命じられる…。(goo映画より)


タイトルから予想していたものと違って、身分違いの恋が主体となったストーリーでした。しかも、その恋がドラマチックに展開するわけでもなく、淡々としたものだった上に上映時間も長いので、中盤はちょっと退屈気味だったかなー。

後半になって、剣の指南を受けたり、弥市郎と戦う場面になると、一気に引き締まって面白くなりました。こういう時代劇ならではの殺陣はいいですねー。緊迫感もありますし。
私としては、恋愛を主体とするよりも、剣にまつわることを中心に描いて欲しかったかなー。
タイトルの「隠し剣」自体が、ラストのラストまで、全く出てこないというのも勿体無い気がします。(←隠し剣だから仕方ないのか・・・)
ちなみに、あの剣は自分的にはすごく意外で、ビックリしました。
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ハネムーン・イン・ベガス

2009年04月13日 00時19分02秒 | 映画(は行)
ラスベガスとハワイを舞台に、ようやく結婚することになったカップルと、2人に横槍を入れるギャンブラーの恋愛騒動を描くコメディ。監督はアンドリュー・バーグマン、キャストはジェームズ・カーン、ニコラス・ケイジ、サラ・ジェシカ・パーカー、ノリユキ・パット・モリタ、ジョニー・ウィリアムス他。

<あらすじ>
俗っぽくも楽しい新婚旅行をベガスで送ろうと、やって来たのはいいけれど、旦那はつい調子に乗ってカードにハマってしまい大損。相手の名うての中年ギャンブラーは“借金の形に妻を貸せ”と言ってくる。当然、新妻はカンカンだが、彼女に一目惚れしたという中年男の紳士的態度についホダされて怪しくなってくる。それをヤキモキ見守る夫をよそに、二人はハワイまでジェットでアバンチュール……。(allcinema ONLINE)

ドタバタコメディの典型という感じで、あまりにもあり得ないストーリーですが、
何も考えずにボーっと見れるので、暇つぶしにはいいかも・・・。
最初から、こうなるんだろうなーという予想通りに進んでいくので、ワクワク感はないけど、明るくてノリがいいので、意外と楽しめますね。

もっとも、序盤のニコラス・ケイジの煮え切らない態度にはイラっときました。彼女は欲しいけど、奥さんはいらないって事ですよね。あんなことをしていたら、彼女が他の男性に惹かれてしまっても、文句言えないよねー。だから自業自得っぽくて、余計におかしかったです(苦笑)。

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ガリレオの苦悩

2009年04月11日 00時16分48秒 | 小説
東野圭吾著「ガリレオの苦悩」を読了しました。探偵ガリレオシリーズの第4弾で、先日読了したばかりの「聖女の救済」とは同時刊行されたものです。ただ、「聖女~」とは違い、こちらは短編集となっています。何となく懐かしさを感じたのですが、それは初期の頃の作品とパターンが似通ってるからだったのですね。
初期の頃のこのシリーズは、短編で、物理学者の湯川が、物理学に基づいた知識を使って難事件を解決するというパターンでした。今回、まさにそれが戻ってきたんだなーと思うと、ちょっと感慨深いものがありましたね。

とは言え、以前と全く同じというわけではありません。本書では、湯川自身や学生時代の恩師、友人たちに降りかかってくる事件が多く、その影響で少しずつ湯川の人間性や内面が見えてきました。
以前は、物理の事にしか興味がなく、人づきあいも苦手な変人で、友人と言えば草薙刑事しかいないんだろうなーと思っていたのですが、本書を読んで、ちょっとイメージが変わりましたね。
彼だって、ごく普通の人間であり、逡巡したり悩んだり苦しかったりするわけです。それが本書のタイトルにもつながってるんだろうなーと思います。
湯川のそういう一面が明らかにされることによって、ますますガリレオシリーズは人気出るでしょうね。

で、肝心の内容ですが、5つの短編から成り立っています。
どれも湯川の才能がいかんなく発揮されていて面白かったのですが、私が一番面白かったのは、「攪乱す」というお話。いつもは警察から依頼されてしぶしぶ動くというパターンの湯川自身が、犯人からターゲットにされてしまうというのが見ものです。

それと、今回は草薙刑事よりも内海刑事の方が目立ってる感じがしました。というか、湯川の相棒は内海刑事になりつつあるような・・・。これってやっぱりドラマの影響でしょうねぇ・・・。ドラマ化される前は内海刑事なんて、影も形もなかったわけですから。女性刑事がいた方が女性ならではの視点で見ると違ったものが見えることも多いので、面白いのは事実ですが、草薙さんがちょっと可哀そうな気もしました。
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TYTANIA -タイタニア-/第2話:天の城の四公爵

2009年04月10日 01時44分48秒 | その他
どうしようか迷いつつ、結局、起きて見てしまいました。

本日は、タイタニア一族の歴史及び四公爵それぞれのキャラクターの紹介編という感じでしたね。登場人物にあれこれと説明させていましたが、分かりやすく簡潔にまとめてありましたねー。特に四公爵それぞれの特徴については、見た目との相乗効果で、頭に入ってきやすかったように思います。

また、アリアバートがファン・ヒューリックに負けたケルベロスの戦いの解説もやってくれていました。こういう戦術的な部分は、小説だとあまりピンと来ないので、ちょっと嬉しかったです。

で、今回、とっても可哀想だったのが、アリアバート。原作以上に敗戦のことを他の公爵たちから、ネチネチと責められていました。またアリアバートも、この時点では、感情を露にして悔しがったりするシーンもあったんですよねー。彼は、話が進むにつれ、一番変化していく人ですから、こういう部分も覚えておくと面白いですねー。

逆にジュスランやファン・ヒューリックは、ある意味、キャラクターが完成されていて、背景や立場は変わっても、本人はそのまま変わらないように思います。
そういう部分でも、この先が楽しみです!
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お花見

2009年04月09日 00時24分33秒 | その他
本日、吉野へお花見に行ってきました。とても良いお天気に恵まれて、最高の気分でしたよ!
行く前は、どれだけ混んでいるのか心配していたのですが、平日だったこともあって、思っていたよりかは人出はまだマシでした。それでもケーブルでは10分程待ちましたし、トイレなんかも列ができていましたけどね。

吉野へ向かう途中、車内から見た桜はこれ以上広がれないというくらい目一杯に咲き誇っていて、それはそれは見事なものでした。

ただ、肝心の吉野では、思っていた程、桜は咲いておらず、ちょっと残念。やっぱり山は下界とは違うんですねー。上千本、奥千本は行ってないので分かりませんが、下千本は8~9分咲き、中千本は7分咲きといったところでしょうか。それでも、一目千本の見晴らし台から見ると、山がピンクに染まっていたので、見ごたえはありましたけどね。

これから行こうと思っておられる方、下千本・中千本の一番の見ごろは、恐らく今週末になると思いますよー。しかも、今週末はお天気も良さそうですので、楽しみですね!!
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黒影の館 建築探偵桜井京介の事件簿

2009年04月07日 00時23分46秒 | 小説
篠田真由美著「黒影の館 建築探偵桜井京介の事件簿」を読了しました!本作は、建築探偵シリーズの本編では第14作目となります。作者さまは、当初からこのシリーズは全15巻であると明言されていますので、残るところはあと1冊というわけですねー。わくわく。

確かに本作を読むと、ラストに向かって、これまでにばら蒔かれた様々な伏線を回収し、シリーズ最大の謎である「桜井京介」の過去についてもとうとう明らかになりはじめました。(でも全部ではないので、残念・・・)
まだお読みでない方のために、詳しくは書きませんが、桜井京介の本名や、彼の実家、親・兄弟・親戚縁者などなどが登場します。
また、神代さんと京介との出会いや、門野氏との関わりも明らかになってくるので、シリーズを読んでいる人にとっては、必読の書となっています。
また、これまでの作品の場合、シリーズものとは言え、順番をバラバラに読んだり、その1冊だけを読んでしまっても、とりあえず内容にはついていけたと思いますが、本作だけはそうはいきません。まあ、この作品だけを読む人というのはそうはいないと思いますが、万が一、たまたま手に取ってしまった人がいた場合、ちんぷんかんぷんな内容になってしまっているでしょうね。
それくらい、過去の作品との絡みが多いので、できれば一度復習してから読んだ方が楽しめると思います。実際、私もかなり忘れてる所があって、思い出しながら読んでいたので・・・。

で、今回の作品を読んで思ったのは、篠田さんはゴシックロマンっぽいものが合ってるなーということ。暗くて厳めしく曰くありげな旧家に、怪しげな登場人物たち・・・と、ごく普通の現代ものを描くよりもずっとイメージが湧いて、雰囲気が出ていたと思います。今作も推理ものとしてはイマイチぴんと来なかったけど、作品としては、なかなか楽しめました。

何はともあれ、このシリーズもあと1冊。京介の謎も、明らかになったように見せて、まだもう一段あるようですし、すっごく気になりますが、ずっと待ってやっと辿り着いたわけだし、あと1年程、頑張って待ちたいと思います。


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